ちょっと考えさせられてしまいました

以前も書きましたが毎週月曜日〜土曜日までは京都にあるミニFM局にて「ムーンライトブレイク」という番組が放送されています。この放送局は地上波でも発信していますが同時にインターネットラジオでも配信されています。今までインターネットラジオを聴いたことがありませんが生放送で配信されているのは結構珍しいのではないでしょうか?
まあそれはさておき月曜日はビっツ!田中さんが担当して2時間アニソンをかけ倒すというとても素敵な番組です。この番組に出会ったのは今私が所属させてもらっているアニソンサークル「AIR」のメンバーからの紹介でした。
不思議なもので昨日の放送で私が放送を聴き始めて4週間たちました。今では毎週月曜日が待ち遠しくまた毎日の生活の中でラジオに投稿するための「ネタ」探しにどんな些細なことにも見逃すまいといういい意味での緊張感を持って生活を送ることができました。
その放送中、AIRメンバーで放送を聴いている人はたいていサークルホームページのチャットに集まり放送を聴きながら実況チャットで盛り上がっています。毎月歌会のみでしか話したり会うことができませんがラジオのおかげ共通の話題を持ってわいわいがやがや楽しんでいます。その瞬間、自分が「幸せだな」と感じる瞬間です。
その中ではみんなが私を「受け入れてくれる」と思えるからです。ただ、私は気持ちを伝えたり思慮が足りないので何気に傷つけていたり気分を害されて本当に受け入れてもらっているかはわかりませんが少なくとも自分では「受け入れてもらっている」と感じます。
こんなことを何でいまさら感じたかと思いますとチャットにも参加されているメンバーの方のブログを拝見させてもらって改めて感じるところがありました。
それは「縁」(えにし)ということです。
「縁」ですが今の自分があるのは大学のときにちょっとしたことですが「自分を変えるため」に本当にちょっとだけ自分を変えるために眼鏡からコンタクトレンズに変えたことですね。それまでの私は引っ込み思案でいじめられっこでした。声も小さくいつもおどおどしていていじめの対象でした。小学生のときは近所にまだ「ガキ大将」というのが存在していて命令は絶対でした。そこでのいじめの流れが続き中学まで続きました。いじめられるということで精神的にいつも追い詰められてびくびくするということが悪循環となって続いてしまいました。高校に入ってもいじめられるのではないかという不安感が表に出てしまいまたいじめの対象になる結果となりました。その原因として私の「視力の悪さ」が拍車をかけていたこともあります。中学当時で乱視がひどく視力もすでに0.2くらいでしたので眼鏡をかけていましたがその眼鏡が非常に分厚かったこともあり目立たないように逃げていた事も原因でした。そのことが人との付き合いを薄弱にして友人も少ないという結果になるという悪循環となりました。
しかし高校二年のときにたまたま両隣になった人がまあ「ヲタ」でした。その二人が私を挟んで話をするのですが当然私には丸聞こえです。その会話の中で何度も「林原めぐみ」という名前を耳にしたのである日行った何の花しか、どんな人かと聞いたことがきっかけで友人になることができました。それがきっかけでラジオで「林原めぐみのTokyo Bogie night」という番組を聴くようになりそれからアニメや漫画にはまると同時に友人もできるようになりました。しかし、視力が悪いということがメガネを分厚くさせ鏡で見た自分が「気持ち悪い」と感じていたため人前に出ることは極力避けるようにしていました。
しかし大学になると人前に出ないということは非常につらい、ということで思い切ってコンタクトレンズに変えました。自分心の中でコンタクトに変えたときに何かが変わりました。顔に眼鏡がなくなっただけで身軽になり人前に出る「勇気」というものも出せるようになりました。それから社会人になってからは車のオーナーズクラブに入ったりアニメファンであることを隠さなくてもいい今のサークルに入ったりと行動的になりました。でもやはりいろんなサークルで人に出会うことで今までにない自分を発見できたこともあるし教えてもらえた事もありますが一番の収穫は「自分が思っているほど他人は気にしていない」ということですね。いじめられているときは「自分のことを矢パリいやなんだろうか」、「眼鏡がやっぱり気持ち悪いのだろうか」と要らない心配ばかりしていましたがそんなことはまったく気にしていないということがわかりました。多分今の私しか知らない人は昔の私がこんな人間だったということは想像できないかもしれませんね。
そんな中で出会えた人、経験というものが今の私を形成していると思っています。そのため今でも私に付き合ってもらっている友人一同には非常に感謝しています。
おかげで「メイド喫茶」に一人で行ったり「少女漫画」を読んだり「小さい子」に混じって映画を見てもまった恥ずかしくない自分を創っています。