2012-02-07-Tue
変革期の地方自治法
![]() | 変革期の地方自治法 (岩波新書) 兼子 仁 岩波書店 2012-01-21 売り上げランキング : 12131 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
1999年の地方自治法大改正、2009年の民主党政権発足を経て、“地域自治”改革はどこまで進んだのか。自治権確立のための残された課題、「平成の大合併」や「指定管理」がもたらしたもの、首長と議会の望ましい関係などを検討し、東日本大震災後のいま、地方自治法制がめざすべき方向を明らかにする。
地方自治の第一人者らしいが、読みづらくてかなわない。自治体において政策法務能力が今後さらに必要になっていくという指摘はまったくそのとおり。
2012-02-01-Wed
民法改正: 契約のルールが百年ぶりに変わる
![]() | 民法改正: 契約のルールが百年ぶりに変わる (ちくま新書) 内田 貴 筑摩書房 2011-10-05 売り上げランキング : 1473 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
日本が西洋諸国と伍していくための国家戦略として明治期に制定された「民法」。企業間の取引から日常的な売買にいたるまで、われわれの経済活動の最も基本的なルールを定めたこの法律が、いま百年余りの時を経て抜本改正されようとしている。なぜ現在、こうしたルールの変更が求められているのか。具体的に何がどう改正され、それによって私たちの生活にどんな影響がもたらされようとしているのか。市場の世界化を見据えた契約法モデル策定の最新動向を、第一人者が平明に説く。
同時期にちくまと岩波から民法改正をテーマとする新書が出されたが、まずちくまのほうを読んでみた。
日本だけではなく、EUやアジアなどの民法事情も紹介されていて面白い。カンボジアの契約法は日本の法律顧問が作成したとか。また、日本の民法典は簡潔に書かれすぎていて、条文を読んだだけでは知りたいことが分からないなど、なるほどなと思った。公務員試験の勉強をしていた頃を思い出しました。
2012-01-18-Wed
2011-12-22-Thu
義経伝説―歴史の虚実
![]() | 義経伝説―歴史の虚実 高橋 富雄 中央公論新社 1966-10 売り上げランキング : 465891 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
古く「平家物語」や「源平盛衰記」など、軍記物で形象化した義経は、室町時代の「義経記」にいたって物語化の頂点に達し、さらにそこから色とりどりの大小の物語が派生した。「判官物」と称される一群のジャンルがそれである。ついには歴史と伝説のけじめさえつかなくなり、義経は一方では国民的英雄として、他方では白面の貴公子、においやかな遊冶郎として日本的美意識の具現者となる。義経伝説に結晶化した日本的心情の源流を探る。
40年以上前の本だが面白い。






