今年一番良かった事はブログを始めた事

 今日は大みそか。今日で2010年も終わりである。ここ数年の傾向なんだけど、年々日本という国は住みにくく悪い方向に行っている様な気がする。切りの良い2010という数字に、始まった時は良くなるかもと思ったのだけど、結局その辺は改善されなかった。願わくば、2010年という年を史上最悪の年として、2011年からは全てに於いて上昇一方であって欲しいな。


 今年のニュースや世相などは、尖閣諸島の漁船衝突事件を始め、全てが理不尽さに対するいらだちと憤りばかりで、当方が実感した今年の事象を漢字一文字で表すとすれば「怒」か「憤」、日本全体を俯瞰して表すとすれば「失」か「属」だね。

 前回のエントリーでも書いたけど、良かった事は「良かった探し」をしても、サッカーワールドカップ日本代表の健闘ぐらいしか思いつかない。ゲームと中国、韓国、北朝鮮関連以外のいわゆる時事ネタには疎く、今年の流行りもので話題になった「食べるラー油」とかは未だに食べた事が無い。今近所のスーパーに余りまくってるんだけどね。流行りに流されたくないと思いつつも、情報弱者になるのはまずいかなとも思う。

 芸能情報も良く知らなくて、流行語大賞で話題になった「整いました!」のWコロンを、ちょっと面白いなと思っていたら実は創価だったとか……(ナイツは公明党の応援動画に出てたから知ってたんだけどね)。後で知ると裏切られた気分になっちゃうから、最初っから出自を明らかにしとけと。創価芸人は分かり易く、目印としてどこかに三色旗でも付けておいて欲しい。

 ……一応フォローしておきますと、当方には日教組の友人がいる様に、創価学会の友人も、在日の友人もいますよ。みんな10年以上の付き合いで仲よくしています。組織としての思想が嫌いなだけで、その思想を押し付けて来ない限り、個人は別問題。ただしタレントは外部への広告塔だから組織の要員と看做しますけど。


 さて個人的に2010年で最も印象に残る事は、当ブログを立ち上げた事である。ブログが一番印象深いという感想になるという事、それは取りも直さず家族内の不幸も無く、それでいて宝くじに当たる的な望外の幸運にも見舞われなかったという事でもある。

 それも10月22日のスタートだから、1年の6分の5は終わっている段階で始めた訳で、思い返せばまだ始めたばかりだったんだね。ただブログを書き始めてからは、1日1日が始める前のそれより確実に充実している気がする。ブログ開始後の6分の1の方が開始前の6分の5よりも長く感じられるほどだった。大袈裟で無くそう思う。

 毎日のブログを書く為に思考し、新聞などを読む時間も長くなった。話題になりそうな話を探したり、場当たり的に徒然なるままに日々の事を書きつつ、それでいて以前と整合性の取れる様に内容を推敲したりと、日々の過ごし方が変わった事は間違いない。知らない時事ネタを拾って来てブログのネタにした事で、知って行くきっかけになった事もあるしね。「痛いニュース」さんをリンクする事がとても多いけど、実はそこで全ての情報を得ている訳では無い。いろいろ回って情報を得た上で、メジャーで閲覧している人が多そうな「痛いニュース」さんを頼りにしてるところは思いっきりあるけど(いつもトラックバックさせて頂いて感謝しています)。

 それだけでも人生をプラスにする収穫であったと思うのだけど、さらに【ゲームクエスト】の投稿者だった頃の同好の方々と巡り会える機会が得られたのは、何よりの収穫であったと思う。ゲーム感想文掲載サイトのいち投稿者であった時代にはついぞ味わえなかった「お互いの感想文に対する感想をやり取りできる」という、横の繋がりというものを実感できた事は大きな喜びであり、それはブログ運営上の最大の持続力の喚起でもあった。現在リンクさせて頂いている3つのブログの皆さんには、心より感謝したい。


 では、来年も継続して行こうと思いますので、当ブログを宜しくお願いします。ご意見やご感想を頂けると、とても嬉しく、有り難く思います。


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