英語教育2.0 〜my home, anfieldroad〜 このページをアンテナに追加 RSSフィード

*英語教師による、英語教師のためのブログ。
*授業で使えるアクティビティの紹介、ハンドアウトのダウンロードも。
*ライフハックス、文具、デジタルガジェットなどについても徒然と。

2015-05-14

[] チャイムと同時に生徒が活動し始めるハック

 チャイム着席をさせたいなら、チャイム着席しておかないといけない状況を作るのが一番です。というか、チャイム着席したくなる仕掛けが大切ですね。最近私が1年生の授業でやっているのは、「チャイム・チャレンジ」と呼ぶ活動。

 授業開始のチャイムが鳴っているのは本校の場合約20秒間。この20秒の間に与えられたミッションが達成できるかどうかというイベントです。例えば今日の授業では、

Lesson1Cの本文を2回読めるか?

というミッションを設定。

 授業開始前に黒板にミッションを書いておくと、生徒たちは休み時間のうちから着席して教科書を開本するようになります。しかも、勝手に休み時間のうちから練習し始める生徒も。

 そして、授業開始のチャイムが鳴った瞬間から、教室中に教科書を音読する声が響き渡ります。これがとても面白い。「何回できたか?」みたいなものより、「◯回できるか?」みたいなミッションのほうが、「できた!」「できなかった!」がはっきりして盛り上がります。

 別にストップウォッチで20秒測ってやったって同じはずなのに、チャイムのほうが断然盛り上がるのが面白いですね。一度だけのものだからでしょうかね。やり直しの効かない緊張感もいいです。

 「教科書が◯回読めるか?」

 「指定されたスキットをペアで演じられるか?」

 「単語が◯回書けるか?」

 など、いろいろなミッションが設定可能です。たった20秒ですが、そのあとの50分にもつながる大切な時間になると思います。いろいろ試しながら、生徒が盛り上がる、そして授業が深まるようなミッション例を蓄積していきたいです。よかったら、みなさんもお試しくださいね。

2012-10-25

[][] 定期テストは自作のマークシートで!

 今日は地区の駅伝大会引率でした。おかげさまで女子チームは見事に優勝。県大会に進みました。男子チームも激戦区で区間賞を取った子もいて、みんなよくがんばってました。この時期こうやって出張で学校を空けることが多いけど、クラスは生徒(と副担の先生)ががんばってくれてるので安心です。ありがたや、ありがたや。

 さてさて、今週は採点の祭典。

 前に『STEP英語情報』の拙稿でもご紹介しましたけど、定期テストでは自作のマークシートを使ってます。A4版の表面はマークシートでリスニング、リーディング、文法・語彙問題の一部を問う。裏面は文法・語彙の英語を書かせる問題とライティングの解答欄になっています。

 ライティング系の問題をたくさん出すためには、それ以外のところを手早く終えてもらえるようにしないといけないこともあり、リーディングなどは割りきって四択にしてます。マークシートだと出題パターンが一定になってしまいがちですが、生徒も出題パターンが予想できるからしっかり準備ができるので、波及効果を考えるとむしろ教育的にはいいのかなと思っています。

 せっかくなので、今回の解答用紙(表面)をご紹介。

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 解答用紙はExcelで作ってますが、こんな感じで正答になる部分のセルに色を付けて印刷しておき、その部分をカッターで刳り抜けば採点用シートが作れます。(下の青いシートが採点用シート)

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 このシートを生徒の答案に重ねると…

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 採点作業は黒く塗られた数を数えるだけ! 普通はマルをつけた後マルの数をかぞえてることを考えると、単純に半分以下の仕事量で終わります。これは楽だし、ミスも少ない!

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 ちなみに大抵の場合は誤答の数をかぞえることになるので、かぞえながらそこに赤ペンで印をつけちゃいます。こうしておけば、生徒が返却後「修正して」持ってくることもできないし、何より模範解答の伝達をしなくて済みます。だから最近は模範解答も配布してません。(裏面の答え合わせは黒板に書きながら解説します)

 ね、便利でしょ? 

 ちなみに裏面のライティング・セクションの解答用紙はこんな感じ。

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 基本的に日本語はあまり書かせず(今回はゼロ)、英語もできるだけ文単位で書かせてます。解答が埋まると英語ばっかりになるから、テスト終了時それなりに充実感の味わえる解答用紙になってます。こっちの採点はそれなりにかかりますが、英作文の採点はシンプルな観点別なので比較的速くできていると思います。

 課題は、マークシートの答案を返されても、何ができて、何ができなかったのかがわかりにくい、というか、そもそもこのテストでどういう英語を勉強したのかがわかりにくい、ということ。そこで、テスト返却時にそのテストで扱った英文を書き写すという「あの素晴らしいテストをもう一度」という活動をおこなっています。(詳細はこちら→「あの素晴らしいテストをもう一度」

 マークシートにすることで、苦手な子でもそれなりに点数が取れるので、「オレ無理」って最初から諦めちゃう子を減らすこともできるし、個人的には2年生後半以降は、このスタイルでテストを作ってます。みなさんもよかったらお試しください。サンプルのExcelシートはさっきご紹介したSTEP英語情報関連記事に載っけてます。どうぞご利用下さい。

2012-01-03

[][] 学校現場で使いたいiPhone/iPadアプリ(1)

 ついに職場復帰が3ヶ月後に迫ってきたのですが、現場に戻ったら教室で、あるいは職員室で使いたいアプリがいくつかあります。備忘のためにメモしておきます。他に、役立ちそうなアプリをご存知でしたらご教示くださいね。

超便利なタイマー/リマインダ"DUE"

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 最近では首からストップウォッチを提げて授業をされる方も多いですけど、ストップウォッチって、カスタマイズがちょっと面倒。かといって簡単に設定できるキッチンタイマーだと、今度は細かい秒数まで指定出来なかったりします。

 このDUEの便利なところは、予め使いそうなタイマー設定を組み込んでおける点。個人の音読練習は3分間、カキトリンは2分間など、活動に使いたい時間はだいたいいつも同じでしょうから、よく使う活動の設定時間を登録しておけば、選んで押すだけですぐにタイマーが動き出します。これは便利。

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 リマインダー機能も便利です。少し長めに活動させようなんて時は、「◯時◯分まで」という設定も可能です。さらに、iOS5になってからはアプリがずっと起動していなくてもバックグラウンドでタイマーを継続してくれるようになったので、「2時間後にもう一度電話する」なんてリマインドも可能です。放課後のお仕事遂行時にも役立ちそうです。(基本的に忘れっぽいので) 一度使ったリマインダー設定は履歴として「ログブック」に保存されるので、同じタスクを数時間後に(あるいは翌日に)再試行したい時なんかに便利です。

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 これからはストップウォッチの代わりに、iPhoneを首から提げて授業する人が増えるかも知れませんね。そんな人には、こんなネックストラップが便利かも。

 

未来の自分にメールが送れるToDoMail

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 アプリとはちょっと違うけど、前から愛用しているサービスです。

 簡単に未来の自分にメールが送れます。特に何かをダウンロードする必要もなく、アカウントを登録する必要もありません。ただ、あるアドレスにメールを送るだけ。でもそれだけで「件名」に書いた日時に、そのメールがメールを出したアドレスに戻ってくるんです。

 だから、前述のアプリと同じようにリマインダーとして使えるんだけど、ぼくはもっと長いスパンで使ってます。例えば文化祭が終わった時に、いろいろ気づいたことを1年後の自分宛に送るんです。正確に言うと、「1年後よりちょっと前の自分」ですね。

 例えば、合唱コンクールの審査員に渡す花束を注文しておくのを忘れて、前日にドタバタしてしまったなんてことがあれば、1年後の文化祭の1週間くらい前の日時を指定して、準備をしているであろう未来の自分に知らせるんです。「審査委員花束注文しろっ!」って。

 アンケートをとって、反省会をやって、引継ぎ資料を作っても、1年後にはそれが必要なときに思い出されなければ意味はありません。ぼくの場合、メールが一番確実に毎日ふれるメディアなので、このToDoMailを未来の自分への引継ぎ用に使ってます。ある程度一年サイクルで同じようなお仕事を繰り返す、我々教員ならではハックですね。

 これまで「件名」の日時設定の記述方法が少しだけわかりにくくて時々間違えてたりもしたんだけど、今見たらiPhoneから簡単に日時設定できるようなページができてますね。厳密にはアプリじゃないんだけど、このページを「ホーム画面に追加」しておけばアプリっぽく使えますね。便利。

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 使い方の詳細は以下のページを御覧ください。

ToDoMail AIVY Communications

 他にもいくつかあるんですけど書いてたら結構時間かかっちゃったので(リマインダーが「修論を書け」と叫んでるのでw)、今日はこのくらいで。結果的にタイマー/リマインダーアプリ特集でした。

2011-01-24

[][] 生徒が嫌がる掃除場所を一番人気にするハック

 掃除をやらない子がいればもちろん指導しますが、できれば怒鳴らずに「みんなが掃除をしている」状態にしておきたい。「やらないと怒られるから」という怯えではなく、できることなら「掃除も楽しい」と思わせたい。

 でも、生徒たちが担当する掃除場所は、どこも楽しい場所とは限りません。少し前にTwitter上で現役中学生による「生徒が掃除をするべきか」論争もありましたけど、確かに全員で一斉に掃除をするには、結構不都合が多いです。教師の監督も清掃用具も、場合によっては「清掃させるべき場所」も足りない。だから個人的には、全員で一斉にやらなくてもいいんじゃないかとも思います。でも「業者にやってもらう」とか「当番制にする」といった方法をあまりとらないのは、予算や指導教員の数や時間などといった、学校側が都合だとも思います。

 でも、他の項目と天秤にかけると、それはそれで仕方のない妥協かな、とも思います。で、私としては、与えられた条件の中で、少しでも気分よくやりたいし、学校にもきれいになってもらいたい。ということで、あれこれ考えてやっています。

 生徒が嫌がる掃除場所に、どうやって取り組ませるか。

 今の学校で言えば「廊下掃除」が不人気です。掃除スペースはそんなに広くないから履いて拭くだけならすぐ終わってしまう。水拭きだし、北側で陽が当たりにくいので冬場は寒い。トイレ掃除は(多少)派手に水が使えるのであれはあれで楽しそうだけど、廊下はバケツ1杯の水なので地味。冬場は特に敬遠されがちです。

 なので、私は年度当初の4月・5月は私が廊下掃除を担当します。他の誰にもやらせません。

 6時間目の授業が終わると真っ先に教室に戻ってきて、掃除を始めます。廊下をひとりで履き、ひとりで拭きます。そして、スポンジとクレンザーで地道に床を磨きます。すると廊下の端っこから1日10cmくらいずつ、白くなっていきます。これが気持ちいい。

 生徒たちは優しいので、私が床を磨く姿を見て、廊下を綺麗に使おうと声かけしてくれます。そして掃除中や掃除直後は、綺麗になっている白い部分を踏んではまずいとジャンプして飛び越えてくれます。(というか、生徒の目に付く入口付近から白くしていくのもポイントです)

 しばらくすると、あまりにも私が楽しそうにやっているので、生徒たちは「廊下掃除やりたい!」「手伝います!」と言い出します。心の中でニヤリとしますが、ここで妥協してはダメです。私は心を鬼にして「ダメ」と言って申し出を断ります。「こんな楽しい掃除場所、他の人にはやらせられない」って(笑)

 そうして1学期の後半になって初めて、他の場所で「掃除をがんばっていた人」を「廊下掃除」にスカウトしてきます。「一緒に、床を磨かないか?」って。そうです。一番不人気だったはずの「廊下掃除」が「ご褒美」になるわけです。昔、働かない子を罰として連れてきて一緒に掃除させたことがあったんですが、それではやっぱりダメでした。「ご褒美」ってのがポイントですね。

 やがて2学期になると、クラス1の精鋭チームが廊下を担当するようになります。

 これで、私の仕事はおしまいです。このあとは一般の生徒たちに担当させても、廊下は一番人気の掃除場所になりますから、寒い中でも冷たいぞうきんを絞って床を拭いてくれるようになります。実際やってみると、床が白くなっていく喜びを一番感じられる、楽しい掃除場所だと気づくでしょうし。

 そして今度は、その時点で「一番不人気」だったり、「遊んでる人がいる」掃除場所があれば、そちらに行って「私だけの掃除場所」にしてしまいます。そして楽しそうに掃除をしている姿を見せる。この繰り返しです。

 今の学校の子たちは、結構よく掃除をしてくれると思います。でも本当に綺麗になる喜びを味わうためには、もう少し清掃用具が充実するといいなぁとは思います。生徒のモチベーションを上げるために、担任教師が自腹で清掃用具を買い足してたりもする現状を考えると、「清掃業者にやらせろ」なんて大きなこと言いませんので、まずは「清掃用具を十分に買えるくらいの予算」を配分してもらえるとうれしいです。

 どうも行政側には、本来広い意味での「教育」にかけるべき予算をかけずに、生徒と教員の労働力で賄ってしまおうという感じが見受けられます。 「教師使えばタダ」なのは確かなんですが…。

1/25加筆

 この記事には、Twitterなどを通していろいろな反応をいただきました。こういうのを「トム・ソーヤ式」って言うんですね。有名なエピソードだというのに、お恥ずかしい話で、その逸話を私は知りませんでした。英語の教科書の教材にもなっていたとか。

 罰としてペンキ塗りをしなければいけないトムは、自ら楽しそうにペンキ塗りをすることで友達を集めたものの、「手伝うよ」と言った友達の申し出を断ります。やがてみんなが「お菓子をあげるからペンキ塗らせて」と頼むようになり、結局トムはお菓子をたくさんもらった上にペンキ塗り作業を早々と終わらせてしまった、というお話。ここでも「一度断る」というところがポイントでしょうか。

 学校によってはこんなほのぼのしたやり取りをしている余裕のないところもあると思います。私もホウキを持って生徒を追いかけ回していた年もありました。1年生のうちから、こういうノリで習慣づくりをしておくことで、いい環境やいい関係を築いておきたいなぁと思っています。

2010-11-30

[][] 「空白を埋める喜び」を利用する

 少し前から取り組んでいるダウンロードリンク先の修正作業。今日までに、またいくつかのリンクを直しましたので、ご報告がてら懐かしいアクティビティをご紹介。

24マス☆ライティング

 百マス計算の仕組みを使って、主部と述部を適切につなぎ合わせながら書く、文法的パタンプラクティス。最終的に解答用紙を俯瞰して、どういうときに「変化」や「不規則」が起こっているのかを視覚的に理解してもらうことも狙っています。「3単現のs編」と「be動詞使い分け編」がダウンロードできます。

 →「24マス☆ライティング」の詳細を見る

クラス全員に聞きました

 同じ質問をひたすらクラス全員に聞いて、グラフを完成させるというシンプルな活動。聞いた回数だけ、いろんな質問を受けることにもなります。"or"や"Which"そして比較表現の練習に最適です。3種類のワークシートを載せておきました。

 →「クラス全員に聞きました」の詳細を見る

でそ単

 「試験に出そうな単語」の略。テスト前に単語練習を促進するプリント。ヨコだけじゃなく、タテにも練習できるデザインが人気です。最終的には、自分で考えて練習できる生徒を育てるために、「セルフでそ単」までご用意。

 →「でそ単」の詳細を見る

 たまたまだけど、今回アップロードしたファイルを眺めていて気づいたことが1つ。この3つの教材に共通しているのはワークシート内に「マス目」があること。もしくはワークシートそのものが「マス目」。塗りつぶしたり、書いて埋めていく作業って、やっぱりなんか気持ちいいみたい。「プリントを捨てられなくするハック」でも紹介した「白抜き」と同じ心理現象かな。

 特に「何を」「どれくらい」勉強したらいいかわからない、中学入学したての生徒たちには、こういう「目に見える」学習方法を提示するような支援が効果的なのかも知れません。実際、生徒たちはこういうプリントに意欲的に取り組みますし、学び方を知った生徒はやがて自分なりにカスタマイズして使うようになっていきます。まずは、その足がかりを作ってあげるのも、我々のお仕事なのでしょうね。

