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ダダステーション

2014-07-25

スタートアップがアフィリエイトに取り組むべき理由に付け加えること。

人気ブロガーのイケダハヤトさんに連日アフィリエイト利用についてブログに書いていただいておりますので、こびっと、前日本アフィリエイト協会会長の私からもアフィリエイトについて捕捉したいと思います。

こちらがイケダハヤトさんのブログです。

スタートアップ企業はアフィリエイトプログラムを用意すべき!

ちょっと、イケダハヤトさんの文章をおおざっぱにまとめますと「アフィリエイトはイメージ悪かったが、自分が使っているサービスがアフィリエイトをやっているので、使ってみたらすごく良かった。もっと早く使えばよかった。ブロガーのみなさんはぜひ利用してみたら」こんな感じです。

この「アフィリエイトはイメージが悪かった」という枕言葉には、やや「カチーン!」ときますが、私は大人なので許しますw。まあ、そもそも確かに「アフィリエイト」はイメージが悪い。「嫌儲」というか、私がこのアフィリエイトプログラムを運営するサービスを提供した2000年時点から、数々のアフィリエイターが「ちょっとアフィリエイトで稼ぎました!」なんてことをWebや掲示板で書いたものなら、すぐに攻撃の対象となって、それはそれはひどい目にあってました。そのうちアフィリエイト広告で収入を得ている人は、収入を得ていること事態を隠すようになりw、水面下に潜りますます周囲から疑心暗鬼に思われます。「あいつはどこかで稼いでいるんじゃないか」とw。

嫌儲的なみなさんに悪く思われる理由もよくわかります。アフィリエイトって不労所得に見えるんですよね。リスクがなくちょっとした知識で、寝ていても収入が得れるという。そんなうまい話あるわけないんですけどね。そういう誤解を受けます。株式投資も同じように不労所得に思う人が多いようですが、こちらは大きなリスクが伴いますから、まあなんとか批判をかわせます(樹海行で済みますw)。ところが、アフィリエイトの実態はというと、まったく不労所得じゃなくてリスクもあるわけです。というのもアフィリエイトって時間をかけて広告商材を吟味して、自分の提供するコンテンツの中でしっかりなじませていかないと収入にならない。しかも何度も何度もトライ&エラーを繰り返してノウハウを得ていくわけです。結構大変な作業なわけです。金銭的なリスクは大きくないかもしれないが、自分の時間をやはり相当投資しなければならないわけですね。まあ、商売は何でもそうですけどねw。他の商売に比べればうまくいかなかった時は「ゼロ」で済みますから、マイナスにならないだけ良いビジネスってことは言えますけどね。

儲けるために作ったコンテンツを批判する人たちもいます。確かにひどいページもありますし、クオリティは様々ですけどね。消費者にとって利便性のあるコンテンツは生き残り、ダメなものは淘汰される。ただ、それだけのことです。これは検索エンジンの世界だけではなくてあらゆるコンテンツの世界で必然です。最近ではヤフーの検索ページがほとんど広告だらけになっていて、「これでいいのかヤフー!」とか言われてましたが、ヤフーがいいのか悪いのかということではなくて、それは利用者が判断することですよね。

困った人たちもいます。不正を働いて収入を得ようという人達です。まあ、これは金が絡めばどんな世界でも一定数、発生するんですけど、金融業界なんていうのはその宝庫ですよねw。アフィリエイトにもいるんですよね。そういうめんどくさい人達が。ただ、アフィリエイトの場合は、成果報酬になっているので、成果が発生した時点では、お金が支払われません。きちんと正当な成果なのかの検証が行われるわけです。そのうえで支払がされるのでかなり不正は排除されますし、不正を働く経済合理性がかなり低いと思います。でもでも、アフィリエイトの不正のようなこと(脱税も含めて)が事件化すると、まったくもって「ネット=オタク=悪」のフレームが立ち上がり、マスコミには叩かれるわけです。そしてますますイメージが悪化する。まあ、これもどんなビジネス分野でもそうなので仕方ないですけどね。


アフィリエイトの不正ってアフィリエイターだけじゃなくて、当然、広告料金を支払う広告主側にもあるわけですよね。広告主の不正って成果報酬をごまかしたりするというやつですね。まあ、これもごまかすって一時的には支出を抑えられるかもしれませんけど、すぐ協力してくれるアフィリエイターがいなくなっちゃいますよね。何のためにアフィリエイトをやっているのかわけわかりません。ぼくらもそういう広告主とは付き合いたくありません。


