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WBOミドル級全勝対決 ダニエル・ジェイコブス VS ディミトリー・ピログ WBO Middleweight Championship Daniel Jacobs VS Dimitry Pirog

誰もが勝つと予想したホープがKO負けした日
オスカープロモーションの秘蔵子であるWBOミドル級世界ランキング1位のダニエル・ジェイコブスが世界ランキング2位のディミトリー・ピログと対戦しKO負けをしました。
共に全勝同士の対決です。これからの対戦で全勝という勲章はファイトマネーを吊り上げる1番の要因になります。
で、一方は将来のスター選手と呼ばれ、そういう素質が見え隠れするアメリカのダニエル・ジェイコブス選手。
もう一方は地味な実力者ディミトリー・ピログというロシアの選手。
スターの道を敷かれたダニエル・ジェイコブス選手がこの全勝対決を制覇して輝くWBOミドル級チャンピオンになるのか・・・しかし
このディミトリー・ピログ選手、強かった。
レイジング・ブル的なタフガイなんです。
軽やかステップ、派手なパンチの繰り出しに華のあるボクシングスタイルのダニエル・ジェイコブス選手・・が負けました。
敗因は、ダニエル・ジェイコブス選手、まだ未完成な選手です。
恐らく2年後に再戦すれば勝つでしょう。ボクシング選手として大成する才能は見え隠れするのですが、あくまでも見え隠れ程度です。
これは強い選手だなぁという印象より、強くて人気のある選手のボクシングスタイルを持ったちょっとイケテル選手であるという印象です。
まだ23歳。この敗戦で潰れなければいいですけどね。
これで2人のレコードは

ダニエル・ジェイコブス選手:1987年生まれ 21戦20勝1敗17KO
ディミトリー・ピログ選手:1980年生まれ 17戦17勝14KO

しかし、現在のボクシングの中・重量級チャンピオンはほとんどがヨーロッパ勢ですね。