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Anno Job Log

2018-03-06

[]雑感

まあいろいろ思うこともあるが、気楽に感想をのべる立場でもないと思うので、現実的な話を。


ホルモン開始前に保険適用のため乳房切除術をというケースは増えそう。

ただ、行列が伸びて数年待ちという場合に、毎月の生理に耐えながらホルモンを始めずに順番待ちをするというのはかなり厳しい。

胸だけいや、というFTX的な人が並ぶ、ということになるかも。


あとMTFでも、20歳くらいでノンホルでもパスしていて、SRS希望というケースもあるかも。

ただ、これも数年順番待ちしている間に、男性化が進み、パスが困難になる、ということも。


また、MTFでは、個人輸入でホルモン剤を服用していれば、自由診療には当たらない。

ただガイドライン上は、医師の管理下でホルモン療法をすることが望ましく、認定医はガイドライン順守を求められるだろうから、ややこしい状況になる。

[]性別適合手術で当事者大半保険使えず ホルモン療法中は対象外

AJコメント:「ホルモン療法中は」という見出しは、「ホルモン療法を中断していれば可」とも読めるが。山陽新聞は、岡山の新聞。中塚先生にコメントを取っているし、この見出しは中塚先生も知っているのか?



https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180306-00010001-sanyo-hlth

性別適合手術で当事者大半保険使えず ホルモン療法中は対象外


3/6(火) 8:40配信

山陽新聞デジタル



 心と体の性が一致しない性同一性障害(GID)の人に対して、4月から公的医療保険の適用が始まる性別適合手術で、自由診療のホルモン療法を受けている場合は、原則として適用対象外となることが5日、関係者への取材で分かった。自由診療との併用を禁じた「混合診療」に当たる可能性があるためだ。ホルモン療法を受けているのは当事者の大半とされ、事実上自費での手術も継続することになる。

 性別適合手術の保険適用は同日、正式決定された。性別適合手術は、子宮や卵巣、精巣を摘出したり、陰茎を切除したりして本人が望む性の容姿に変える。現在は自由診療で、100万円以上とされる費用を全額自費で賄う必要がある。保険適用後は最大3割の自己負担で済む。

 GID当事者へのホルモン療法は、身体的性別とは反対の性ホルモンを注射する治療で、手術に臨むまでに始めるケースが多い。厚生労働省によると、身体的性別と同じ性ホルモンを使うホルモン療法は保険が適用される治療の一つだが、GID当事者の場合は目的外使用に当たるという。

 これまで学会や患者団体が中心となり、厚労省に手術の保険適用やホルモン療法も対象とするよう働き掛けてきた。

 GID学会の中塚幹也理事長(岡山大大学院教授)は「多くの当事者にとって形式的な保険適用となるが、制度の厚い壁にようやく大きな穴をあけられた。学会としても引き続き、ホルモン療法の適用を厚労省と協議したい」と述べた。

[]性別適合手術 ホルモン療法併用者「保険外」 厚労省方針

https://mainichi.jp/articles/20180306/ddm/008/040/065000c

性別適合手術

ホルモン療法併用者「保険外」 厚労省方針

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 毎日新聞2018年3月6日 東京朝刊

 心と体の性別が異なる性同一性障害(GID)の人に対する性別適合手術への公的医療保険適用に関し、厚生労働省は5日、ホルモン療法を実施している人は保険を原則使えないとの考え方を示した。ホルモン療法は、自認する性別に体を近づけるための治療で、手術の前に受ける人が多く、大半が保険適用されないことになりそうだ。

 厚労省は2018年度の診療報酬改定で性別適合手術への保険適用を決めた。対象となるのは、男性器の切除や形成、子宮や卵巣の摘出など性同一性障害の手術療法全般と、乳房切除。保険が適用されれば原則3割負担となる。

 しかし、ホルモン療法は保険適用外のまま。保険診療と保険外診療を併せて行う「混合診療」では、すべて保険が使えなくなる。厚労省は、ホルモン療法を受けている人が性別適合手術を受けるケースが混合診療に当たるかどうか検討していた。

 また、厚労省は同日、保険が適用される病院の基準を公表した。適用対象となる条件は▽GID学会認定医が所属している▽一般病床がある▽一定の実績がある−−など。現在性別適合手術が行われている医療機関でも当てはまらないところがあり、保険が使える医療機関は3、4カ所にとどまるとみられる。【藤沢美由紀】

社会生活に必要

 ホルモン療法は、性ホルモン製剤を投与して自認する性に体を近づけるために行う。男性ホルモン剤には筋肉量を増やし、女性ホルモン剤は乳房が膨らむなどの効果がある。自認する性別でスムーズに社会生活を送るためには必要だと考える当事者は多い。ホルモン療法の併用を認めないと厚労省が判断したことで、実質的には手術への保険適用は限定される。

 ただ、極めて少ないとみられるが、ホルモン療法をせずに手術を受けるケースもある。厚労省が性別適合手術だけでも保険適用を決めた背景には、メリットがあるとの判断もあった。同省は、ホルモン療法についても保険適用を検討している。適用が決まるまで早くても1年、状況によっては数年かかるとみられる。

 治療全般の保険適用を訴えてきた「日本性同一性障害と共に生きる人々の会」前代表の山本蘭さんは「ホルモン療法の保険適用を待つしかない。残った課題が早く解決するよう今後も取り組んでいきたい」と話した。【藤沢美由紀】

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