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WBO世界ウェルター級タイトルマッチ マニー・パッキャオ VS ジョシュア・クロッティ

ジョシュア・クロッティは怖い

アジアボクシング界の英雄から世界ボクシング界の英雄となったマニー・パッキャオターミネーターのようなボクサー ジョシュア・クロッティと対戦しました。
去年、ミゲール・コットに圧勝したマニー・パッキャオですが、このジョシュア・クロッティ相手でどのような勝ち方をするのか・・・5月に実現するフロイド・メイウエザーとシェーン・モズリー戦の勝者との対戦にむけて興味深々であるわけです。


今のウェルター級はちょっと凄くて
フロイド・メイ・ウエザー
シェーン・モズリー
アンドレ・ベルト
ミゲール・コット
アントニオ・マルガリート
がいます。この中でフロイド・メイ・ウェザーとシェーン・モズリーは今年5月に対戦が決まっているために、この勝者とマニー・パッキャオが対戦すればその勝者は事実上のパウンド・フォー・パウンドとなります。
ジョシュア・クロッティは一時期、オスカー・デ・ラ・ホーヤがウェルター級で活躍していた頃にいたアイク・クォーティのような立場の選手のような感じがします。
マニー・パキャオはボクシング界を盛り上げるためにも負けてはならないのが対ジョシュア・クロッティ戦でありあます。

踊りながら入場するクロッテイは自信満々の顔です。しかし、言っちゃ悪いですが悪役の顔です。で、パッキャオ、会場の全てが勝ってくれと祈られてるような雰囲気の中での入場です。
体格はあきらかにクロッテイ。フライ級から5階級制覇したパッキャオとは違って当たり前です。

    • ラウンド内容
      • 1R:パキャオのパンチ早いです。クロッティは防御。パッキャオのボディーが当たっていますが、効いているのかどうかわかりません。クロッティの右がちょっと怖いです。
      • 2R:クロッティのパンチ重そうです。パッキャオはパンチの連打でガードを開けようとしています。パッキャオの左のアッパーヒット。クロッティふらつきます。パッキャオの作戦は順調か・・・。
      • 3R:クロッティは相変わらず固いガード。クロッティ右から左、ボディーと攻撃。パッキャオのパンチ、クロッティのガードを少しずつ開けて行っています。パッキャオはこの調子を続けることが勝利へと繋がりそうです。
      • 4R:クロッティの右に注意です。パッキャオはガードの隙間、ボディー打ちがヒットします。パッキャオ両手打ちしました。パッキャオ、ガードを開けるために捨てパンチを打ち、ボディーからアッパーへ繋げようとしています。パッキャオの連打は凄い。それに耐えるクロッティ。
      • 5R:パッキャオはスピードのある連打が続く限り勝てる。しかし、危険なのはパッキャオが止まった時。パッキャオはガードの上でもクロッティに打たせるのはどうかと。クロッテイで注意するのは右のみ。パキャオの上下の連打でラウンド終了。
      • 6R:パッキャオ足を使う。パキャオ、カウンター狙っているのか。パッキャオの右ボディーが相変わらず入っています。パッキャオの右フックが軽く当たります。右勝負になるのか。あまり進展のないラウンドです。
      • 7R:クロッティ少し手数を出す。この試合ジャブが少ないか。クロッティの追いかけざまの左右のワンツーがパッキャオにヒット。パッキャオ、ボディーでクロッテイをコーナーに詰める。
      • 8R:いよいよ終盤。パッキャオの作戦が効果的に現れるラウンドになるか。クロッティの左フックがパッキャオにヒット。クロッティの右、ボディーの影響でパンチでのバランス崩れたか。クロッティのパンチがローブロー。パッキャオ、この調子でボディー攻撃を続けるとクロッティ敗れそうな雰囲気です。
      • 9R:パッキャオ、油断は禁物です。パッキャオの左ストレートから右ボディー。ちょっと両者決め手なし。パッキャオの軽い連打からロープに追い込む。クロッティの顔がこの後初めて苦しそうな顔に。
      • 10R:セコンドの表情ではパッキャオ明るい。このラウンドが勝敗の分かれ道になるか。パッキャオ足使う。パッキャオの右ヒット。パッキャオの右ボディー。パッキャオの左右のストレート。左右のボディーがヒット。クロッティー防御で一杯一杯。パッキャオ調子あげる。クロッティの右ヒット。しかし、威力無し。パッキャオ連打。パッキャオ少し疲れたか。
      • 11R:パッキャオ頑張れ!この調子で勝てる。クロッティ少し出てきた。ここが勝負。パッキャオ足を使う。パッキャオの右フックまだまだ健在。クロッティ左アッパー2発。パッキャオ攻勢に出る。お互い一進一歩。パッキャオ、クロッティをコーナーに詰める。しかしパンチが弱いか。
      • 12R:このラウンド、逃げてもパッキャオ勝利。クロッティ出る。バッテイング。お互いパンチ出ず。パッキャオ中盤で連打。しかし続かない。クロッティも同じ。パッキャオ狙っているのか。クロッティは1.2で終わり。パッキャオ連打で倒せるか。パッキャオの連打出ない。判定になりました。


パッキャオ3-0で判定勝利。
クロッティはモズリーともメイウェザーともタイプの違った選手です。
この試合の勝利からモズリーには勝てると思いましたが、メイウェザーに勝てるかどうかの予測は逆に難しく思います。パッキャオは攻撃してくる選手には最高に強い選手です。パンチ力もスピードも当て感も今が最強であるように思います。
メイウェザーという選手のボクシングスタイルの基本は「待ち」であるからです。
しかし、パッキャオはメイウェザー選手より誰よりもボクシングを面白くしている現役最高の選手です。

ただ、最後のインタビュー。パッキャオは元気がありませんでした。そろそろ引退を考えているのかと思います。
一方のクロッティー選手。顔は綺麗な顔。防御の成果です。インタービューでの印象は人柄いいですね。悪役と言ってごめんなさい。