アットマークとパーセント記号の使い分けについて

夜にはきちんと涼しくなる札幌の実家からお届けしております、「他人の脳内」のanotherでございます。さてここで帰省を機にして、前々から気になっていた年寄りの繰言を書き連ねようという目論見を果たさせてくださいませ。
最近、「だれそれ@管理人」とか「なにがし@ほげらら中」とかいう表記をよく見かけますが、これは、手前のような古参ネットワーカーから言わせてもらえば、間違いなのでございます。
かつては、ネットワーカーの名前とその状態を区切る記号には、「@」(アットマーク)の他に、「%」(パーセント記号)というものがございました。そしてその両者は、記号の後ろに続く文字列が「組織や場所」である場合には「@」を、それ以外の状態を示すものである場合には「%」を、それぞれ使い分けるものでございました。つまり、例えば、

  • another@札幌 ←OK
  • another@他人の脳内 ←OK
  • another@帰省中 ←NG
  • another@管理人 ←NG
  • another%札幌 ←NG
  • another%他人の脳内 ←NG
  • another%帰省中 ←OK
  • another%管理人 ←OK

とする厳格な掟が、少なくとも7年前のfjには、存在したのでございます。
しかし時代は下り、いつのまにか「%」という記号は忘れ去られ、名前の後ろにどのような事柄が記されてあろうとも、全て「@」でOKということになってしまったようなのでございました。手前のような古参ネットワーカーは、「ああ、そういうものなのか……」と思いつつ、それでも、いにしえの慣習をどこかに記録せねばなるまいと思って、こうやって繰言を記録するものなのでございました。