2008-12-04
非医療者に知ってもらいたい医療10ヶ条(修正版)
医療10ヶ条 | |
1:医療は不確実です。医療には限界があります。医師がどんなに手を尽くしても亡くなることはあります。
2:医師はエスパーではありません。症状をきちんと伝える為に「いつから、どこがどう痛いのか」等を予めメモにまとめておきましょう。
3:医師は敵ではありません。敵なのは病気であり、医師は共に戦う仲間です。
4:医師は病気を治すのではありません。医師は病気を治す手伝いをするのです。
5:新聞やニュースの医療記事を鵜呑みにしないようにしましょう。偏向報道の場合があるので出来たらネット等で調べ、多角的に考えましょう。
6:「たらい回し」「受け入れ拒否」という言葉は使わないようにしましょう。これらは人手・設備不足等で受け入れ能力がないために起こります。つまり「受け入れ不能」「受け入れ困難」の方が適切です。
7:“ベッドが満床”のベッドは物理的なベッド以外に、酸素マスクや看護する人員等含んだ設備と言う意味があります。つまり「ベッドが満床」=「(物理的な)ベッド・設備・人員すべて受け入れる余力が無い」んです。それから“ベッドが無ければソファに寝かせて治療”は重症患者ではとてもできません。
8:「一般人だからわからない」と言わずに調べるくせをつけましょう。自分の病気についても人任せにしないで正しい知識をつけましょう。
9:時間外の救急外来に平日昼間のような設備や人員は望めません。コンビニ受診は控えましょう。
10:医療崩壊について調べてみましょう。医療崩壊、医師不足や受け入れ不能事件の一因は我々国民にもあることを自覚し、何をしたらいいのか建設的に考えていきましょう。我々非医療者、医療者が協力し合わなければ医療崩壊はくい止められません。
【追記】
私は一般人です。非医療者なりに医療について調べたこと、患者として感じたことをまとめたのがこの10ヶ条です。
医療崩壊を少しでもくいとめるために多くの非医療者に知ってもらいたいのです。
- 35 http://punigo.jugem.jp/?eid=495
- 4 http://law-med.net/?m=pc&a=page_fh_diary&target_c_diary_id=14323
- 4 http://mjl.matrix.jp/?m=pc&a=page_fh_diary&target_c_diary_id=4195
- 3 http://doctors21.jp/?m=pc&a=page_fh_diary&target_c_diary_id=5376&comment_count=2
- 2 http://blog.search.goo.ne.jp/search_goo/result/?MT=医師不足&from=web&da=all&dc=10&st=time&tg=all&ts=all&fs=all&rm=1&pg=3
- 2 http://d.hatena.ne.jp/bn2islander/20081204/1228394445
- 2 http://d.hatena.ne.jp/keyword/医療崩壊
- 1 http://ask.jp/blog.asp?o=0&qsrc=95&hq=&q=たらい回し&btnBlg.x=0&btnBlg.y=0
- 1 http://cmuah.realog.jp/2423825.html?y=2008&m=12&d=&s=d
- 1 http://d.hatena.ne.jp/ancomochi

内容には異議ありません。
どうも有難うございます。
何時になるかは未定ですが、拙ブログでもご紹介させて頂こうと思います。
ところで、COMLの『新・医者にかかる10箇条』はご存知ですか?
http://www.coml.gr.jp/10kajyo/index.html
私は、ancomochiさんの10ヶ条のほうが好きですね。
コメントありがとうございます。ブログ拝見しています!
医療者の方から異議はありませんとコメントいただけて
ホッとしました。
ブログで紹介して下さるんですか、有難うございます♪
『新・医者にかかる10箇条』は知りませんでした。
どれも頷く内容で良いですね。
この医療10ヶ条は、医療ブログを読んだり、患者として感じたりしたことをまとめただけなんですが、これを医師ではなくて非医療者が発信するところが重要だと思っています。
うろうろドクターさまの所からやってきましたo(^-^)o
産科医療のこれからという、ウソっぽい(少なくとも現場の者にはそういう名前に段々なってきてしまいました(涙)。)怪しいブログを経営しております。えーん。
紹介させていただきますね(>▽<)!!!
あと資料室、お役に立つと思いますので置いていきます。
http://obgy.typepad.jp/blog/cat2771396/index.html
もう、自分でも検索機能を使わないと何がどこにあるかわからない状態です。とほほ。。。。記事多すぎ。
ブログ拝見してますよー。
資料室、とても参考になります。
ありがとうございます!
正直、資料集めに苦戦していたので...(汗)
『うろうろドクター』さんから来ました。
『うろうろドクター』さんの記事より転載させて頂きました。
いい内容で、広く読んでもらえたらと思ってます。
記事を紹介してくださって有難うございます。
医療崩壊を少しでもくいとめるために、多くの非医療者の人に
読んでもらいたいと思って書きました。
このようなエントリーありがとうございます(私自身は数年前に救急病院から逃亡してしまいましたが)。1点だけコメントいたします。
7.ですが、これは、「満床ならソファに寝かせればいいじゃないか」等のクレームに対する回答だと思うのですが、このように提示されてしまうと、まるで「ベッドは空いているけれど設備や人員がない」状態があるように読めてしまいます。
が、設備やら人員やらはベッド数に見合うだけ揃えておくのが普通ですから、ベッドは空いているけど設備や人員がないという状態は通常ありません。満床とは文字通りベッドに空きがないのです。
満床であっても、軽症患者なら、救急処置室のベッドで朝まで休んでもらう(これは入院扱いになりません)こともできますが、重症患者にそんなことをしたら、助かるものも助かりません。
翌日、入院予定のあるベッドも通常空きベッドとはいわれません。そこに急患が入院したら、予定入院の人が入院できなくなるからです。急患さんが、朝まで経過観察すれば帰せる見込みがあれば、そのベッドに入院させることもありますが、重症であればあるほど翌朝退院する可能性が低いのは自明です。
救急病院は通常(可能であれば)、その夜の急患用のベッドをいくつか空けておきます。どのくらい空けておくかは、入院待ちの患者さんの数と病院の経営状態によるでしょう。そうしておいても翌朝までに満床になってしまうのは、よくあることなのです。
丁寧な説明して下さって有難うございます。
なるほど、確かにそのように解釈できてしまいますね。
JSさんのお話を総合して、
7:“ベッドが満床”のベッドは物理的なベッド以外に、酸素マスクや看護する人員等含んだ設備と言う意味がある。つまり“ベッドが満床”=「(物理的な)ベッド・設備・人員すべて受け入れる余力が無い」ということである。それから“ベッドが無ければソファに寝かせて治療”は重症患者ではとてもできない。
ちょっと長くなりますが、どうでしょうか。
もう少しスッキリしそうな気もしますが...
この項目はJSさんがおっしゃる理由もあるので、特に非医療者の人達にわかってほしい事柄です。できるだけ誤読をしないようにしたいですね。
専門的なことを短文でわかりやすくまとめるというのは本当に難しいですね...
今になって、ですます調で書けばよかったかなと思ったり。。
もうダメだと愚痴りつつ、まだまだ諦めの悪い医者です。
わたくしも。
現場にいる先生方には手に負えない業火が見えているのだと思います...
