瑠璃の匠

出ない出ないと言い張りながらやっぱり出る、という、外出先でママに尿意を問われた子供のような成り行きで出ることになりました。
出るからには予習も頑張りますが、オールランダムを選ぶと大半が歴史なんですね。これはちょっとまずい。もう少し問題数的に拮抗してるものだと思ってました。

やれるだけやろう、うん。

美術・文学は94%が見えてきました。稼動終了が近付いたらもう一度、実力テストの夢を狙ってみるかな。

20091014

[前回までのあらすじ]

健康優良アメリカ人ヤングであるところのトム(17)は、ニューヨークで知り合った謎の東洋人にQMAでの勝ち方を尋ねられ、適当に「社会パネルでいいんじゃねえの」と返しておいた。彼が膝を叩いて喜んだあたりで煙に巻き、両親に黙って友人達と2泊3日のバカンスに出かけるトム。高嶺の花であるジェニー(17)が来るという話を人づてに聞いていたのだ。狂乱のバーベキュー、キャンプファイヤーも終了し、湖畔にひとり佇んでいると背後から声をかけられた。 「あら、こんなところで何をしているの?」 ジェニーだった。彼女がこんな僕に興味を?周囲を見回すトム。人影は見えず、静かな夜だった。 「あ、あの、何か、」 しどろもどろのトムの手を引いてジェニーは深い森の中へと彼を誘う。 「私のこと、優等生でおカタい女だと思ってる?」 ……まさか。 「パパやママはうるさいけど、もう大人なわけだし……」 トムは思わず唾を飲み込んだ。 「そろそろいいかなって。あなた優しそうだし、ね」 唐突にトムの唇を塞ぐジェニー。彼女も緊張で震えているのがわかった。頭の中で何かが炸裂し、夢中で服を脱ぎ捨てるとジェニーを押し倒すトム。一方その頃、二人の背後から不気味に忍び寄る影が。具体的にはゼットンが。

アメリカの田舎町が1000000000000度の火の玉で焼け野原になっていることも知らず、おれは紫星杯本戦のため岡山に来ていました。思えば数々の幸運が重なって出場が叶ったようなものですが、出るからには勝ちたい。


1回戦:AMS(美術・文学)/りゅせーぬ(社パネ)/サムグレコ(文パネ)/こりゃーげん(野球)

武器を出さずに初戦敗退はイヤだったので、即断で美術・文学を投入。これがちょっと不発でした。焦りましたが、りゅせーぬさんがなんと社パネを。これで点数を稼ぐことに成功しました。ありがとうトム(故人)。続いてサムグレコさんの文パネで二つ単独正解をいただき、こりゃーげんさんの野球はぐだぐだのままフィニッシュ。結果はりゅせーぬさんを振り切って1位でした。勝てないと思っていたので嬉しかった。


2回戦:MAJIN(理タイ)/こりゃーげん(スポマル)/AMS(社パネ)/くりみなルゥ(ゲーム・おもちゃ)

賢王登場。とにかく必死だったので、MAJINさんの理タイをどう凌いだのか記憶に残ってません。こりゃーげんさんのスポマルはほぼ全て勘に頼ったんですが、単独正解に自分で驚いて背後から茶化されることもありました。自分は社パネを出し、くりみなルゥさんのゲーム・おもちゃへ。実は密かに鍛えていたところでした。これを全答して1位通過。嬉しかったことは言うまでもなく。


準決勝:シンシアリー(アニゲマル)/レキ(社その他)/しろめしだよ(歴史)/AMS(地理)

賢竜登場。初っ端シンシアリーさんのアニゲマルチで1/6という炎上を起こし、気分はもう3人のデッドヒートを観戦するばかりの状態に。社会と文系はそこそこ戦えたような気がしますが、それでも1位のしろめしさんとは100点差の4位。マルチセレクトの防御力がないと簡単に負けてしまうということを痛感しました。食わず嫌いはダメなんや。



というわけで紫星杯本戦の結果はベスト8でした。
それよりもう、決勝の4試合がとにかく凄まじい熱戦なので是非ご覧ください。そのうちニコニコ動画にアップロードされるそうですよ!

200909030

大原まり子」のパネル問題とかあったんだ。
かなり久しぶりにSF作家の問題を見た気がします。それも日本人の。

蹴りたい背中』の問題を見て、あーこれが『蹴りたい田中』に分岐したらすばらしいのになーおれに対して、でもフェアな派生じゃないよなーやっぱりでもでもイデオン→イエオンとか無茶な分岐もあるし、ね……

夏への扉・新訳版』の装丁がお洒落でよかった。あれなら釣れる。何を?

20090902

 

8月23日、駅前スタジアムにおいて開催された紫星杯予選。
おれはこの大会に照準を合わせ、密かに渡米を繰り返してはネイティブアメリカンの長のもと、朝な夕な空を見上げグレイトスピリットの存在を感じ取ったり、動植物に例えた妙なあだ名を授かったり、バイソンに追いかけられたりしてきました。
「おいおいジャパニーズボーイ、まだ美術・文学なんてシケた武器にしがみついているのかい?いまニューヨークじゃもっぱらの流行は社パネ、これさ。地理に世界遺産にトレイン、おっと軍事も忘れないでくれよ!」
街で知り合った陽気なトムに勧められ始めた社会パネルも、なんとか使える武器にまで仕上がりました。

そして本番当日。トーナメントが始まってみると、確かに社会パネルを投げるプレーヤーが比較的多く見受けられます。しめた!とばかりに自分も準々決勝で社パネを投げ、苦手な芸能2セットを凌いで勝ち上がることができました。
「トムの言ってたことは本当だったんや!時代は社会パネルだったんや!」
歓喜するおれの精神に何者かが語りかけ、
「それでもお前の戻るべき場所はただ一つ……」
そして気付いたのでした。あの声はグレイトスピリットだったのだと。

続く準決勝では即決で美術・文学を選択し、『ナツァグドルジ』を引き当てるなどして2位通過。
「やっぱりおれの相棒は美術・文学だったんや!」
ごめんよトム。そういえば彼は元気にしているだろうか。友人と静かな湖畔のロッジに泊まるとか言っていたけれど、大丈夫なのか。
そんなこんなで紫星杯本戦への切符を手にすることができました。決勝の結果は2位でした。優勝はぽぽったーん(しろめしだよ)さん。彼が決勝で投げた武器も社会パネルでした。とにかく流行っているのは確かな模様です。

上の写真は何かというと、大会後に出かけた花火大会と最近購入した自転車。ブリヂストンのマークローザですが、このなんとも古臭いフォルムが気に入っています。松山もどちらかといえば、古臭さの残る街なので。

20090814

ゴールデンタイムはしどいです。

最近のお気に入り問題はバヌアツの大統領、カルコット・「マタスケレケレ」。

あと芥川賞直木賞に関する問題が結構増えてますね。
問題は難しくてもネタ元は安易という。