劇場版ラブライブ ネタバレ感想

感想というか、アニメとしての結末に納得してるのになんか納得できないので整理のために。(まとまってないけど)


既に書いたように、お話の結末には納得している。ちょうど今日の再放送でμ'sの解散を決めていたけど、劇場版でこれを覆してたらもっと納得してなかっただろう。劇場で「はぁ〜〜〜〜!!!????」って叫んじゃうよ。
ただ、てさ部でやったように、世界をサザエさん時空にしてしまうオチがアリならそうしてほしかったなーという感じ。もちろんこんなオチが許されるような作品ではないのは承知しているんだけど。
とにかく、「学生の都合で始めた活動」なので、2期ラスト時点での「勝手に解散を決めた」「解散の報告をしてない」というのはひとりよがりな行動だけど、学生のやることなので許される。それが劇場版で「大人の都合」が明確に絡んでくる事によって「学生のやることなので」が通用するかどうか、そういう葛藤と戦う話に感じた。


ニューヨーク(とは作中で明言されてないけど)から帰ってきたμ'sを待っていた突然のフィーバーは現実のラブライブ人気を反映している感じで、俺としてはあれによって上記の事に対する納得感がかなり減少した。(あの展開には正直なところ傲りを感じた)
アニメの世界の話で済ませていれば納得できたんだけど、現実のフィーバーになぞらえたことによって「大人の都合なんか知るか!これは私たちだけの物語だ!」という勇気が要るであろう決断に対して「え?でもライブはやるんだよね?」「CDもカードも売るでしょ?」「スクフェスだって続くよね?」というモヤモヤがついてきてしまう。
「アニメはアニメ、プロジェクトのごく一部でしょ」といえばそうなのかもしれないけど、そんな単純なプロジェクトでもないよね。アニメは後入りだけど稼ぎ頭のスクフェスはもっと後、アニメありきだし。
「サンシャイン(ユニット名未定)に道を譲ってμ'sはユニット活動を終了します」との発表がファンミの最後にでもあればすべて納得なんですけど、人気絶頂のドル箱プロジェクトに対してあえてそういう決断をする大人はいないよね?そういうところにモヤモヤがある。
このへん完全に俺の解釈の問題で、「現実の流行りになぞらえているというのは考えすぎ」ということならモヤモヤも全部考えすぎってことになるんだけど。



まあでも「見てよかった」「満足した」というのはあるし、久々にはてダ書くきっかけになったのもよかった。


歌の入りが雑なのは俺はうれしかったし、インド映画やミュージカルばりにもっと歌ってほしかった。欲を言うとこれから飛行機に乗るっていうときに突然滑走路で歌ってほしかった。




些末なことなんだけど、行きの飛行機に乗る前に穂乃果に「あの空に行くんだよね」とか、いい感じのこと言わせといて行きの飛行機のシーン全部カットするの本当にそれでいいのかよという感じだった