もう崩壊は免れないと思いつつ、それでも僅かでも被害が少なくなってほしくて、しぶとく足掻く一般人です。。
私も医療崩壊に阻止のため何かできることをと思ってブログを始めましたが、性格の悪さと能力の限界で、インデックスになるものはできませんでした。ancomochiさんのブログのようにびしっとまとまったものがあれば、私のようなものがわけわからんことを書いて情報とも言えないもののボリュームが増えるのを防ぐことができます。
どうぞこれからもがんばってください。ancomochiさんのお志と才能に感謝しています。
お褒めいただきありがとうございます。恐縮しちゃいます。
沢山の医師ブログから先生方の現場の叫びを聞き、「何かできないか」と思っていたところ、非医療者の都筑てんがさんが草の根活動をしていらっしゃるのを見て、手探りで始めました。
実は別で医療関係のブログを書いていましたが、ごちゃごちゃしてきたので「情報のみを置くブログを作ろう」ということでこのブログを作ったんです。
非医療者が発信していかなければ届かないこともあるので、忍冬さん、非医療者として共に頑張っていきましょう。
いつもお世話になっております。
ベッドが満床の意味が本当に示されていると思います。
僕は血液内科として白血病などの診療に従事しておりますが、一般病棟では白血病の患者さんは受け入れてもらえないということもあります。
病院でベッドが空いていれば…という問題でもなく、施設、設備、人員・・そういったものを含めてベッドが足りない・・という意味でよいと思います。
いつもBlogにコメントをありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします
うろうろドクター先生のところからやって来ました。
僕は獣医師なのですが、僕のところでも転載させてください。
最近の医療を巡る流れは、僕たちにとっても人ごとではないです。
白血病の患者さんは一般病棟で受け入れてもらえないことがあるんですか、知りませんでした。外側から見てるとわからないことって本当に多くて。そこから誤解や溝が生まれるのは哀しいので、医療の事情を一般の人達に広く知ってもらいたくて10ヶ条にまとめました。
「ベッドが満床」の項目は“救急受け入れ問題FAQ”を参考に、そして医師の方のアドバイスで完成しました。
こちらこそこれからも宜しくお願いします。
転載は自由になさって下さい。
本当に人ごとではないですよね...
もっと多くの方に読んでもらいたく、私のブログでも紹介させていただきました。
ご紹介ありがとうございます。
1人でも多くの人に医療の実情を知ってもらいたいです。
こういうことを書く必要がない関係にしていきたいですね。
さて、どういう点が医療崩壊だとお考えですか?
>こういうことを書く必要がない関係に
そうですね。少しでも溝がなくなることを願っています。
どういう点が医療崩壊だと考えているかと言いますと、受け入れ不能事件が起こること、それの原因である医師不足等の諸々の問題を含めて医療崩壊だと思いますが...
これってもし国がしかるべき政策を取って医師の数が充足したとしても医療崩壊は解決したとは言えないんじゃないかと思っていて。
この10条の1、2、9はごく当たり前のことだったのに最近はそうではありません。
1は皮肉にも医療が高度に発達してしまったことが死を遠ざけ、「亡くなるはずが無い。亡くなったら医者のせいだ」という思考の人を増やしてしまったのかもしれません。
病気の中には理不尽な不運としか言いようの無いものもあります。それに対して怒りが生じるのもわかります。しかし理不尽な病気の憤りを医師にぶつけていいのか...?と思うのです。
誰のせいでもない理不尽なことでも犯人探しが始まります。医療以外でもそうです。不寛容で他罰的な風潮だとよく感じます。
この10条、医師に酷い目に遭わされた経験のある患者さんは反発を覚えるところもあるでしょう。私も明らかにひどい扱いを受けたこともあります。でもだからといって医師全部を悪い風に見るのは違うと思うのです。同時に医師の言うことを全部鵜呑みにしてしまうのも危険だとも思います。
患者自身が自分の体のことなのだからしっかりとしなければいけないと思うのです。医師に敵意をむき出しにするのでも過度に信じきるのでもなく、「医療は不確実」を頭に置きながら、病気と医師と向き合っていかなければいけないんじゃないかと。
もちろん症状が重くてそれどころじゃない時は難しいとは思います。ただ、普段から意識を高めておくことはできるのではないでしょうか。
私は患者側の人間です。医師に求める前にまず患者である自分が改めることがあるのではないかという思いが書いたきっかけでもあります。
確実にkoredeiinoさんの質問からズレてしまってます。。まとまりもありません...すみません。
非医療者から非医療者へ、と言うコンセプトは私も賛成です。これからも応援しております。がんばりましょう(^^
紹介&トラバありがとうございます。
ハイッがんばります!
こんな方がいらっしゃるから、また明日も頑張れるんです。
心温まります。ありがとうございます。
私もまた頑張れそうです。こちらこそありがとうございます。
ところで、医療12月21日(日)NHK総合21:00〜「医療再建」はご覧になりましたか?愕然としたのは、厚労省を初め、誰もそれぞれの疾患に対して「どこにどれだけの患者がいるか」知らないんですね!それで「医者を増やす」で対応できるのでしょうか?(メタボ人口ってどう出したのでしょう?)
