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iPod classic を良い音で・・。ヘッドフォンアンプ iBasso Audio T3 Hj

iBasso Audio T3 Hj


音が悪いというiPod Classic
聴いてみましたが確かに音は良いとは思いませんが、iPhoneよりましです。
iPhoneはAMラジオ的な音がしますから。
音、音と言っても通勤や移動時に聴く音楽に音の良さを求めるのは、結構難しいと思います。
ただ人間って状況に応じて音を良しとする閾値を作ることが出来ます。
ちゃんとしたリスニングルームでのいい音を外に持ち出すポータブルオーディオの世界に求めるようなことはしません。
これまでヘッドフォンの良し悪しで音のグレードアップを狙っていましたが、今回、iBasso Audio T3 Hjというヘッドフォンアンプを買いました。

本来ならiPodのようなポータブルDAPにヘッドフォンアンプを付けるのであればその分ヘッドフォンにお金かけたほうがいいと思っていましたが、ヘッドフォンアンプは今旬であるとか・・。多分、今の住宅事情では思いっきりスピーカー鳴らせないのですよね。ヘッドフォンアンプってかなりの効果ありますし。
ヘッドフォンはいいのを買った、音は良くなった、じゃあヘッドフォンアンプでさらに音を良くしてみようか、あるいはiPod付属のヘッドフォンではいい音が望めない、ヘッドフォンは上を見るとキリがないし、じゃあ手頃なヘッドフォンアンプを買って音を良くしてみようか・・実際、音は良くなった、じゃあヘッドフォンをグレードアップしてみようか・・というのがオーディオの恐ろしいところです。
所詮、野外での使用を目的としていますので、iPod本体より大きくないこと(特に厚みが)、iPod Classicと合わせてほぼSony NW-A857と同じ価格になる条件で探していましたが、あるものです。

で、早速買って試聴。
ヘッドフォンで音楽を聴くには一般的なオーディオでもヘッドフォンアンプ通すと驚くほど音は良くなりますが、こんな小ぶりなヘッドフォンアンプですが、あきらかに音が違います。
いい音かもしれないという錯覚以上にいい音に聞こえます。
ヘッドフォンはSennheiser HD25-1(70Ω)ですが、アンプ無しでは多少のキンキン気味な音と、程良いにはちょっと遠い乾いた中低音が奥行きのあまり感じられない音ですが、トータル的にはビックリするほど悪くない音です。
このヘッドフォンアンプ通しますと、キンキンさが消えて重厚さと奥行きさが蘇ってきます。

Gain 1とGain 2のスイッチを入り切りして+3dB、+8dB、+10dBのゲイン調整が可能です。
部屋でじっくりとヘッドフォンで聴くのであれば充電式のものより電源駆動のほうが格段にいいですが、通勤や移動時の音源としては満足できるものだと思います。
iBasso AudioではT3 Hjの上位機種もありますが、音の良さと比例して大きさと値段が上がっていきますので・・オーディオの世界、あまり上を見ないほうがいいですし、お金があれば、充電式のヘッドフォンアンプに投資するよりよりいいヘッドフォンか電源駆動のヘッドフォンアンプを買ったほうがいいと僕は思います。

で、大きさなど

T3 HjをiPodとドッキングさせるとこんな感じです。

T3 Hj iPod Classic
W37mm×H64.5mm×D10mm:28g W61.8mm×H103.5mm×D10.5mm:140g

背広やワイシャツの胸ポケットにもかろうじて違和感なく入ります。
この一つ上のタイプはアナログ音源の他、デジタル音源対応になります。つまりノートパソコンの貧弱な音源を豊かにしてくれます。

D2+Hj Boa iPod Classic
W51mm×H82mm×D21mm:108g W61.8mm×H103.5mm×D10.5mm:140g

しかし、ちょっと大きくなって胸ポケットやパンツのポケットに入れて持ち歩くということが出来ません。
多分、これがネックになることと、電池が内蔵リチウムポリマーバッテリーで寿命がだいたい3年程度と言われていますので、あまり高価なものを買っても悲しいかな消耗品なんです。
で、iPodにケースを付けてT3 Hjを両面テープで固定しました。


これ以上の大きなものになると両面テープ止めは出来なくてバンド止めということになるようですが・・。

iBasso Audio T3 Hj
周波数特性 20Hz〜100kHz、±0.5dB
S/N比 −98dB
最大出力 76mW+76mW(16Ω)
約2.5時間充電 連続約38時間使用

連続使用時間は当たり前かもしれませんが、iPodとほぼ同じです。