2009-12-06

[] 休み時間から英語を勉強させるハック

 まぁ、ハックというほどのことではないけど、一応目的は果たしているのでご紹介。 

 1学期は「チャイムまでに席に着かせるハック」でしたが、今回はその一歩先を行く「休み時間から英語を勉強させるハック」です。

 って、チャイムが鳴ると同時に、単語テストを開始しているだけなんですけど。

 授業の頭にテストがあれば、休み時間から少しは勉強するでしょう。というか、誰かが「あ、次テストじゃん」って勉強してくれてれば、それが伝播していって、教室中に「勉強モード」が自然に生まれていきます。(もちろん前提として、そういう空気が伝播するような集団を育てておく必要はありますが)

 で、チャイムと同時というのがポイント。まだ鳴っているうちに"No.1〜!"って問題を読み上げますから。鳴り終わって、号令かけて、あいさつしてからじゃダメなんです。その間に下向いて必死に覚えようとする子も出てきちゃうでしょうし、賢い子なんからその時間で十分だったりしますから。「休み時間までにやっておくしかない」感を作り出す必要があります。

 一学期はとりあえず、席に着ければいい。二学期は勉強モードを(強制的にではなく)創り出したい。そう、自然にそういう状況が生まれていくのが理想です。「ハック」というからには、そういう部分を意識しています。もちろん、この先には「家でも(思わず)英語を勉強したくなるハック」が必要ですね。授業前にちょっとやっただけではクリアできないようなタスクを設定すればいいんでしょうけど、これがまだまだ難しいです。

 さて、本題のテストはというと、前時に扱った新出単語をALTが5つ読み上げ、生徒はただそれを書き取るだけというシンプルなもの。生徒は自分の持っている4線ノート(一番最後のページから逆に使っていきます)に英語を書くだけ。特別な用紙も配る必要がないので、チャイムと同時に始められるわけです。

 5問出し終わったらALTが、"No.1! How do you spell it?"、"How do you read this?"、"What's ○○ in Japanese?"と立て続けに英語で答え合わせ。慣れてくれば2〜3分で終了します。私の授業では、記録用紙が配ってあるので、毎回5問中何問正解したか簡単なグラフ形式で残しています。

 先日の研究授業でもこの活動をお見せしましたけど、結構同期のみなさんからの受けがよかったです。誰でもすぐにできるし、準備も時間も要らないのがポイントでしょうか。ノートって工夫すれば、もっといろいろ使えそうな気がします。そういう話題にもなりました。

 ECOやLOHASだけでなく、英語教育もSustainabilityがキーワードですね。

 蛇足。

 「チャイムが鳴っているうちに教科書を1ページ読み終えよう」なんてハックも面白いかも。チャイムって何秒くらい鳴ってるんだろう。明日チェックしてみよう。

2009-07-26

[] プリントを捨てられなくするハック

 もうすぐ30万アクセスですね。キリ番踏んだ方は、お知らせを。(たぶん)粗品を差し上げます。カウンタをデジカメで撮るか、PrintScreenなどで証拠を残してくださると素敵です。

 さて、今日の授業ハック。

 せっかく作ったプリントも、すぐに捨てられちゃ意味がない。以前、「パラパラマンガでプリントを捨てない」というハックもご紹介しましたが、あれはやはりちょっと手間がかかる。(実際、あまり長続きしませんでした) 今回のはもっとシンプル。

 タイトルを、白抜きで印刷すること、です。

 [DL]から私のプリント類を見ていただくとわかるんですけど、プリントの一番上にあるタイトル文字が、だいたい白抜きになっています。しかも、できれば太めのフォントで書いておくとベスト。

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 このプリントを配ると、何が起きるのか。

 実は、多くの中学生は(特に女子!)、このプリントをもらった瞬間、白抜き部分の色塗りを始めるんです。これが面白い。全部同じ色で塗る子。一文字一文字色を変える子。様々ですね。まぁ、色塗りに夢中で、プリント配ったのに説明聴いてない子がいたりするので、そちらも注意が必要ですが、授業後でも結構塗っている子がいます。

 そして、自分で色を塗ったプリントは、捨てません。愛着があるんでしょうね。不思議ですが、そういうプリントが教室に落ちていることはありません。

 人間は、空白があると、埋めたくなる生き物のようです。そんな習性を、あえて利用してみました。結構効果があると思いますので、どうぞお試しあれ。

 もっとも、ScanSnapなんか買って「紙はどんどん捨ててしまいたい」と考えているライフハッカーのみなさんにとっては、アンチなハックになってしまいますね。ご注意を。

