晴れ後曇り/普通/導き

今日は明け方に星景ぽいやつでも撮れないかと出かけてみたものの、出かけるのが遅すぎてお蔵入りに。微速度で繋いで見てもいまいちということで、せっかく雲ひとつない好条件をいかせず。都心で星を撮る難しさを再確認した。にしても、先日満天の星空を見て以来、もう一度見たいという思いが膨らむばかりでかなり持て余し気味だから困る。2,3等星が何とか認識できる程度の夜空で満足出来ていた頃が既にして懐かしい。1週間も経ってないんだけどさ。
夕方には西の空に月と金星と火星とスピカが集まるという一大イベントがあったので六本木ヒルズの展望台に行ってみたら、雲が多くて前者2つしか見られず。1日早ければ雲一つない空に浮かぶそれらが綺麗に拝めただろうにと思ってしまうものの、三日月と金星のそろい踏みが雲間に浮かぶ姿も十二分に味わいがあって、等価交換とはいかないだろうけどそれに近いものではあったんだろうなぁと思わせてくれた。

つかの間のランデブーを見届けた後はISSが来るはずだったけど、雲で拝めず。ほんと1日早ければねぇ…と思いつつみちびきを乗せたH-IIA18号機の打ち上げが迫っていたのでPVを見にJAXAiへ。1時間ほど前に着くと、土曜の夜ということとJAXAi@OAZOでのPVは(おそらく)最後ということが重なってか超満員。最終的にはJAXAiの箱がある踊り場まで人で埋め尽くされる大賑わいになった。待っている最中は、正直家でネット中継見れば良かったかなと思わないでも無かったものの、いざ打ち上げが迫って現地のカウントダウンが始まるとテンションがうなぎ昇り。10秒を切ってから集まった全員でのカウントダウンはやはり相当に楽しかった。

きく8号の時は平日昼間でカウントダウンも拍手も特に起きずに淡々としてた記憶があるけど、この熱の差がなんだろうと考えた時にはやぶさが頭をよぎるのはまあ仕方ないことでしょう。多分。
会場で配られたアンケートにはJAXAi廃止後も打ち上げの際にはこういったイベントを企画して欲しいと書いておいたんだけど、実際どうなるんだろう。全国の科学館等でこういったイベントを催すのも、天候やその他要因でのトラブルによる延期の可能性が常に隣り合わせということを考えればそう簡単ではないのかな。
といったことをつらつら考えるうちにフェアリング分離や第2段エンジンの始動・停止などつつがなく進み「みちびき」も無事に分離して最後に盛大な拍手で見送り。軌道投入の成否判明は2週間後。その後も長い試験期間が待っているけど、2号機3号機と繋がる結果をみちびけるように祈るばかり。頑張れ!