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左思右想

2009-04-15 曇り

[][]良き実践こそが最良のイメージ革命

農で起業!実践編

農で起業!実践編

読んだ。

杉山さんの「農で起業!」シリーズの完結編。

杉山さんの農業経営ノウハウが、惜しげもなく披露されていて、とても勉強になる

非合理がまかり通る農業道に浸ることなく、合理思考に徹して、いかに持てる能力を有効に利用できるか、そして、目指す結果に至るまでのコストをいかに減らせるかを追求する姿勢にも好感が持てる。

杉山さんの言うことが、合理的で明快で歯切れがよいので、つい、自分農業でやれるんじゃないかと、錯覚してしまう。非常に危険な本だ。

ただ、農業で成功する秘訣について杉山さんは「すべからく農業夫婦で専業すべし」と言っていて、夢から覚める。たしかに、2人で協力しながら作業する方が、作業恋率は高いけれど・・・。

そんなわけで、嫁募集・・・



この実践編の一番の読みどころは、農業世代交代について杉山さんの提案。

農業従事者の高齢化について、誤解している人が多いのだが、そもそも現代日本農業には世代交代システムがないのだ。

ただでさえ、必然的に農業従事者が高齢化せざるを得ない兼業農家が多数の日本農業で、加えて世代交代システムがなければ、高齢化するのは当たり前なのである。

また、農家の廃業の制度も無いに等しいから、耕作者のいない耕作放棄地が無秩序に増大していく。

この当たり前のことが理解できな人の、なんと多いことか! 

それはさておき、杉山さんの提案を、ザックリ略して言うと、「年寄り若者椅子を譲れ」「いったん椅子を譲ったらなら、ごちゃごちゃ言わんと黙って見てろ」。

私も杉山さんに賛成。

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