光は物質ではないので、超光速の物質が存在しても相対性理論は揺るが

光は物質ではないので、超光速の物質が存在しても相対性理論は揺るがないだろう


テーマ:科学研究


光は質量がないので、精神であると私は述べたが、物質でないならば、光速という概念自体が問題となると考えられる。何故なら、速度は物質的次元における事象だからである。
 ならば、光速として捉えられた物質は何であるのか。先に述べたことと齟齬になるが、MP2が光速をもつ物質ではないだろうか。(直近では、MP2はニュートリノかと提起した。)
 光は差異共振事象であると考えられる。精緻に言えば、MP1において、超越光が生起し、MP2において、光速的物質が生起する。これは、物質と精神の中間態のようなものではないだろうか。ひょっとして、これが、「気」ではないだろうか。言い換えると、電磁波になるのではないだろうか。
 相対性理論での「光」とは、MP1とMP2との中間態であり、アインシュタインはそれをMP2と結びつけているのではないのか。
 ならば、超光速のニュートリノとは何か。それは、 やはり、MP1の超越光とMP2とを結びつけた物質ではないのか。MP1は「光」を超越していると考えられるのであり、当然、超光速(追記:この言い方は矛盾している。物質性ないし原物質性が生起するのはMP2においてであり、MP1においては、完全に精神的様態であるので、速度は問題にはならない。MP1は超光速というよりは超速度である)になるだろう。
 とまれ、media pointの微妙な様態を明確にする必要がある。MP1は完全に精神様態であり、MP2は精神と物質との中間態であるが、後者に傾斜している原物質、言い換えると、「イデア」ではないだろうか。
 再検討したい。


追記:少し整理すると、差異共振を「光」とするなら、MP1に生起するものは超越光である。これが、もし、MP2を介して現象化=物質化するなら、ニュートリノになるのではないだろうか。
 光に関する用語が少し混乱しているので、整理しよう。今の考察では、「光」を差異共振様態と考えた。そして、現象する「光」を光と呼んでいる。「光」と光ではまぎらわしいので、後者を現象光としよう。すると、


MP1=超越光
MEDIA POINT一般=光
MP2=現象光


となる。
 だから、相対性理論は現象光を観測して光速度を捉えていると思う。しかしながら、光の本体は差異共振様態、media pointである。
 

追記2:以上とは異なる考え方ができる。凸iを光、凹iを闇そのものとして、第一象限での光を現象光とするものである。凹iの闇は不可視の光ということになるだろう。
 光速度の一定原理とは現象界、第一象限に関係するだろう。+1が一定性を保障するだろう。
 では、超光速をどう考えるべきか。これは意外に簡単かもしれない。長距離相関の問題で提起したことを敷延するばいいと思われるのである。二つの粒子の本体は虚軸にあるみるのであり、そこでは、双極子的様態をもっているのであるから、物理的にいくら分離しても、同時的存在である(Kaisetsu氏の観念的同時を参照)。
 思うに、ニュートリノの場合も、双極子に関係するのである。そう、仮説すれば、ニュートリノを双極子と考えるのである。そうすると、物質的次元を超えているのだから、双極子としてのニュートリノは超光速になると考えられるのである。
 以上は思いつきであり、さらに検討したい。


追記3:追記1の方が、追記2よりも整合性があるだろう。ただし、問題はニュートリノが質量をもつことをどう説明できるのかだ。
 結局、media point、とりわけ、MP2の機構をどう見るかが問題である。これは、差異連続的同一性機構と呼べるのであり、本来、不連続な差異の共振が差異を喪失して連続的に同一性化する機構である。
 ならば、どうして、光は同一性化されても質量がないのかが問題である。一体、光は連続化されるのか。否、光は差異のままであり、同一性機構には参入しないと思われる。
 ならば、もし、ニュートリノがMP1の様態ならば、どうして、光と異なり、質量が生じるのだろうか。ここで次のように思考実験してみる。


MP1(超越光⇒ニュートリノ
MP1/光/MP2
MP2⇒物質


を仮に想定する。
 MP1にはなにかMP2に対応するようなものがあるのではないのか。
 とまれ、問題は、超越光といういわば、超精神がどうして、質量をもつようになるのかである。
 思うに、以前、MP1とMP2 とが即非態であると考えたことがある。そうならば、当然、MP1=MP2、and MP1≠MP2である。
 前者等号の場合を考えると、MP1は直にMP2と一致するのである。つまり、超越光は差異連続的同一性機構と等しくなると考えられる。
 だから、そのとき、超越光は物質となるのである。それが、ニュートリノということではないのか。
 今はここで留める。

 
参考:

resurrection
neomanichaeist resurrection
@
ならば、脳波はニュートリノよりも速いというか、速度の概念を超えているだろう。それは、私が考える超越光である。それは超時間、timelessである。アインシュタインの光は超越光を物質に引き下げているのではないだろうか。 @zephyorg 脳波は瞬間だよ! 時間・空間いらない♪


物理:光より速いニュートリノ? 相対性理論覆す発見か
ニュートリノを飛ばす実験
ニュートリノを飛ばす実験

 【ジュネーブ伊藤智永】欧州合同原子核研究所(CERN、ジュネーブ)は23日、素粒子ニュートリノを光速より速く移動させる実験に成功したと発表した。事実なら、「光より速い物質は存在しない」としたアインシュタイン特殊相対性理論(1905年)を覆す物理学上の「大発見」となる可能性があるという。

 発表によると、日本の名古屋大、神戸大や欧州などの研究者約160人が参加する「国際研究実験OPERA」のチームが、CERNで人工的に作ったニュートリノ1万6000個を、約730キロ離れたイタリアのグランサッソ国立研究所に飛ばしたところ、2.43ミリ秒後に到着し、光速より60ナノ秒(1億分の6秒、ナノは10億分の1)速いことが計測された。

 1万5000回も同じ実験を繰り返し、誤差を計算に入れても同じ結果が得られたという。チームも「説明がつかない」と首をかしげており、実験データを公表して、世界中の研究者に意見と検証を求めたいとしている。

 ニュートリノは、物質の最小単位である素粒子の一種。1930年に存在が予言され、56年に確認された。あらゆる物質をすり抜けてしまうため観測が難しく、解明のための研究が進んでいる。

 CERNは世界最大の加速器を備え、宇宙誕生の瞬間を人工的に作り出すことを通じて、物質と出合うと消滅する「反物質」の観測、物質の重さや真空などの原理的解明を目指す国際的な研究機関。

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110924k0000m040079000c.html?toprank=onehour

光速超えるニュートリノ 「タイムマシン可能に」 専門家ら驚き「検証を」
MSN産経ニュース - ‎2 時間前‎
名古屋大などの国際研究グループが23日発表した、ニュートリノが光よりも速いという実験結果。光よりも速い物体が存在することになれば、アインシュタイン相対性理論で実現不可能とされた“タイムマシン”も可能になるかもしれない。これまでの物理学の常識を超えた結果 ...