私はブログなどで情報発信していませんが、住んでいる自治体に、そこはどうなっているのか問い合わせたいと思っています。
有権者の働きかけで自治体が調べておけば、様々な問題への最重要データになるはずです。いざ厚労省が重い腰をあげて調べ始めるのでは遅いですから。
あと、「自由標榜」にも驚きました!聞いたことはあったのですが、抜け道だと思っていたので。楽をしたい人が増えている(勤務医が過酷過ぎることは存じています…弟がそうなので)ことにも、問題があると思います。報酬はもちろん多角的に対策が必要ですね。さて、私に何が出来るか…出来ることからやっていくしかないですが。
10ヶ条、どんどん配っちゃって下さい。
できれば医療Q&Aもあわせて配って下さるとうれしいです。
NHKの番組は見ていませんが、方々で話題になってる様子を見るとかなりひどい内容だったようで...
こちらのブログのコメント欄(http://nuttycellist.blog77.fc2.com/blog-entry-1214.html)に出演された方の裏話が載っていました。是非読んでみて下さい。
『Nスペ「医療再建」の闇をあばく!』http://hello.ap.teacup.com/sodateru/624.html
また、視聴者側ですが、問題意識が薄い人には入門編としてはまぁまぁでしょう。要は最後に皆さんがおっしゃった「注目し続けること」が一般人には最重要ではないでしょうか?
なので「闇をあばく」のもいいですが、ぜひ6時間分の収録内容全部とその続きをネットで公開していただきたいと切に願っています。
非常識110番というのがありました。それで治安崩壊になりますか?医者増やせという意見には多くの問題があります。公務員問題もそうです。医者増やせと言っている中には公的病院の事務員なども含まれます。医療崩壊というなら医者が居なくて死んでいる人が何人居て、どの様に医療が崩壊しているのか数値で示す必要がありましょう。しかし、OECDの平均というだけではまるで説得力はありません。今の医者不足、公務員が失業したくないだけで言っているという側面もあるのです。
koredeiinoさんの考える、最近増えた受け入れ不能事件の原因と解決法をご教示してくれませんか?
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研修医の4割が「過労死ライン」の80時間を超す時間外労働
朝日新聞 2007年5月14日 より
病院で働く研修医や非常勤医の時間外労働は月平均73時間にのぼり、「過労死ライン」とされる月80時間を超す医師も4割以上いる――。病院勤務医の労働実態について、日本医療労働組合連合会がこんな調査結果をまとめた。
昨年11月〜今年3月、アンケート形式で前月の勤務について聞いた。回答したのは33都道府県の約180病院に勤める常勤医1124人(推定平均年齢42歳)、研修医130人(同27歳)、非常勤医91人(同32歳)。
時間外労働は、常勤医の月平均60.4時間に対し、研修医73.3時間、非常勤医73.2時間。月80時間を超す時間外労働も研修医の40.5%、非常勤医の48.5%にみられた。
一方、研修医で時間外手当を請求しているのは16.2%に過ぎなかった。「宿直は月4回以上」「当直明け後も勤務」とした研修医も、それぞれ7割を超えた。
04年に始まった臨床研修制度では、新卒医師が自分で研修先を決められるようになり、研修に専念するため一定額の収入を保証、アルバイト診療を禁じるなど、待遇改善が期待されている。
医労連は「新研修制度になっても、過酷な勤務は変わっていない」としている。
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なぜ医師の多くが過労死レベルの時間外労働を背負わされているかと言うと、もちろん、マンパワーが足りないからです。
昨今、血眼になって医師を招聘しようとする病院・自治体はそこらじゅうにあり、そして一般人には目もくらむような年俸が提示されていても決して充足されていません。特に産科医などはのんびり失業している暇もないほどに引く手あまたです。
お産が取れるならヤブでもカルトでもいいから手伝ってほしいという産科医も本当にいるくらい、医師不足は進行しています。