おっと、話が長くなってしまうので端折りますが、先日、社内面談をしているときに、ある社員が「ぼくはアフィリエイトのイメージを良くするために頑張ります」というんですけど、ぼく言ったんです。「そんなことやめなさい」って。「イメージなんてどうでもいいので、アフィリエイトの良いところをどんどん情報発信していけばいいよ」って。さっきも書きましたけど、良いものは残り、ダメなものは排除されるわけですよね。例えば車。車は排気ガスを出すわ、交通事故を起こすわ、犯罪にも使われるわで負の側面もたくさんあるんだけど、これがあると「ありがたい利便性」があるわけですよね。それをしっかり伝えていくことが大切ではないかと思うわけです。もちろん、フェアネスを大切にし、悪いことの排除に最大の努力をしながらですけどね。


ぼくたちも2000年からアフィリエイトを仲介するビジネスをはじめてたぶんメディア(アフリエイター)のみなさんに500億円を超える媒体費を支払っていますし、業界全体だと数千億の支払があるんじゃないでしょうかね。そういう経済圏を作り。雇用を生み。このサービスを利用することで立ち上がるベンチャーがいて。アフィリエイターと呼ばれる主婦や学生やサラリーマンやおじいちゃんが自宅で新しい収入源を確保してく、そういうインフラを作るってところですよね。


ぼくは今から15年前に「アフィリエイトマーケティング」(東洋経済)という本を書いていますが、この本のサブタイトルに「究極のマーケティング手法」とかつけました。あの当時から、そして今もこの手法マーケティングの最終形だと思っています。だってモノやサービスが売れたらお金を払うなんていう、効果にコミットした方法の先に何がありますか?あれば教えてくださいw。

そして、もうひとつぼくたがコミットしているのが「個の力」です。トフラーがいずれ生産者消費者の垣根がなくなると未来予想した「プロシューマー」の世界。まさにネットはこの最終的な消費社会に加速させる道具だと思います。ブログになろうが、ソーシャルになろうが、3Dプリンターの時代が訪れようが、個人の消費とそのための情報、そして生産のための手段はこれからもどんどん接近していくと思います。その中で、今回アフィリエイトを紹介していただいている「有名なブロガー」イケダハヤトさんのような人が増えていくのだと思います。

すげー話が長くなっていますが、タイトルの「スタートアップアフィリエイトを使う意味」ですが、イケダハヤトさんが言うような、レビューをしてもらえるという点もすごく大切だと思いますが、それよりも重要なことがあると思います。それは、アフィリエイターと呼ばれるネット上の情報発信者との金銭を介したドロドロとしたやり取りです。ネットの先にいるので顔が見えないですが、その先にいるのは常に人です。その人を動かして自分たちの商品やサービスを拡販していくという行為、この行為を一番直接的に実感できるのはアフィリエイトだと思いますし(もちろんリスティング広告とかもありますが、もっともアフィリエイトは人間くさいです)それを乗り越えていかないとダメだと思うわけです。もっと言うと、もしダメな商材なら売れないし、その前にアフィリエイターが取り上げてくれない、取り上げたとしてもうまく訴求できないなどなど、自社サイトの構造が悪ければ、途中で離脱されてこれまた売れないとか、さまざまな情報を線の上で継続的に集め続ける必要があるわけです。

よくアフィリエイトで売れないから撤退!とかいう人いますけど、アフィリエイトで売れないならネットで何をやってもダメだと思うんですけどねw。うちの会社もスタートアップ時代があったわけですけど、なぜ成長の軌道に載せられたのかというとやはりアフィリエイト利用は大きかった。ぼくは毎日寝食を忘れてネットにへばりついて運用しましたw。今は上場して立派な会社になっている数々のうちのお客様も、やはり成長する企業はアフィリエイトの使い方がすごく上手いですし、なぜ使っているかを良く知っているわけですよね。

運用型広告なんて、最近とってつけたようがバズワードがありますが、ネットの広告っていうのは競合溢れるドロドロとした中で、いかに自分たちの商品やサービスをアピールしていくかに限るわけです。サービスと消費者の間に多くの人間が介在するほど、その複雑系になりますし、情報も増えるわけですけどそれを乗り越えないとネット上の成功はないわけです。

スタートアップのみなさん、ぜひアフィリエイトを活用してみてください。
ただし、月額基本料4万円とかかかりますので清水の舞台から飛び降りる気持ちをお忘れなくw。

@ankeiy


#あと、このブログに直接、質問してこないでくださいね。アフィリエイトで疑問があれば、A8.netまで。

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