ーOOO-月夜ふたたび

 今日の金星食は見られなかったし、月曜日の月食は曇りで撮れなかったし、せっかくのカメラもレンズも出番がなかったな…。
 そいじゃ、そろそろ寝ようかな…と思いつつ窓の外を見たら、おお、けっこうイイ感じの月が浮かんでいるじゃ、あーりませんか。
 そういうわけで、こないだ買ったレンズで月の撮影に再チャレンジ!
 右手はシャッターに添えて。
 左手はレンズを押さえ。完全マニュアルのレンズだからめんどくさい。ズームして、絞って、ピントあわせて。
 でも、両手を使って必死に写真を撮るのは、なんともいえず面白い。
 アレコレ試行錯誤した結果が、これだ!
 
 おおお。
 うれしかったので、月の部分だけ画像エディタで切り抜いて拡大。
 
 いやー、これくらい写ってくれるとウレシいですな。今度撮るときは、もうちょっと頑張りたいです。


 さて、ペンタックスQで純正じゃないレンズを使った場合の注意点として、メカニカルシャッターが使えず、電子シャッターになるという点があげられます。
 メカニカルシャッターだと一瞬で…というか、100分の1秒といえば100分の1秒キッカリでシャッターが動作します。
 しかし電子シャッターだと、同じ100分の1秒でも、画面の上の方から順番にメモリーに取り込んでいくという形でシャッターが切れるのです。だから、画面の上と下ではビミョーに時間がずれている。
 するとどうなるか?
 さっきの月の写真を良く見ていただくとわかるのですが、上の部分に比べて下の部分は画面右に動いています。なんつーか、全体的に斜めっているというか。
 そういうわけで、動物とかの動きが激しいモノを取るときは注意が必要です。
 でもさっき書いたように、両手を使って必死に考えながら写真を撮るのは楽しいですな。不得手や弱点はありそうですが、まだまだ楽しめそうなカメラです。