良く練られている10か条ですね。
今後も活動がんばって下さい。
受け持っている講義で紹介したいと考えています。
>5:新聞やニュースの医療記事を鵜呑みにしないようにしましょう。偏向報道の場合があるので出来たらネット等で調べ、多角的に考えましょう。
について、ネットでも誤解・偏見による記事もありますので「多角的に調べて」参照することが必要ですね。
>9:時間外の救急外来に平日昼間のような設備や人員は望めません。コンビニ受診は控えましょう。
当初私もそのように講義で説明していましたが、よくよく考えてみますと健康な人々は不断病気のことをきちんと考えていないのではないでしょうか。そのような人々に、あるとき症状が現れると「
重大に」考えるのが自然だと思います。昼間受診できるのに夜間が待ち時間が短いといった場合は言語道断ですが。
コンビニ受診を控えるためには、ある程度の自己判断できるガイドが有れば望ましいと考えていましたが、丹波市の県立柏原病院の小児科を守る会の皆さんが、医師と協力して小児急病時の「受診の目安チャート図」を作製している。
HP:http://mamorusyounika.com/index.html
チャート:http://mamorusyounika.com/chart6.pdf
他科でもこのようなチャートができると、一次救急へ出向くべきか、救急車を頼むかの参考になると思うのだが。
また、YTVの「NewsZero」では鹿児島県鹿屋市での基幹病院と開業医の連携が紹介されている。私が住む地域でも夜間診療センターがあり利用したことがある。恐らく多くの地域にこのようなシステムがあると思いますが、住民に周知されていないのではないでしょうか。
http://www1.ntv.co.jp/news/wmtram/zero.cgi?movie=081216106.cgi.300k.99999.html
医療崩壊の最大の責任者はマスコミだと思っています。
視聴率稼ぎ?の医療バッシングにあっさり乗せられ、メディアリテラシー皆無の「愚かな大衆」が医療に不信感を募らせた。
医師の総数は減っていませんよ。
偏在が進んだのは確かでしょうが、それにしてもなぜわずかな期間で一気に医者あまりから不足になったのか。数が減ったわけでもないのに。
つまらない説明だの承諾書を取る時間がかかるようになったとか色々ありますが、医師が以前ほど「無理」をしなくなった、というのが実は大きいと思いますよ。
偏在もそうです。無理してきついところにいかなくなった。楽なところばかりにいくようになったと非難されますが、皆さん仕事先を決めるときに楽しくて給料いいところ選ぶんじゃないですか、普通?
医者が今まできつい厳しいところに自ら進んで飛び込んでいたのは別にマゾだからではなく、人の命を助けて「ありがとうございました、先生に助けてもらいました」と言われることに無上の喜びを感じていたから。
それが・・・・どうにも助けようのない重態の患者さんに対して精一杯やっても、結果が悪ければ感謝どころか「医療ミスだろう」と見当違いの言いがかりをつけられるようになった。
OECDの最低ラインしか医者がいないなんて昔からです。なのに日本が世界最高水準の医療を維持できていたのは日本の医者の異常な献身と自己犠牲があったから。
普通の2倍3倍働いていた日本の医者が見当違いの医療不信にぶち切れてしまって1.5人分しか働かなくなったら、そりゃ医療も崩壊します。
今ではもう、奴隷のような生活が当然だと思っていた医師たちも普通の生活に目覚めてしまった。
こうなったらもはや二度と元には戻りません。
いままでが異常だったのです。
少しでも崩壊のスピードを食い止めるには、こちらの10箇条は役に立つでしょう。
賢い患者にならないと。健康を守ってくれるシステムはどんどんなくなりますから。
ありがとうございます。
転載してくださって有難うございます。
今後もできることをして行くつもりです。
9番ですが、夜中に救急外来が開いている意味を考えて欲しい。
翌日までおいておけば死んでしまったりひどい後遺症を残す病気が、病院が閉まった後に急に発症してしまった人、つまり「重症の急病人」のためにやっているのです。
2週間前から咳が出るとか、3日前から腹が痛いというのはいくら症状がひどくても厳密に言えば対象ではないのです(もちろん実際には診てますけどね)。
