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2011-04-21 jueves
ニューヨークのスペイン語事情
住んでいるアパートのコンシェルジュ(管理人)3人中2人がスペイン語話者。近所のスーパーマーケット、薬局ほか、各種店舗のレジ係、商品陳列係、警備員、レストランのウェイターなどなど、たいていはラテンアメリカ系、いわゆるヒスパニック系だ。
念のために付け加えると、ルイスとわたしがいま住んでいるところは、エル・バリオ(ヒスパニック系が多く住んでいる地区)ではない。それでいてこの頻度である。
普通に街を歩いていても、英語とスペイン語が半々くらいで耳に入ってくる。地元の人だけでなく、観光客にもスペイン語話者が多い。
地下鉄やバスなど、公共交通機関のお知らせや車内広告にも、英語とスペイン語が併記されたものをよく目にする。食品や日用品のパッケージも、英西2カ国語表記のものが多い。隣りがカナダだからか、フランス語併記もたまに見かけるが、スペイン語併記の方が圧倒的に多い。
銀行など各種カスタマーサービスに電話すると、まず、英語かスペイン語かを選択するよう、自動案内が流れる。
ご存じのように、スペイン語はいまや英語に次ぐ第2の世界共通語。しかも、スペイン政府は、スペイン語をもっと世界に普及させる野望のもと、無償あるいは格安で、教師を世界各国に派遣し、この勢いを後押ししている。
実はルイスも、そのスペイン政府の派遣で、ニューヨークの国連国際学校でスペイン語を教えている。ルイスのお給料は全額スペイン政府が出しているので、学校は一銭も出さずに現役スペイン語教師を得ていることになる。(産経新聞)



