パンケーキレンズで何も考えずに写真を撮ってばかりいるとコンデジでいいんじゃないかと思った。
新宿 Olympus OM-D E-M1
35mm換算で28mmという画角のpanaの単焦点レンズを持って新宿を2日ほどほっつき歩いたんですが、軽くてコンパクトで目の前にあるものパチパチと写真撮れて、ブレないから三脚いらないし、F2.5なんで薄暗い喫茶店の中でも手持ちで撮れるし、いいことだらけでした。
ただ、本人の悪いところであるんですが、ファインダー覗くと絞りだとかISO感度だとかみんな忘れます。それと、諦めが早い。
もっと寄ってとか離れてとかの動作を殆どしない。
通行人にご迷惑かけるのではないかと小心者になってしまいます。
カメラ持っている時に一番欲しいのは光学迷彩服です。
歩いて止まって、90度振り向いてチラッとファインダー覗いてすかさずシャッター押す。
ひどい時はファインダー覗かないでテキトーにシャッター押す。
フィルムカメラの時代ですとフィルム代と現像代で破産するような感じですが、これも、オートフォーカスと優れた何でも自動モードのおかげです。
こういう撮り方はコンデジでいいのではないか?
で、人間の見た感じはレンズでは50mmって言われていますが、本当にそうなんだろうか?
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/標準レンズ
ここを読むと「レンズは50に始まり50に終わる」という格言まであったそうですが、昔のカメラの世界、多くの才能が、意味のないこだわりで潰れたりしたんでしょうね。
で、カメラをぶら下げて写真を撮ると人間の見た風景と実際に撮った風景が殆ど違ったイメージになってしまって、こんな写真いつ撮ったっけ?が非常に多いです。
こういう身に覚えのない写真枚数を減らしたいと思う時に一番欲しいのが、視野角調整メガネです。
メガネの横のダイヤルで、24mmから200mmの画角に調整出来て、見たもの全てがレンズになるので、もっと楽に、簡単に、素早くシャッター押せるかも知れないし、自分で撮った写真は覚えておけるのではないかと思います。
しかも、絶えずファインダー覗いた状態で世の中見渡せているのでシャッターチャンスつかみやすい。
指で四角作って、おぉ、イイねえ〜と言わなくていい。
ということで、広角パンケーキレンズは現代のデジカメの高い性能のおかげで何も考えずに、ファインダーさえ覗かないで写真が撮れてしまいます。
これではいかん、背景をボカした写真を撮らないとダメだ。
で、今年はオリンパスの60mmのマクロレンズで素人モデル撮影してさんざんでしたので、中望遠レンズに挑戦したいと思っていたら、オリンパス40-150mm F2.8 PRO が来年あたりに出るんですね!ヨドバシのポイント頭金にして買おうかな…