NHKニュース

北太平洋側 風雨続く見込み
低気圧の影響で29日から広い範囲で激しい雨が降り、北陸などの各地で記録的な大雨となりました。各地の雨は峠を越えましたが、東北の太平洋側では31日の未明まで雨が降り、風の強い状態が続く見込みで、気象庁は土砂災害や浸水などに引き続き警戒するよう呼びかけています。

格付け会社 東電5段階下げ
アメリカの大手格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ」は、福島第一原子力発電所の事故に伴って財務内容が大きく悪化しているなどとして、東京電力の信用力を示す格付けを5段階引き下げ、投資対象としてはリスクが高いと見なされる水準まで下げました。

医師“ヨウ素剤飲む時期 不適切”
東京電力福島第一原子力発電所で、2人の運転員が、緊急時の限度を超えて放射線に被ばくをしていた疑いがある問題で、2人の精密検査を行った千葉市放射線医学総合研究所の医師が、30日夜、記者会見し、「放射性ヨウ素の蓄積を防ぐヨウ素剤を飲む時期が適切ではなかった」という見方を示しました。

被ばく検査 対象の40%以下
東京電力福島第一原子力発電所では、体の表面に受けた放射線量が100ミリシーベルトを超えた職員などを優先して、体内に入り込んだ放射性物質の量を計測し、全身の被ばく線量を調査していますが、計測装置が少ないうえに、検査に時間がかかり、検査を受けた人は対象の40%以下にとどまっています。

1号機建屋地下の汚染水も高濃度
核燃料が溶け落ちる「メルトダウン」が起きたとみられる東京電力福島第一原子力発電所の1号機の原子炉建屋地下にたまっている汚染水は、放射性セシウムの濃度が1cc当たり200万ベクレルを超えるなど高い濃度の放射性物質が含まれていることが、東京電力の解析で分かりました。

東京六大学野球 慶応2季ぶり優勝
東京六大学野球の春のリーグ戦は、慶応が4対3で早稲田に勝って、2シーズンぶり33回目の優勝を果たしました。江藤省三監督は「まだまだ未完成のチームだが、チーム全体に諦めない空気があり、粘り強い戦いができた」と話していました。

サッカー 日本代表が合宿入り
サッカー日本代表は、来月の強化試合2試合に向けて30日から新潟県内で合宿に入りました。今回の試合は1月のアジアカップ以降、初めての強化試合で、ドイツ1部でプレーする長谷部誠選手などアジアカップの中心メンバーに加え、ガンバ大阪の19歳、宇佐美貴史選手など若手も選ばれています。


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