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あまやん胸いっぱい このページをアンテナに追加 RSSフィード

2009-04-12

[][][][] Open Reel Ensemble @大人の科学 レコーダーナイト

お花見のあとはお台場に移動して、東京カルチャーカルチャーの「大人の科学 レコーダーナイト」へ。先日メディア芸術祭でひと目惚れしてしまった「Open Reel Ensemble」のライブパフォーマンスを堪能してきました。

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4台並列接続されたオープンリールデッキを駆使して、さまざまな効果音をステージ上でテープに録音。これを巻き戻したり早送りしたりしながらベースラインに重ねていくことで即興の音楽を作っていきます。

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リーダーの和田さんは弱冠21歳(!)慣れた手つきでテープを頭出しする姿に思わず惚れそうになる。

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「To The Lost Future」

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テープのリールを手で掴んで文字通り「巻き戻す」様子がすごくダイナミック。

「Voice Ensemble」

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ヒューマンビートボックスを吹き込んでスクラッチ。素人っぽい歌い方が逆にエディット感を増幅してて楽しい。

「Blinking Somnium」

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前者をもうちょっと発展させて、コーラスとピアニカ演奏をプレイバック&スクラッチ

ピアニカの音を録音したリールを細かく揺らしてうねりを持たせています。このアナログなテープだからこそ出せる、情緒的なスピードの緩急が泣ける。

「Theme of Oplapascal」

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大昔の少年科学アニメを髣髴とさせる、iPhoneを使った一斉遠隔制御。


オープンリールの仕組み。USBインターフェースを組み込んであって、再生や早送りといった一連の操作をパソコン用のテンキーで制御できるようになっていました。

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車のキーロックなどに使われる「ソレノイド」。テープを振動させるエフェクターの役目を果たしているそうです。

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ライブ中は左の側頭部、もっと言うと左脳のあたりを誰かにマッサージされてるんじゃないかと思うくらいにキューッと締め付けられているような感覚がありました。たぶん、目の前で展開されることに必死で頭がついていこうとしていたんじゃないかと思います。

過去に発せられた音を呼び戻し、文字通りふたたび「再生」させるということがこんなにドラマチックとは。リズムとは無関係に一定速度で回るリールは音が収録された当時の空気そのままを纏っているようで、その走馬灯チックな佇まいににただただ目頭が熱くなってしまったのでした。

エレキテルが世に出たばかりの頃、電気という存在は魔術とされ、巷には「飲めば不老不死になる電気入りの薬」なんてものも出回ったのだそう。パソコンを使うことが珍しいことでは全然なくなったこの時代に「魔術師」が復活する様子を、この夜は目の当たりにしていたのかも知れません。

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