2006-01-05
■[言葉]御机下の読み方 
医者は、互いに「先生」と呼び合う珍妙なる風習を持つが。
紹介状などを書く場合、さらに「○○先生御机下」と、敬意を表す習慣がある。
こういう習慣は誰からか習うわけではなく、人がそう書いているのを見て、真似して覚えるわけである。
で問題なのは「御机下」の読み方である。
誰からか習ったわけではないので、漢字は知っていても、読み方は習っていない。
辞書で調べても「机下」は「きか」で載っていても、「御机下」は載っていない。
私はずっと、「おんきか」と読むと思っていた。
でも回りの医者に聞いたら、「ごきか」だと、皆言っていた。
しかし、しつこく聞いてまわったら、「おんきか」だと言う人もぼちぼち現れた。
ネットで調べても、よくわからない。
どっちでも良いのかもしれないが。
トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/annojo/20060105
確かにわからないにゃ。
http://tamagoya.ne.jp/potechi/2000/20000213.htm
これは、「おんきか」
http://qa.nenga.impress.co.jp/fQA.php?qid=746
これは「ごきか」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%87%E4%BB%98
脇付というらしい
推測。もともと「机下」という言葉。さらに敬語ということで「御」をつけた。「机下」は音読なので「御机下」(ごきか、おんつくえのもと)と読むのが正式とは思うが、ゴキか? は語感が悪いので、特に口で説明する場合は「おん・きか」も使われるし、使ってもよい。
そういうことではないかにゃ?
でも、私は「御侍史」の方を使う事が多いのであまり気にしていませんでした。あ、でもこれも「おんじし」なのか「ごじし」なのか分からないぞ!(笑)。
どなたか正しい読み方をご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教示頂けると幸いです。
だって 「ゴキ」「か」だもん。
>で問題なのは「御机下」の読み方である。
この件りを読んで何が問題なのかまったくわからなかったほどである。そうか…わからんのか…
ところが、医学界の先生からは、「なにわ太郎先生御机下」という宛名書きで書状をいただくことが多い。当初は驚いたが、法学界風に返事を出している。
つまり、医師から、「なにわ太郎先生御机下」という宛名書きで頂いた貰った郵便に、「○○先生」とだけ書いて返事している。
しかし、これでは、医学界の人に対する書状としては敬意不足なのかなあと不安になる。
なお、対話の相手の呼び方だが、弁護士は、相互に「先生」を付けて呼ぶようである。
法学界では、恩師、年長者には「先生」。同年輩の人には、「さん」。かなり年下の人には、「君」。
悔しいので、角川の「新字源」などで「御」の字の読み方を調べてしましたにゃ
【御】
読み
漢音「ギョ」「ガ」
呉音「ゴ」
訓読「み」「おおん(オホン)」「おん」「お」
意味
1.貴人のおそばに使えること
2.1.から、貴人の馬車を運転すること(例:御者、ギョシャ)
3.1.から、貴人の身の回りの世話やセックスのお相手などをする人(例:女御 ニョゴ)
4.2.から馬車などを操縦すること、または操る技術(例:統御 トウギョ 制御 セイギョ)
5.1.から天皇の行いや持ち物につける接尾語(例:還御 カンギョ、崩御 ホウギョ)
6.1.から尊敬語を作る接頭語(御机下 はこれだが読みは不明)
「ギョ」と読む場合 漢語につける。
例 御名(ギョメイ) 御爾(ギョジ) 御幸(ギョコウ) 御衣(ギョイ) この読みは天皇関係が多い。
「ゴ」と読む場合 おもに漢語につける。
例 御意見 御入場 御進物 御新居 御用 和語につく例外 ごもっとも
「み」と読む場合 おもに和語につける。
例 御食(みけ)御輿(みこし)御心(みこころ) 漢語につく例外 御堂(みドウ)天皇をさらに超えて、神様仏様関係に使う場合が多そう。
「おおん(オホン)」「おん」「お」と読む場合
「おほん→おん→お」というふうに変化したらしい。左になるほど改まったカンジがする。おもに和語につけるが、漢語につける場合もありその例外は「み」よりも多い。「お」はひらがなで書く場合が多い。
例 いずれの御時(おほんとき)にか、女御更衣あまた 御身(おんみ) 御手元(おてもと)お箸(おはし)お話(おはなし)お着物(おきもの)
漢語につく例外 御礼(おんレイ)御中(おんチュウ) 御電話(おデンワ) 御掃除( おソウジ)御茶碗(おチャワン)
御の読み方で意味が変わる語
【御所】
「ギョショ」と読んだら天皇がおすまいになっているところ、
「ゴショ」と読んだら天皇だけでなく、上皇、三后、親王、将軍、大臣のすまいまでも使ってよい。
【御手洗】
「みたらし、みたらい」と読んだら、神社の拝殿近くにある、手や口を清めるところ。
「おてあらい」と読めば、おトイレ。
【御前】これはすごい。相手の方のランキングで読み方が変わる
「ギョゼン」と読んだら、天皇のご座所。
「ゴゼン」と読んだら、貴人のご座所、ならびに貴人の敬称。のちに貴婦人の敬称。
「みまえ」神様、仏様、天皇、皇室、など超高貴な方の前
「おほんまえ」あらたまった敬語 皇室、旧華族クラスの方の前とか
「おんまえ」敬語、偉い人の前
「おまえ」単なる二人称
推測 「御机下」の読み方候補
「ギョキカ」正しい漢音、でもおそれおおくも陛下に手紙をさしあげているみたいになる。
「ゴキゲ」呉音ならこう読むはず。例:御進物(ゴシンモツ)。でも発音すると意味不明。
「ゴキカ」漢音と呉音が混在。でも「机下」は(キカ)なのでありかにゃ?
「みつくえのもと」訓読み、でも光源氏に恋文を送っているカンジになる。
「おおんキカ」音読と訓読の混在だけどありか?ちょっともったいつけすぎ。
「おんキカ」御中もあるし、これは、ありにゃろう。
「おキカ]いくらなんでもくだけすぎ。
どれが正しいかは、歴史の暗闇の彼方に……。
「御」を付けて「御貴下」とした場合は、
「おんきか」となるから、「御机下」も同様ではないでしょうか。
それよりも、「机下」自体が尊敬語であるのに、
更に「御」を付けて重ね尊敬語とするのには抵抗がありますね。
とどめに、「○○先生御机下」となると、尊敬語の三重奏。
一般社会とかけ離れた世界だと改めて認識しました。
通常は「○○様机下」で十分ですから。
役職などの敬称をつけたいのであれば、「医学博士○○様机下」でしょう。
わからないということが良く分かりました。
どっちでもいいのかも。
>由姫様
お久しぶりです。
紹介状とかは、相手の先生にお願いする立場なので、へりくだるに越したことはなく。
ご機嫌損ねると、紹介しても見て、もらえない事もありますので。
手紙を書くとき目上の人に書くときは、侍史。
目下、または後輩に書くときは机下です。
侍史の意味は「あなたの召使に手紙を渡しておきますので暇なときに見てください」という意味です。召使は自分より位が下ですから御はつけません。
机下は、「机の下(中?)において置くので後で読んでくれ」という意味です。自分が机より身分が低い程度の人間であるなら御をつけてください。
医学会は古い風習が残っており、ある意味日本文化を感じるところがあり、わたし個人としては興味深いです。
ちなみに紹介状に御をつける医者は知識が足りません。