ーOOO-「ヱヴァンゲリヲン‐サウンドインパクト」で、貴様もヱヴァとシンクロしやがれ!

an_dan_go2011-09-16

 いや、あーた。
 だって、ヱヴァの音ゲーですよ?
 期待できないでしょ、フツー…。
 と、思っていたワタクシだったのですが。

 

 東京ゲームショウ2011初日、バンダイナムコゲームスのタッチ&トライイベント会場でこのゲームのプレゼンテーションに現れたのは、「あの」有名ゲームクリエイター飯田和敏さんだったのでした。えええっ!
 飯田さんは「アクアノートの休日」、「巨人のドシン」といった、ちょっと奇妙で個性的なゲームを作ったことで有名です。
 で、ゲームの制作がグラスホッパー・マニファクチュア。ここは「Killer7」や「シルバー事件」、「花と太陽と雨と」といった、これまた個性的な作品を作ることで有名な会社です。
 個性的な作品を送り出し、作品性作家性を重視しそうなチームの面々。
 それがなぜキャラゲーを? バンダイで? それも、ヱヴァの音ゲーを???
 頭の中にさまざまな「???」が浮かびまくりながら、ゲームをプレイしてみたのですが。
 
 触ってびっくり、いや、コレ、面白いわ!
 試遊時間のわずか20分をフルに使い、夢中で一気に6面までいっちゃいました。
 操作は簡単で、ほとんどの面はボタン2個でプレイ可能です。難易度も抑えめで、ゲームはスイスイ進められます。
 とにかく遊んでいて気持ちいい。脳汁がドバドバ出まくりです。黙って見ててもキレイなムービーが流れるんですが、そこにジャストなタイミングでボタンを押してやると、音やセリフが流れます。
 ゲームとしては簡単なんだけど、音ゲーだからちょっとタイミングがずれると音のタイミングがずれてキモチ悪い。だからもっと上手になろうと何度もプレイする。そうすると自分自身とゲーム世界のシンクロ率がどんどん上がって、どんどんハマっていく。


 で、各ステージごとに遊び方が変わるんだけど、それがヱヴァの世界感にマッチしているというか。
 なんつーか、個性的な作家集団がヱヴァンゲリヲン音ゲーという切り口で再解釈してみせてくれたというか、新しい切り口の音ゲーミニゲーム集を作ったけれどソレはヱヴァの世界と不可分だったというか、そういう感じがしました。
 いやー、コレはちょっと触ってみないと面白さが伝わらないッスよ?
 ぶっちゃけ、今回は4本のゲームにタッチ&トライしたわけですが、いちばん買いたいのはこのゲームだったですね。実はPSP持ってないんだけど、買っちゃおうかどうしようか悩み中のワタクシなのでした。


 ところがこの東京ゲームショウでは、一般参加者向けのタッチ&トライが行われないそうなのです。触らなければ面白さが伝わらないのに! もったいない!
 と思ったら、iPhoneiPod touch向けにApp Store
ヱヴァンゲリヲン新劇場版-サウンドインパクト-Lite」を配信中なんだそうですよ。
 興味がある方は、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか?