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digital session log

2012-12-08

[] ブログを引越しました。 22:35

ブログは下記URLへ引越しました。

Liberal Arts Life http://anthony-blog.gowest.co.jp

2012-11-14

[] なぜ働くか 08:04

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photo credit: lululemon athletica via photopin cc


私は社会人として長年働いてきました。

社会人なりたての頃は仕事をするのはお金のためか好きなことをやるためくらいにしか考えていませんでしたが、いろんな経験を経て働くことの本当の意味がわかってきたような感じがします。

ということでなぜ働くのかを自分なりにまとめてみました。


1 生きていく糧を得るため

当たり前ですが、現代社会ではお金を稼がないと生きていけません。

自給自足の生活をずいぶん前に捨てた私達は企業に入って給料をもらうという生き方をせざるをえなくなりました。

したがって、企業からクビになると生きていけなくなるという状況になってしまいます。

ただ、最近では自分で起業するという選択肢も出てきました。

起業が簡単になったのは、初期投資がIT技術などのおかげであまりかからなくなり、ネットによるマーケティングで営業コストもかけずにできるようになってきたのが大きな理由だと思われます。

まだ多くの人にとって起業は敷居は高いですが、これからは働き方のオプションの一つとして定着していくと思います。


2 仕事は人とのコミュニケーションツール

仕事から得られるものはお金だけではありません。

仕事するためにはいろんな人と関わらなければ行うことができません。

その中で培われる人間関係が将来の財産となることもあります。

もちろん、損得関係でつながっているだけなので非常にもろい関係ではありますが、その中でも人としてお付き合い出来る人も出てくることもあります。

そういう人たちとの人間関係は人生を豊かにしてくれるものだと思います。


3 仕事は楽しくすべき

よく仕事はつらいものだ、楽しい仕事なんてないという人がいますが、私はまちがいだと思います。

もちろん仕事は大変でつらいことも多いですが、その中でも楽しみややりがいを見つけてやれば人より秀でたアウトプットを出すことができます。

私の好きな本「ビジョナリーカンパニー2」では、すばらしい成長をしている企業の経営者はお金のために働いているのではなく自分のやっている仕事が好きな人だそうです。

私の経験でも、好きな仕事をやっているとそれについて学ぶのも苦痛ではないですし、もっと良くするにはどうすればいいか常に考えて、それがうまくいくととてもうれしい気持ちになります。

いやいややっている仕事ではそういう向上心はでてこないでしょうね。


4 仕事は結婚と似ている

結婚してない自分がいうのもなんですが、仕事は結婚に似てるなと思います。

結婚は最初は好きでつきあうようになりますが(金目的の人もいるかもしれませんが)、一緒に生活して子供ができるようになると家族として考えるようになります。

そして奥さんや子供のことを考えて行動するようになり、そういう家族がいる生活が当たり前になります。

仕事も似ていて、最初はこの仕事がやりたいと思って始めますが、じょじょに会社やお客さんなどまわりの人間のことを考えるようになっていって、いろんな人と関わることが仕事の本質だと理解するようになります。

ただ、人間関係が壊れるときは仕事よりも離婚のほうがたいへんだと思いますが。


5 夢を実現するための手段

生きていくためには仕事をしなければいけないのですが、仕事を通して自分の夢を実現することもできます。

AppleやMicrosoftなど1970年代に出てきたITベンチャーの創業者はコンピューターを個人でも持てるようしたいという夢を持って起業しました。

また、日本でも松下やソニーのように電気製品を誰でも使えるようにしたいという夢をもった人が会社を経営して世界的な企業になりました。

なので、単にお金儲けではなく、社会をこう変えたいという夢が仕事を行う上で大きな原動力になっていくこともあります。

ふだん、サラリーマンで働いていると夢なんて自分には関係ないと思うかもしれませんが、自分の身近なところからやれることをやっていけばいつか夢の実現につながるかもしれません。

どんな偉大な起業家も最初はそこから始めているのですから。


6 人に役立つことを感じる

普段、仕事をしていると機械的にこなしているだけであまり感情が揺さぶられることはないと思います。

お客さんもお金払ってるからやってもらうのは当たり前といった態度の場合が多いですし、ミスをしたりしてクレームをつけられることのほうが普通かもしれません。

そんな中でも、たまに感謝されたりほめられたりすることがあります。

そのとき、自分が人の役に立ってるということをはじめて実感できるのではないでしょうか。

もちろん、お金を払ってもらっているので役にたっていないことはないのですが、ビジネスとして淡々とやってると人間の感覚としてはそのことがなかなかわからないと思います。

誰しも自分が人の役にたっていると感じればうれしいものですし、もっとがんばろうとやる気がでてきます。


仕事とはお金を稼ぐためだけの行いではなく、いろんな人と関わるための社会的な活動です。

最近はソーシャルネットワークなどネットでの人間関係をつなぐサービスを多くの人が使うようになりましたが、人と人のつながりの基本は昔も今も変わらないと思います。

日本の景気が悪いせいかブラック企業やリストラなどせちがらい世の中になってきましたが、そんな中でもしたたかに人との関わりを楽しんで仕事していきたいですね。


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2012-11-03

[] 自発的になろう - Not passive but positive 11:42

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photo credit: sektordua via photopin cc


受け身社会日本

ふだん生活していると受け身な人が多いなと感じることがあります。

例えば、会社では誰かから指示されるのを待っている人たちばかりで自主的に考えて行動している人はあまり見かけません。

仕事は言われたことをちゃんとやることが求められるので仕方がないのでしょうが、それでも自分で考えて行動すればもっと効率良くなる場合でもそうする人はあまりいません。


また、何かの集まりを開いてもやってもらうのを待っているだけの参加者がほとんどです。

そのようなイベントでは参加者たちのほとんどは自分からこうしようという意見をいうこともありませんし、すすんで手伝う人もまれです。

こういう会は誰かが与えてくれるのを待ってればいいだけで、自分たちで作っていくものだという意識が薄いのでしょうね。


なぜこんなに受け身な人が多くなったのかと考えてみると、お金を出せば大抵のサービスを受けることができるので自分で何かをはじめようというきっかけがなくなり、その結果、多くの人が受身的になって自発的に行動できなくなったのだと思います。

ただ、こういう行動パターンになってしまうと、新たな出会いや体験ができなくなっていろんな可能性をなくしてしまうのではないでしょうか。

そういう状況を打破するためにも受身的な行動パターンは改めて自発的になったほうがいいと思います。


自発的になるには

では自発的になるためにはどうすればいいでしょうか。


1 指示待ちではなく提案してみよう

変化の激しい時代になり、これから企業では言われたことだけしかやらない人は仕事がなくなっていくでしょう。

企業もマニュアルを作ったり事細かく指導したりする余裕がなくなってきているので、わからないことは自分で調べて自分で考えて行動することが求められるようになってきています。

まずは自分で考えていいと思うことは提案してはどうでしょうか。

企業によっては難しいかもしれませんが、受け入れられなくても自分で考えて行動するという姿勢が身につくだけでも自分にとってはかなりいい効果があると思います。


2 何かを企画して実行してみよう

プライベートな活動でも自分で企画して実行していくといろんなことが知ることができます。

それは自分の趣味に関する集まりでもいいですし、スキルアップ勉強会などもいいでしょう。

そういう人との集まりを主催することによって、仕事でも使えるマネージメントやオペレーションスキルが知らず知らずのうちについていくと思います。

単に、そういう集まりに参加する場合でも、その中で何か自分が貢献できるところを見つけて、積極的に関わっていってはどうでしょうか。

人間生きていく上で人との関わりは一番重要だし楽しいことだと思うので、積極的にそういう場を企画していくのはとてもいいことだと思います。


3 こちらから誘ってみよう

友人でも恋人でもかなりの割合で相手が誘うのを待っている人のほうが多いと思います。

それではなかなか人との出会いも増えないし、親しい友人とも疎遠になってしまいます。

なので、自分から積極的に食事やデートに誘ってみてはいかがでしょうか。

また、片方が誘うばかりだと誘う方も疲れてしまうでしょう。

なので誘われたら誘い返すというのはこれからのマナーにしてはどうでしょうか。

そのほうが関係も疎遠にならなくなると思います。


4 自分の意見を発信してみよう

私は昔、新聞の一般の人の投稿記事コーナーを読むのが好きだったのですが、そこに掲載される読者の声は新聞社に選ばれたごく一部の記事だけでした。

でもいまはBlogやSNSなどで自分の意見を簡単に公開できるようになりました。

このブログも、読んでいただいている方はそんなに多くはないみたいですが、それでも私は読んでもらえてるということでまた書いてみようというやる気がでてきます。

なので、これを読んでるみなさんも、ブログでもTwitterでもいいので自分の意見を発信してはいかがでしょうか。

それは多くの人に読まれないかもしれませんが、意見を発信することで自発的な姿勢が身につくようになります。

名前を知られるのがいやな人は、匿名でもかまわないと思います。

ただ、匿名だとネガティブなことを書きがちなので、できれば本名を出して書いたほうがいいと私は思いますが。


5 人の評価より自分で納得できるかのほうが大事

巷では英語が重要だということでTOEICを受けたり、学位が必要だということで大学に入ったりする人が多いと思います。

それはスキルアップのきっかけにもなるので悪いことではないですが、これも受身的な行動だと思います。

なぜならば、物事をはじめるきっかけが、相手からの評価という外的要因でものごとをはじめているからです。

確かに、英語資格や学位を持っていれば企業や同僚には評価されるかもしれません。

しかし、それでは相手の行動に反応しているだけで自発的とはいえないでしょう。

そうではなく、知りたいという好奇心や自分が本当にやりたいという気持ちを行動のトリガーにしたほうがより自発的ではないでしょうか。

もちろん、世の中やりたいことだけやっていけるわけではないので、ある程度世間にあわせることは必要でしょう。

しかし、人生は短いので優先順位としては自分のやりたいことのほうを先にやったほうがいいと思います。

例えば、英語を本当に学びたいならTOEIC向けの勉強をするのではなく、好きな著者の英語の本を読むとか海外旅行で現地の人と話してみるほうがだんぜん楽しいし、そのほうが身にもつくでしょう。

大学の勉強も単位や点数を取るためではなく、本当に自分が理解するために学んだほうがいいし、それで時間がかかっても後々自分のためになると思います。

資格も学校も本当はその中で学ぶことが大事だから考えられたしくみだと思うのですが、いつのまにかステータスが目的になってしまったのでしょう。

また、音楽をやったり絵をかいたりするのも、仕事やお金にはならないでしょうが、その人の人生を豊かにしてくれます。

そうして、自分で理解したなとかできるようになったと納得できるようになるほうが、資格や学位を取るよりも大事なのではないでしょうか。


最近、いろんな人と関わってて、本当に受け身な人たちが多いなと思うことが多いのですが、日本の停滞はそういう状況が原因の一つなのかもしれません。

なぜなら受け身は現状維持的になりがちですし、外からの刺激に反応しているだけなので自分の変えたい方向に変えていこうと思うこともないでしょう。

なので。これからはもっと多くの人が自発的になっていろんな活動を行うようになれば日本は再び活性化するのではないでしょうか


なので、あなたもこれから自発的な人生をはじめてみませんか?

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2012-10-28

[] コンテンツビジネスの未来。 12:28

f:id:anthony-g:20121028121233j:image

photo credit: Pedro Vezini via photopin cc


買った電子書籍は自分のものではなかった


日本でもアマゾンKindleのサービスがはじまりました。

これからはタブレットなどで簡単に本が読める時代が来るとおもいきやちょっと雲行きがおかしくなってきました。

実はアマゾンで買ったKindleの電子書籍が自分のものではないということをご存知でしたか?

Amazonの規約では以下のようになっています。

Amazon.comの規約


Kindleコンテンツの利用について。

Kindleコンテンツのダウンロードや料金の支払いにあたって、コンテンツプロヴァイダーはユーザーにコンテンツの視聴や利用に関する非独占的な権利を付与します。

これは、Kindleを含め規約で許可されたサーヴィスやアプリケーションのみに適用され、Kindleストアが定めたKindleやその他対応端末での非商用的な娯楽目的の利用のみが認められます。

(以下重要!)

Kindleのコンテンツはライセンスされるのみで、コンテンツプロヴァイダーからユーザーに販売されるものではありません。

ユーザーがアマゾンの規約に違反した場合、本規約におけるユーザーの権利は自動的に取り消されます。

この場合、ユーザーのKindleストアやKindleコンテンツの利用やアクセスは停止され、アマゾンは返金等は行いません。


引用元:Kindleで購入した電子書籍は、実はユーザーのものではない


つまり、Kindleを買った顧客は使用権を与えられるだけで、それも提供者によって取り消されることがあるということです。

実際に引用元の記事では電書データをAmazonによって消された人がいることを伝えています。

(後でまちがいだとわかって復旧したみたいですが。)

