Enduro BLIND BEARING PULLER Intense用のベアリング プーラーの調達
自転車用のベアリング プーラー
IntenseのVPPのピボットベアリングはワンシーズン持たないらしいという話しを聞いて、またその証言も聞きましてベアリングの調達しなくちゃいけないじゃんと考えたわけです。
Competitive Cyclistというアメリカのサイトでも、VPPのベアリングは12〜18ヶ月ごとのベアリング交換を推奨しています。
そういうのを無視してほったらかしにしておくとどうなるかというとフレームが逝ってしまうのです。
インテンスの新しいVPのフレームにはリアスイングアームとフレーム側にグリースニップルが追加されていますので特にこの部分のベアリングの消耗が激しいのでしょうね。
で、ベアリングの交換ですが、しかるべきショップで買ったインテンスであればショップでお願いすればいいのですが、通販もどきで買ったインテンスはそうはいかない。
自分でベアリングの交換をしましょうと考えてベアリングプーラーを購入しました。
アメリカ製のマウンテンバイクは全てエンデューロ社製のベアリング使ってますので、ベアリングプーラーもエンデューロ社製から買ったほうがいいと思いまして購入しました。
実際は日本製でも同じなんですけど、ただ、自転車用となると一般物と比べてサイズとか微妙に違うかもしれませんので・・・。
MTBのサスペンションピボット用のベアリング、ボトムブラケット用のベアリング、ハブベアリングを取り外しするためのツールです。これで自転車におきましては全てのベアリングはOKであります。
中身は
スライディングハンマー
8mm〜32mmまでのアタッチメント8個です。
8-9mmØ; 10-11mmØ; 12-14mmØ;
15-16mmØ; 17-19mmØ; 20-24mmØ; 25-29mmØ; 30-32mmØ
手前がインサート、奥がアタッチメントです。
インサートをねじ込むとアタッチメントが広がります。
どうやって使うかですが、どうやって使うんでしょう?ってことで調べました。
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- まず、ベアリングの内径に合ったアタッチメントを選びます。
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- アタッチメントを広げるインサートをアタッチメントに挿入するのですが、その際、とんがった部分にグリースを塗ります。
- で、ベアリングの穴にアタッチメントを挿入してインサートをねじ込みます。
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- そしてスライドハンマーをインサートにねじ込みそのままスライドハンマーのハンドルを右に回せばアタッチメントが少しずつ広がっていってベアリングをホールドします。
- そして、スライドハンマーを手で持ってベアリング側にゆっくりと移動させます。
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- それからスライドハンマーを手に持ってハンドル側にスライドさせつつハンドル側のエンドにめがけてコンコンと叩きます。つまり、ハンマーがベアリングと反対側に衝突してその反動でベアリングが抜けるというものです。
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ベアリングプーラーにはこういう形のものがありますが、アームを引っ掛ける場所のないタイプに関してはスライドハンマー式が有効であるということになります。
で、おまけで付いていたベアリングプーラーもどき
使えるのかどうかわかりませんが、まあ、おまけですので。
今シーズン末には一度スロープスタイルのベアリング交換といきましょう。