そして、夜中にあなたが起こしたその医者は、寝不足のまま次の日も過酷な仕事に突入するのですよ、殆どの場合。そしてその寝不足の医者はおそらくその当直の時点で既に過労状態になんですね、普通の医者なら。
自分の仕事で顧客に夜中たたき起こされる事がある人は少ないと思います。医者だからといって24時間休まず働けと言う前に、少し「常識」を思い出してみてもらいたいものです。
講義でぜひ使って下さい。
>ネットでも誤解・偏見による記事もありますので「多角的に調べて」参照することが必要ですね。
ええ。ネットの情報も全てが正しいわけではないので、ある医療記事について複数の情報を集めて“鵜呑みにしない”で“多角的に考える”ことを常に心がけようということです。
>そのような人々に、あるとき症状が現れると「重大に」考えるのが自然だと思います
そうですね、「昼間受診できるのに夜の方が待ち時間が少ないから」という明らかに悪質な人以上にそういう人は多いと思います。(あくまで私の感じる印象ですが)
東京消防庁のサイトに「救急車を呼んだ方がいいのかな?迷ったら救急相談センター」というページ(http://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/kyuu-adv/soudan-center.htm)があります。おっしゃるように便利なシステムがあってもそれ自体を知らない人が多数いて活用されていなさそうですね。
そもそも一次救急、二次救急といった違いを知らない人も多数いるんですよね。恥ずかしながら私も医療に興味を持つまで知りませんでした。
学校で教わるわけでもないので、一般人が知る機会ってないんですよね...。(そういったことを義務教育中に教えるべきだと思っています)
救急に関する情報も集めてまとめて載せたいです。
>なのに日本が世界最高水準の医療を維持できていたのは日本の医者の異常な献身と自己犠牲があったから。
その通りですね。それは当たり前ではない、今までがとても恵まれていたことを私達非医療者(一般人)全員が認識しないといけないと思っています。
>9番ですが、夜中に救急外来が開いている意味を考えて欲しい。
ネットでも「医者なんだから眠らず休まず献身的に自己犠牲をしろ。医は仁術だろう」という論調の人はまだまだ見かけますね...。
ファルコンDrさんがおっしゃるように、今まで医師たちの異常な献身と精神論でどうにか保たれてきたというのにさらに要求していることに気付いていないんですよね...。
医師もアナタと同じ人間なのに、よくそこまで要求できるなと私でも思います。
「人の命がかかってるんだから、夜間でもどこの病院でも専門医と設備を全部そろえておくべき」という理想があるようです。そんな医療資源はまったくないんですが。
ただ、中には夜間に働く医師も他の職業のように夜勤明けは休めると思ってる、勤務実態を知らない人もいるみたいです。
医療の常識であっても、かかわりがないと知る機会はありませんから、そういう人は説明すると意外とわかってくれます。現状を知らないゆえに誤解や批判が生まれるので、非医療者に知ってもらうためにこのサイトを作りました。もっと多くの人に現状を理解してもらいたいです。
おすすめ医療系サイトに載せていただきありがとうございます。
「非医療者に知ってもらいたい医療10ヶ条」いいですね。
わかりやすく、きれいにまとまっていると思います。
(ああ、自分にもこんなセンスがあったら・・)
この医療10ヶ条、すばらしい内容なのでしょう…お医者様の側からすると。
確かにモンスター患者(?)が居るのも確かでしょう。でも、ancomochiさんもおっしゃっている「全ての医者がそうではない」ように、そんな患者が全てでは無いでしょう。
そして、「ベッドが無いから」「一杯働いているから」なんていわれても、やっぱりお医者様側からの言い訳に聞こえてしまうのです。
たぶん、患者さんの側からすれば、「とりあえず、今の状態はどんなんだかプロとしての判断で確認して欲しい」って思いってあると思うんです。
例えば「ベッドが無い」にしても、ずっとそこに居て治療をしてもらうことを望んでいるわけでは無いんじゃないかな?って思うんです。
「たいしたことありませんよ。水分を取って、少し休んでいてくださいね」とか、そんなことで良いと思うんです。