2009-07-24

[] チャイムまでに席に着かせるハック

 記事にするほどでもないんだけど、ちょっと残しておきたい授業の小ワザを「授業ハック」としてご紹介。第1回目は、授業開始のチャイムまでに、怒らずに全員を席に着かせるハック。

 簡単です。

 チャイムが鳴ると同時に、空いている席に教師が座ります。それだけ。

 ただし、席を奪われた生徒は、教師の替わりに授業を始めなければなりません。

 "Good Morning, everyone!"

なんてみんなに挨拶をして、いつものやりとりを言わせます。

 たいていの子は「それは恥ずかしい」と、席を奪われないように「自主的に」チャイム前に座るようになります。中には、「おれ、先生役やってみたい」なんて変わった子もいますが、そういう子には、面白いので授業をやらせてみるといいでしょう。その生徒が、どれだけ日頃の英語のやりとりを覚えているか(覚えるくらい浸透しているか)が見えてきます。

 まぁ、これまでには、

勝手に、自分の好きなことについての授業を始めようとした子

や、

That's all for today. See you next time!と授業を終わらせた子

あるいは、

黒板に単語を書き始めて、発音練習を始めた子

などいろいろいます。

 時間がないときは(毎回そんな遊んでられませんから)、英語で「謝る」「お願いする」表現を使わせて、どいてあげます。それはそれでスピーキングの練習になります。必要を感じたときは、みんな必死になりますので、人に聞いたりしてでもなんとかしようとするし、何回もやらされている子は(まぁ、たいてい同じような子ですけど)そういう表現をちゃんと覚えちゃいますね。

 授業の最初から怒鳴り散らすのもイヤですし、こういう知らないうちに習慣を身につけるハックが、私は大好きです。いろいろ工夫したいです。もっとも、ちゃんと席に着くだけでなく、授業前に勝手に練習を始めるようにさせていきたいんですけどね。それは、次のステップということで。

2007-05-07

[][] パラパラマンガでプリント捨てない!

 授業中配布するプリント類。学期末にちゃんとファイリングしてるかチェックしたりしてますが、中学生ってきれいにとっておくことができません。まぁ自分も学生時代を思うと恥ずかしい限りなのですが、配ってすぐ教室に落ちてたりすると、一生懸命作った方としては切ないものです。というか暴れます。

 そこで、プリントを捨てないでとっておいてもらえる秘策はないものか、いろいろ考えてみました。まず最初におこなったのはナンバリング。配布するプリントの右下に番号を振りました。毎回連続する番号で振って行くので、あとで何番のプリントが抜けているか、本人も教師もチェックしやすくなると考えました。ちょっとだけ面倒ですが、お休みした時に配られたプリントなんかが確認できるということで、生徒からは好評です。ALTが配布するプリントも含めて通し番号にしています。

 そして、今回の考案した秘策中の秘策がこれ。

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 そうです、プリントの右上にパラパラマンガを描いてみることにしました。ええ、本気です。よくヒマそうな生徒が授業中にやりそうなことですが、今回はあえてこっちから仕掛けてみました。毎回「棒人間くん」が少しずつ動いていきます。まだ数枚しか配っていないので、ストーリーにはなっていませんが、これからどんなドラマが巻き起こるか、私も楽しみです。棒人間なら絵が苦手な人でもチャレンジできるんじゃないでしょうか。

 これも生徒には(たぶん)好評です。プリントが配られるのを今か今かと楽しみにしている生徒もいます。これならプリントなくさないはず。1年間終わったとき、自分だけパラパラできないのは哀しいですから。(笑)

 今後はあえてマンガを印刷しないでおいて配布し、宿題を提出した生徒にだけ後からマンガ部分をプリントする、など英語学習そのものにも目を向けさせるために活用してみようかなとも思っています。(極悪)

 ということで、ちょっとした遊び心から生み出したヒット作。結構ツボです。[小道具]というよりは[小細工]ってカテゴリに入りそうなお話でした。