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安穏日記

海角七号 - 君想う、国境の南 -

2010-01-11

台南旅行その2 頑皮世界

| 09:12 |

1日目のお宿は我が家の旅行にしては珍しくとてもよいところ。


◆桂田酒店

http://www.queena-cth.com/


「酒店」はホテルのことですよ。中信のグループが経営しているようです。ただ、立地は工場地域の中で、ここに本当にホテルがあるのかしらん、とびっくりしました。設備は五星級の名に恥じないものだったと思います。SPA気持ちよかったですよー。


と、心も体もリフレッシュして、次の日は子どもたちが大好きな動物園に。


f:id:annoncita:20091231101532j:image:h250:left◆頑皮世界

http://www.wanpi.tw/

台南縣の北の方、学甲郷にあります。旅慣れてないから、行ったり来たりしていますね(笑)。



台湾動物園は今のところ訪れたところはほぼすべて、あまり柵を高くせず、開放感のある環境で展示されているところが多いです。ここもそういう飼育方法です。



入り口で1パック10元で食パンの袋を売ってくれます。「動物が食べるように薬が入っているので、お子様たち食べないでくださいね」と入り口のおじさんに注意されましたよ。入るとすぐに水鳥の池があって、人間の方にぐいぐい寄って来ます。えさがもらえると知っているんだな……。おこぼれをもらいにくるスズメがとてもかわいかった。むしろ彼らにあげたい。


f:id:annoncita:20091231103717j:image:h150  f:id:annoncita:20091231112859j:image:h150   f:id:annoncita:20091231113532j:image:h150


こういう動物にも餌付けができます。かわいい。ダチョウはものすごい数がいましたよ。広々としたところにダチョウの大群がいるみたいで壮観。しかもすごく好奇心が強くてみんな「何だ?何が来た?」とばかりにわらわら寄って来ます。

ヤマアラシはジレンマに陥ることなく(笑)、みんなで寄り集まって暖をとってました。


f:id:annoncita:20091231123037j:image:h200:right驚いたのは、こやつにも食パンをあげられること。柵が二重になっていまして、間のところに投げ入れてあげれば、こうして長い舌をのばしてぺろんと。

子どもたちもこの長い舌を生で見られたことが面白かったみたい。やや行きづらいところにありますが、なかなか楽しい動物園です。

台南旅行その3 鹽水天主堂

| 10:01 |

頑皮世界の位置を地図で確かめているときに、どうにも気になって仕方のない町の名前がすぐ隣にありました。「鹽水鎮」。

かつて見た『帯我去遠方』という映画の中に登場した天主堂(カトリック教会)、検索してみると、台南縣鹽水鎮の鹽水天主堂がそれだというのです。


おおー、実在したんだ。ぜひ行ってみたいけれど、そうそう通りがかるところでもないし……と思ってたら、意外にも早く通りがかることになりましたよ(笑)。


動物園見学がおわったところで、主人に

「この近くに一軒行ってみたい天主堂があるのですが」

「なんか珍しいの?」

「大変、珍しいです。もうこんなところに来ることは2度とはないと思うので、ぜひ行きたいと思うのですが!!!」

とだんなさんが戸惑うほどに鼻息荒く主張してみました。


頑皮世界から車で10分弱。本当に近かった。


そして、あった。

f:id:annoncita:20091231132932j:image


だんなさま、唖然。ある程度知っていた私も外観は初めて目にするので、「これは……思った以上に……!!」と大興奮。


f:id:annoncita:20091231132957j:image:h150:leftだって、狛犬ですよ?天主堂に狛犬



f:id:annoncita:20091231133038j:image:h150:left聖堂入り口。

「祭天殿」なんて書いてあるお聖堂初めて見ます!!


ちなみに同じくカトリック信者であるだんなさんは、ここら辺で引いて、一人で見てください、と去っていきました。つまんなーい。



f:id:annoncita:20091231133813j:image

f:id:annoncita:20091231133804j:image:h300 f:id:annoncita:20091231133823j:image:h300 f:id:annoncita:20091231134005j:image:h300 f:id:annoncita:20091231134000j:image:h300


今日ほど自分の写真の腕を嘆いたことはないな。当日曇天、すぐにも雨が降りそうという天気で、聖堂内がちょっと暗い状況でした。すばらしさが伝えきれずに申し訳ない。

それにしても、目にも鮮やかな美しい中華風装飾。入堂した瞬間、本当に「……天啊……!!」の一言だけで言葉を失ってしまうほどの、すばらしさ。


f:id:annoncita:20091231133939j:image:h200:leftこれは十字架の道行きの一留ですね。この絵画も中華風。



f:id:annoncita:20091231133834j:image:h200:left告解部屋。クラシカルなものですね。



f:id:annoncita:20091231133230j:image:h200 f:id:annoncita:20091231133201j:image:h200 f:id:annoncita:20091231133115j:image:h200 f:id:annoncita:20091231133153j:image:h200


聖堂の外にはロザリオのお堂が。背面にあるのは、ロザリオの玄義の主題が図説してあるんですね。それも中華風。


このあたりの布教にあたって、地域の人は西洋伝来の異文化に警戒心が強いので、大陸出身の神父様が思案。あえて地元の人々が慣れ親しんでいる廟に模した天主堂を企図、建設したそうです。表に「民國七十五年 重建」という記念の額がありましたので、現在の建物は築20数年ということになりましょうか。


それにしてもいいものを見ました。本当に感動的だった。カトリックっていう宗教の、大胆さといいますか。本質を邪魔しなければ、何でも取り入れちゃいますっていう柔軟さ。

自らの信心にも大いなる刺激になったことは言うまでもありません。


こちらも非常に行きづらいところではあるんですが、もし機会がありましたらぜひに訪れてみてください。

ぽんぽこやまぽんぽこやま 2010/01/11 14:35 すごい・・・。
大阪のカテドラル、外は洋風ですが、正面に大きな和服姿のマリア様の絵。
細川ガラシャの絵もあって、結構和風です。

annoncitaannoncita 2010/01/11 16:53 ぽんぽこやまさま

これを見たときに、「日本にはこれほどのものはなかったよなあ」ということも思いました。
津和野教会も畳敷きでしたが、外側は洋風でしたし。

大阪のカテドラルもぜひ拝見したいものです。

dislabdislab 2010/01/12 08:23 おもしろいですね。
なんか隠れキリシタングッズ?の代表「マリア観音」を見た時みたい。ちょっと衝撃。

annoncitaannoncita 2010/01/12 09:02 dislabさま
えっへっへー。カトリックやるときは、思いっきりやっちゃいます(←自分が建てたわけでもないのに)。

台湾は原住民地域にもたくさん教会があるから、きっとそこにも彼らの文化に根ざした面白い聖堂があるんじゃないのかなあ、と期待しているのですが、どうなんだろう?