本当に重症だったとしても、なにもされない(出来ない)救急車の中に2、3時間も居させられるより、応急的に何か出来るんじゃないかな?って思うんですけど。その間に、別の受け入れ可能な病院を見つけてもらえばよいんだからって。
普通にそう思います。
そういうことがしてもらえない・病状を確認もしてもらえないで、「とにかく、ベッドの空きが無い・医者が居ないんだから来られても困る」的な断り方をされているように見えるので、「たらい回し」とか「受け入れ拒否」なんて言葉になってしまうのかな?と思います。
・・・とにかく、ベッドの空きが無い・医者が居ないんだから来られても困る」的な断り方をされているように見えるので・・・
とおっしゃるけど、現実にはその通りだから受け入れられないのではないでしょうか?医師が手いっぱいのところに別の急患が来たても何の処置もできないのは当たり前のような気がします。だったら当然他の病院に搬送した方が良いのではと思うのは私だけ?緊急を要する場合ならばなおのこと、いつ手が空くか分からない医師を搬送先の救急室の前で待つよりは、人手があるより救命の可能性のある他の病院を探してもらう方が我々患者側としてもずっとありがたいと感じます。受け入れることにより発生する可能性のデメリットと、断る(られる)ことによるメリットの検証が全くされていないことも問題ではないでしょうか。
私は必ずしも受け入れ不能と言って救急要請を断ることが悪だなんて全く感じません。これは拒否とは全く違いますよね。”タライ回し”だって考えようによってはより良い環境の施設に回してもらえると考えればむしろ望むべきかと。(ただ時間がかかるのだけは何とか改善して欲しいとは思いますけれど)
最近ネットでいろいろ調べたら日本の医療へのアクセスの簡単さと患者負担のあまりの安さが世界的に見てむしろ異常であることがわかりました。アメリカドラマのERなんて結構嘘が入っているんですね。このままいくと冗談抜きで日本でも医療保険掛け金が日本でも毎月20万円以上なんて命を金で保証するなんて日が遠未来に来てしまいそうな気がしてきました。まあ”タライ回し”も”受け入れ拒否”という言葉もどちらもマスコミが作り出した医療たたきの言葉でしょう?マスコミの皆さんには少しは一般人並に言葉のお勉強をしてほしいものだといつも思っています。彼らに我が国が誇る世界最高の医療をつぶされてなるものですか!!ちなみに国民皆保険制度が破たんしてしまうと100兆円規模のおいしい市場が新たに発生するとか??それを狙ってる企業が多いのでしょうね。
ようこそ、いらっしゃいませ。
医療10ヶ条はいろんな人のご意見が集まってできたのでその方たちのおかげです。これからも宜しくお願いしますね。
お越しくださり、有難うございます。
同じ非医療者の方が医療問題について興味を持つことはとてもうれしいです。
話に入る前に私の考えなどをまず書きますね。
私はhenrさんと同じ非医療者で、受け入れ不能事件はもう起きてほしくない、自分の大切な人にそんなことが起きてほしくないので何とかならないだろうか?と真剣に考えています。
これは多分henrさんも同じ想いではないでしょうか?
>確かにモンスター患者(?)が居るのも確かでしょう。でも、
>ancomochiさんもおっしゃっている「全ての医者がそうではな
>い」ように、そんな患者が全てでは無いでしょう。
私は全ての患者がそうだとは全く書いてないと思うのですが...。。
医師全体の中のごく一部に悪質な医師がいるように、患者全体の中のごく一部に悪質な患者はいるということです。
henrさんは「たとえ受け入れられなくても、応急処置したり患者さんの不安を和らげることなど出来る事があるのではないか?」とお考えになった。
そのように考えることはすごくわかります。
しかし『無い袖はどうやっても振れない』のです...。
入院患者を手いっぱい抱えていて診る余力も無く、重症患者さんにできることもなく...
重症患者さんに一番必要なのは、高度な医療とそれを提供できる病院を探して治療をすることです。
「患者を救命する」ことが一番の目的です、henrさんもそうではありませんか?私が患者だったらそう思います。
そのためにできることはとにかく「受け入れ能力のある病院を探すこと」以外にないと言うか...
