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2010-02-14 韓流2大スターがキム・ギドク原作脚本の映画に出る・・・が

韓国映画 映画は映画だ を見る

韓国映画 映画は映画だ

原題: MOVIE IS MOVIE 半ネタバレの感想

カン・ジファンとソ・ジソブ (韓国の役者を見ていて思うのは、皆さん背筋が通っているように思います。)

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映画は映画だ という題。だから信用するな、あるいは現実ではない、とでもいいたいのでしょうか?

監督のチャン・フンさんはキム・ギドク監督の助監督であったそうです。ということはキム・ギドク監督の映画の作り方を誰よりも知っている監督による、キム・ギドク原作・脚本の映画化ということになります。

先月、キム・ギドク監督の悲夢でキム・ギドクの話を他の誰かが映画化したら面白いだろうと思っていましたので、そういう意味でこの映画は興味ありました。

しかし、この映画を見てキム・ギドクが監督していればもっと面白かったのではと思ってしまいました。視聴者とは勝手なものです。

というのも、映画は映画だの内容はよくあるヒューマンな話であるからです。よくあるヒューマンな話をキム・ギドクが映画化すると面白いのです。

特に、やくざという影に生きる人間とスターという表に生きる人間の生き様です。裏と表の人間の対比こそキム・ギドク監督が一番得意なジャンルではないでしょうか?と思ってしまったからです。

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監督

チャン・フン

原作・脚本

キム・ギドク

出演

ソ・ジソブ

カン・ジファン

ホン・スヒョン

で、ソ・ジソブという役者。アウトローが似合う役者です。

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「ごめん、愛してる」というドラマでもアウトロー演じていましたが、目力とでもいうのでしょうか、何も訴えない、何も語らない目の表情が逆に目力となっていろんなことを訴えているように見えてしまいます。

都合がいいですよね。場面場面で見る人は役者にこうあって、こう演じて欲しい、そこで泣いてほしいなどと勝手に思ってしまうのですが、ソ・ジソブの一見無表情な目が観客の願う演技にぴったりとはまってしまうのです。

ストーリーは

主人公の一人は、わがままな役者、あまり友達もいないし、人から好かれてもいない役者。でも、映画が大好きで誰よりも映画に打ち込む役者です。

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もう一人の主人公は昔役者を目指したことがあるヤクザ。上からも一目置かれ、下からも恐れ慕われているヤクザです。

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この二人が映画という世界の中で演技ではなくて本気のケンカをしながら映画を作り上げていくという話です。

映画のなかでお互い反発しあいながらも認め合っていきます。

しかし最後は兄弟のようになる・・・という結末にはならないのです。

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役者はヤクザに対して役者魂を見せ付けたようにヤクザヤクザの世界でけじめをつける様を役者に見せ付けるのです。

映画は映画なんだ、現実はこんなにも簡単でリアルであると。

ヤクザとスターという両極端な二人の男と男の夢がぶつかり合った最高の映画が完成します。しかし、全ては一瞬の夢であったかのような終わり方。凄く面白いストーリーなんです。役者も揃っています。役柄もぴったりだと思います。

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でも、何かが足りない。心が寒くなったり、熱くなったりしません。この映画は役者によって助けられた映画ではないかと思ってしまいます。

北野武のバイオレンス的なキム・ギドクの非情さが欠けているのです。

悲夢とは逆に、この映画はキム・ギドク監督にメガホンを取ってもらいたかったと思います。なんせ韓流2大スターの競演です。キム・ギドク監督がどのように演出していくのか楽しみでもあります。

こう考えるのもキム・ギドクという監督にやはり何かを期待しているのかなと思います。

まあ、キム・ギドク監督がこの映画にどれだけの影響を与えたのかはわかりませんが、チャン・フン監督、早く違う映画を撮って欲しいと思います。

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