海辺のテラスから

翡翠にアクアマリンに姿を変えていく海

今は燃え上がるルビーの色

ボードレールモエ・シャンドンをかたわらに

見守るおれの下で輝きを放つ

若くしてすべてを手に入れたことは不幸なのか

顔のない卑劣漢は今日もおれを責める

しかし立ち上がらなくては

人々に知恵と真理を与えるために

船は行く 船は帰る

人は来て 人は去る

しかし おれは追い求める

帰りも去りもせずに守ってくれるもの

永遠の真理と平和を

そしてそのためだけに捧げよう

おれの血と汗のすべてを