以前、私が入院していた時、夜間の病院にひっきりなしに救急車が来て、その間も病室の入院患者さんが急変したり、亡くなられたり...入院患者も救急も両方対応していた医師はとても大変そうでした。翌日、クマがくっきり出てましたからね...私よりも顔色が悪いくらいでむしろ心配でした。
これは個人的な経験ですが、手いっぱいで無い袖が振れない状態を垣間見た体験です...
念のため言いますが、「医師が不足していて無理だから仕方ない」と諦めよう的に言ってるんじゃないんです。
『医師が不足していて手いっぱいで、全く受け入れられない状態』だということをまず知ってほしいんです。
大まかにいうと、受け入れ不能事件の原因は医師不足で、医師をこれ以上減らさない&増やすこと以外に根本的な解決法は無いでしょう。
これもhenrさんからは「お医者さん側の言い訳」にしか見えないでしょうか...?だとしたら私の文章能力が低いせいです...
henrさんは私の意見を医師を全面的にかばってるように見るかもしれませんが、それはちょっと違います。
私は今ある医療を守りたいんです。このまま医療崩壊が進めば、受け入れ不能事件がどんどん起きて、当たり前に受けられた医療が受けられなくなります。
もしかしたら盲腸手術に200万以上かかるアメリカ型医療か、ガンの手術が半年先といったイギリス型医療になるかもしれません。
医療崩壊の問題のひとつとして、医師の過重労働も何とかしなければいけないと思っています。
医師を守るのは同時に患者を守ることとも同義です。
医療崩壊をして一番困るのは患者です。私たち一般人です。だから私はもう必死です。
少しでもhenrさんに伝わるといいのですが...
うろうろドクターのところから来ました。
以前にも目にしたことのある記事です。
非常によくまとまってると思います。
拙ブログにても紹介させてもらいたいと思います。
よろしくおねがいいたします。
いろんな方が転載してくださっているようです。
ご紹介いただき、有難うございます。
医療者、非医療者関係なく賛同していただけて
本当にうれしいです。
紹介させてもらいます
自分達がもっと医療と向き合わないといけないのが、この10ヶ条でよく伝わります
ご紹介、有難うございます。
医療ブログじゃなくても大歓迎ですよー。
そうなんです、もっと多くの人が医療と向き合わなければいけないと一番強く思っています。それが伝わってとてもうれしいです。
ある問題が起きているようだ。
現状を調査し、原因を分析、その上でその原因に対する
対策がなされて初めて問題が解決していくものと誰もが
認識していると思います。
そこで、現状の医療崩壊はどこに問題があるのかをお尋ねいたしました。
救急受け入れ不能が問題だとのお答え。
それは救急の問題で、そのことをもって医療崩壊といっていいのか、問題の本質が見えなくなってしまうのではないかと危惧いたします。
精神科や内科、外科、眼科、皮膚科はどうでしょう。
是非、多角的に分析して問題の本質を見極めてください。
この10か条と離れた内容になりお詫びいたします。
ちなみに僕は医師不足は起きていないと思います。
原因は訴訟と集約が進まないことと思います。
解決法はアクセス制限でしょう。
時間があれば、僕もブログを書いていますので一度お越しください。
時間外労働に触れた方に対して答えます。
例えば医者が激務などといって時間外労働を問題視します。
医者程度の収入と地位のある他の職業と比較してこんな程度の
時間外労働をしていない仕事は皆無でしょう。
9時5時にして欲しいという医者は少数派でしょうね。
私は「医療の不確実性、医療の限界」「コンビニ受診をしない
ために」など、ひとりでも多くの非医療者の方に
医療知識を知ってもらうことが主な目的で当サイトを
運営しています。
非医療者の理解が進み、不当な訴訟の減少につながれば...と
思っています。
koredeiinoさんのブログにお邪魔しようと思ったんですが、
リンクが貼られていません...
yahooブログ「大学病院部長が日本を斬る・・・の?(http://blogs.yahoo.co.jp/koredeiino345/)」でしょうか。