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武井バーナーを使いまくる、で朝食

富士見パノラマ滞在その4 スノーピーク トラメジーノで悩む

頭が固いと色々なことで限界を感じることが早くなります。頭が柔らかくなる時は1日のうちでほんの数分です。この数分が毎日あるのではなく、週に1回とか、月に1回とか、数ヶ月ないとか、きっかけはたわいないことから始まります。日常ある面倒くさい色々なものをポイして何かに対して心が開くきっかけです。何気なくTVから流れる音楽の音符が三個並んだ音にふときっかけを得ることもあります。
俺って天才かもって思えるようなひらめきなど、せっかくの恵みも明日のことを考えるとまたもとに戻るのですが。

富士見パノラマの朝は鳥の囀りで目がさめるのですが、夏は蝉の鳴き声のほうが大きいです。太陽が射すと一段と声が大きくなります。5月の春にはカッコウの鳴き声も聞こえてきます。あれ、カッコウの鳴き声ですが、音に空気感があって神秘的ですね。

キャンプ場の朝と同じく富士見パノラマの朝は早いです。朝の6時にはすでにコーヒー一杯飲んでいます。朝の澄んだ空気の中でコーヒーを飲むのが一番気持ちが良く心豊かになれます。
どんなにいい天気でも早朝は霧がかかっています。太陽が昇るにつれて霧は消えてしまいますが、富士見パノラマの駐車場も霧まみれになる時があります。そんな霧の中で椅子に座ってじっとしているのですが、これが駐車場にいるとは思わせない独特な気持ちになります。早起きは三文の徳とはこのことです。
富士見パノラマのロケーションは八ヶ岳を正面に向かってみることが出来ます。太陽は八ヶ岳方面から昇って、入笠山方面に沈んでいきます。霧がうっすらと消え始めた頃に朝日が木洩れ日となって射してくるのですが、いやぁ、最高な気持ちになりますよ。そのような朝は年に数回ですがね。

夏は太陽が木々から顔を出す朝8時までの限られた時間が命なのです。太陽の顔を見たとたんカーッと暑くなりますから。しかし、今年の夏はどうしたことか、このお盆中とても涼しく過ごすことができました。


前回の雨の富士見パノラマではトラメジーノでベーコンエッグでした。今回はホットサンドクッカーらしくホットなサンドを作りました。

  • バナナをマフィンで包んでココアパウダーをかけて焼く
    • バナナ
    • バター
    • ココアパウダー
    • イングリッシュマフィン

マフィンを半分に割って、バター、バナナを挟みココアパウダーを多めにまぶします。
ココアパウダーとバナナは多めが美味しくなります。バターは無塩バターがお勧めです。

マフィンで挟んで上にバターを塗って暖めたトラメジーノで挟みます。結構厚さがあるのですが潔くパタンと閉めましょう。横からはみ出すこともなく、あっけなくペタンコになります。

両面こんがりと焼き色がつくまで焼けば出来上がりです。簡単で非常に安上がりです。

味はですが、不味くはありません。かといってこれ、いける!っていう味でもありません。微妙な味です。コンビニに売っている菓子パン的な可もなく不可もない味です。何がいけないのか、マフィンにすでに塩味がついているのです。これが邪魔していました。じゃあ、もう作らないのか?ってことになるとイヤ、作ります。翌日も同じもの食べてました。手軽に出来ることはやはり重要なことなんです。

スノーピークのコロダッチポット

で、マフィンサンドだけでは淋しいので、我が家のキャンプでの定番、焼きりんごです。ちょっとりんごに赤みが足りないか・・。

焼きすぎ防止のために前回はユニフレームのダッチオーブンの蓋を五徳として利用していましたが、今回は焼き網を使ってみました。

ちょっと火口からの距離がありすぎますね。焼きりんごが出来上がるまで時間が50分近くもかかってしまいました。りんごの下に焦げ目は出来ませんが改善の余地ありです。

りんごは富士。りんごの種類は星の数程ありますが、焼きりんごに富士はあまり合いません。色がちょっと赤くないのと、皮が(柔らかいより硬いほうが焼きりんごにはいいのですが)ちょっと固めです。

スノーピークのトラメジーノでホットケーキを作る

試しに焼いてみました。朝食ではなくて間食です。これは出来て当たり前ですし、準備も牛乳入れて混ぜるだけです。朝から小麦粉とかをコネコネするのは大草原の小さな家みたいです。

フライパンで作るよりスピーディーですし、サイズも程々でちょうどいいです。3人分で5枚程度作れます。

トラメジーノは何でも網焼き的に焼こうじゃないかのバーベキュー版のようなもので何でも挟んで焼こうじゃないか的なものです。バーベキューのように大袈裟でなく手軽に挟み焼きが可能でひっくり返すのも簡単。また熱が食材全体に回り、焼き過ぎたなどといったものがありません。これは、ステーキもいけますよ。

と、良いことばかりではありません。

まあ、こういう器具ですが、頭使えよと試されているのです。何でもという表記ほど想像力に乏しい私のような凡人にとっては言い換えれば無責任で便利さとは程遠いものになりうるものなんです。何でも使えますよという物に限って、実際もてあますことがよくあります。かえって使用用途限定のほうが使い道が広く考えられるのかも知れません。特に料理はそうなんだと、器具を前にして何を作ろうかと悩んでいるときに思います。