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2012-02-10 viernes
ガルソン判事に、不法盗聴で最高裁が有罪判決、法曹資格11年停止
9日、チリの独裁者ピノチェト元大統領を1998年に英国で逮捕させたことで知られるガルソン予審判事(56)に対し、盗聴を命じたとして有罪判決を言い渡し、法曹資格を停止した。停止期間は11年に及び、国境をまたいだ数々の事件で豪腕を発揮したガルソン予審判事の司法人生に幕が下りることになりそうだ。
予審判事は、判決を言い渡す裁判官とは別に、政権や検察からも独立した強大な捜査権を持つ。ガルソン予審判事は今回、与党・国民党(PP)が絡んだ汚職事件の捜査の過程で多数の違法な盗聴を命じていたと認定された。上訴はできない。(時事通信)
最高裁は9日、同国のバルタサル・ガルソン予審判事の法曹資格を11年間停止する決定を下した。ガルソン判事はチリの独裁者ピノチェト元大統領を英国で逮捕させたことで国際的にも知られている。
保守系の大物政治家も絡んだ汚職事件の捜査において、容疑者と弁護士の会話の盗聴を命じたのは憲法に保障された容疑者の権利の侵害にあたる、というのがその理由だ。
ガルソン判事は「法的な理由も証拠にも欠けた判決で、スペインの判事の独立性を損なうものだ」と強く反論、上訴の意向を示した。判事にはスペインの憲法裁判所か欧州人権裁判所での上訴の道が残されている。
同判事に対しては、フランコ独裁時代の人権侵害をめぐる捜査が、独裁政権下での弾圧などの罪を問わないとする恩赦法に反しているとの訴えも起こされている。(CNN)
1998年、チリの独裁者だったピノチェト元大統領の電撃逮捕を仕掛け国際的に名をはせたスペインの「スーパー予審判事」バルタサル・ガルソン氏(56)が9日、同国の裁判所で不法盗聴により有罪判決を受け、法曹資格を11年間停止された。
判決によると、ガルソン被告は2009年、保守系国民党の政治家を巻き込んだ汚職事件の捜査で、拘束された容疑者と弁護士の会話などを不法に盗聴した。
ガルソン氏はこれまで、スペイン・バスク地方の分離独立を目指す非合法組織、バスク祖国と自由(ETA)メンバー訴追や、政府によるETAメンバーの秘密裏の暗殺事件訴追などで人権派予審判事として実績を挙げた。



