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WBO世界フェザー級タイトルマッチ ファン・マヌエル・ロペス vs ラファエル・マルケス

この試合、もうすでに終わった試合でありますが、長谷川穂積選手がフェザー級ですし、フェザー級という階級は日本にとって無視できない階級です。
この階級にはこんなに強い選手がいます。
好ファイトが予想された好カードな試合、WBO世界フェザー級タイトルマッチ ファン・マヌエル・ロペス vs ラファエル・マルケス

ファン・マヌエル・ロペス

1983年生まれ、プエルトルコ
身長/リーチ:166cm/175cm
30戦30勝27KO
サウスポー
2階級制覇

ラファエル・マルケス

1975年生まれ、メキシコ
身長/リーチ:165cm/183cm
45戦39勝35KO6敗
オーソドックス
2階級制覇
この両者、長谷川選手と同じく2階級制覇しています。
非常にエキサイトした試合でした。
どちらも打合を好むファイターで倒し屋同士。


ラファエル・マルケスは名チャンピオンであるファン・マヌエル・マルケスの弟です。好ファイトはイスラエル・バスケスとの4戦。
同じ選手同士が4回も試合を行ない、2勝2敗の五分となっています。
最高の試合を見せる好敵手であります。これほど噛み合った試合は滅多に見れることはありません。
この両者の戦いはリング史に残してもいいようなあまりにも壮絶な戦いでありました。
ラファエル・マルケスはスピードがあって激しい打ち合いの時に正確なカウンターを決める事ができる選手です。
ファン・マヌエル・ロペスとの打ち合いでもカウンターでぐらつかせたのはラファエル・マルケスでした。


試合はチャンピオンのロペスペース。
このファン・マヌエル・ロペスは強いチャンピオンと言われていましたが、顔が亀田興毅選手に似ているので打たれ弱いのではないかと思っていました。
ぐんぐん押して来るハードパンチャーの強い選手と戦ったときに、未知数なところがあると思っていました。
しかし、この試合を見て、これはマジで強いチャンピオンだと思いました。
何度がラファエル・マルケスのパンチを受けてぐらつくところがありましたが、パワーと勢いでラファエル・マルケスを終始圧倒していました。
カウンター気味の右フックが強烈です。
同じプエルトリコの名チャンピオン、オーソドックススタイルのフェリックス・トリニダードが左フックが強烈でしたので、プエルトリカンはフック系を攻撃の要にしているのか。
しかし、ラファエル・マルケスとの打ち合いに勝ったのですからたいしたチャンピオンです。
強いて言えばラファエル・マルケスに少し元気がなかったのが残念。
本調子でなかったのか、イスラエル・バスケス戦でボクサーとしての精根使い果たしたのか、最強の頃の勢いがなかったのです。
最後は左肩を負傷して試合を棄権してしまいました。
トランクスに日本語で「勝」って縫ってあったので応援してたんですが、残念です。

WBO世界フェザー級タイトルマッチ ファン・マヌエル・ロペス vs ラファエル・マルケス1/3

WBO世界フェザー級タイトルマッチ ファン・マヌエル・ロペス vs ラファエル・マルケス2/3

WBO世界フェザー級タイトルマッチ ファン・マヌエル・ロペス vs ラファエル・マルケス2/3