一番気にったことば「0歳から就学まで目からウロコの保育実践」
この本は、大学院時代に外部実習をした際に、行政で働く臨床心理士の先輩にお勧めされて読みました。
当時、借りた本なので、ざっと目を通して理解したつもりでしたが、この本の重要性を感じ
改めて自分でも購入して再度熟読しました。
この本の良いところは、保育者に必要な様々な視点を非常にわかりやすく提供してくれるところにあります。
身体的発達、認知的発達(脳機能、ことば)、生活面(睡眠時間や排泄)、健康、使用遊具や遊び、といった、
保育者が必要な知識を集約して説明しています。
上記した一つひとつの事柄に関してしっかり学んでいこうと思うと、その項目ごとに専門書を読むか、
分厚い保育実践の本の各章を丁寧に学習していく必要があると思います。
この本は、それらを200ページ未満(172p)に集約し、年齢(月齢)における保育者の関わりについて
研究結果などを踏まえて、ある程度の確実性をもって具体的な支援が可能な保育実践を概括できると思います。
ところどころにイラストも交え、読みやすい構成になっています。
発達がわかれば子どもが見える―0歳から就学までの目からウロコの保育実践
- 作者: 乳幼児保育研究会
- 出版社/メーカー: ぎょうせい
- 発売日: 2009/03/07
- メディア: 単行本
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