Amazonなど電子書籍を販売する企業はこのことをもっと顧客に知らせるべきでしょう。

おそらくほとんどの顧客は本が電子媒体になったくらいにしか考えていないと思います。

そのことをちゃんと説明しないと顧客は企業に不信感を持つようになるのではないでしょうか。


デジタルコンテンツ過剰防衛の歴史


企業が顧客の買ったコンテンツを消すなんて普通はおかしいのではないかと思いますが、しかしよく考えるとアマゾンがなぜそんな規約を設けているか理由はわかります。

それは、デジタルデータは無限にコピーできるため、誰かが海賊コピーを作成してばらまいてしまうとアマゾンや出版社のビジネスが成り立たたなくなってしまうからです。

そこでDRMや法律によって規制をかけようしますが、今までの歴史を見るとそれが成功したとは思えません。

かつてSonyはメモリースティックウォークマンやコピーコントロールCDでコンテンツに強いコピーガードをかけましたが顧客に受け入れられませんでした。

また、Sonyはリブリエという電子書籍をAmazonにさきがけて出していました。

その時私は買おうと思って調べたのですが、買った書籍データが2週間で消えるというのを見てあきれてしまいました。

貸本のイメージで売っていたようですが、そんなものが売れるわけがありません。

一方、AppleのiPodはMP3を扱えたしCDリッピングをやりやすくしたのでシェアを拡大しました。

人を見たら盗人と思えというやり方ではビジネスはうまくいかないということなのでしょう。


デジタルコンテンツビジネスの限界と未来


そう考えると、本や音楽、映画などデジタルデータになってしまうと簡単にコピーできるのでデータを売るという商売自体が無理なのではないかと思います。

そもそも資本主義は希少なものをどう分配するかという仕組みなので無限に増やせるものは価値がなくなってしまいます。

そこら辺に落ちているものに誰もお金なんか払わないでしょう。

かといって、ダウンロードしたら罪に罰するなんてことをやったらコンテンツ自体が広がらない状況になって、結局社会にとってマイナスの効果を与えることになるのではないでしょうか。


データがほぼコストゼロで複製、伝送できる時代には新しいビジネスモデルを考えるべきだと思います。

その一つの方法として希少性を付加する方法があります。

どういうことかというと、コンテンツ自体は無料で配ってそれに付加したサービスを有料で提供します。

例えば、音楽の場合は楽曲を無料で公開してコンサートやグッズ販売でマネタイズしているアーティストが増えています。

映画のスターウオーズではジョージルーカスは映画放映の利益はすべて映画会社に渡してキャラクターグッズ販売の権利を代わりに得ました。

これから書籍も電子書籍データは無料で配って講演会や映画化権利、コンサルティングなどでマネタイズしていったほうがいいのではないでしょうか。


私は結構電子書籍に期待していましたが、結局提供者の論理で決められてしまったことに正直がっかりしました。

私はいい本は自分のものとして持っていたいので、これからは紙の本を買って自炊しようと思います。

2012-10-16

[]英語の本を読んでみよう(ビジネス編) 16:52

前回に続きビジネス関係で私が読んでよかったと思った英語本をご紹介します。


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翻訳された本のタイトルは「モチベーション3.0」というちょっといけてない感じですが、内容はとてもすばらしいです。

この本はそのタイトル通りモチベーションに関するもので、いままでの常識を覆す内容です。

いまは、どこの会社もよく働くと思われる人には給料やボーナスをたくさんあげています。

しかし、これがまちがいだということは科学の世界では常識になっています。

もちろん、これは条件付きの話で、工場作業のような単純な作業はお金を上げるとモチベーションがあがることがわかっています。

しかし、21世紀になって高度な頭脳労働が主な仕事になったため、お金よりもやりがいや達成感が重要になりました。

それなのに企業はいまだに20世紀の考え方で経営しています。

この本に書いてあることを実践する企業が増えれば世界はよりよくなるかもしれません。

TEDの著者のプレゼンがとてもわかりやすいので、本を読む前に見てみて下さい。


D


InGenius

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和書名「未来を発明するためにいまできること」というタイトルで翻訳されています。

著者はスタンフォード大学起業家向けの教育プログラムを行なっている人でNHKでも彼女の講義が放送されていました。

21世紀のビジネスで重要なのは創造性だと言われますが、いままでは一部の天才だけが持つ能力と思われてきました。

しかし、著者は創造力はトレーニング可能だと言います。

例えば、ある人が橋を作ってくれといってきたとします。

そこでなぜ橋が必要かを聞いたら川を渡りたいからという答えが返ってきました。

それなら、船で渡る方法もあるし、泳いで渡ることもできるでしょうし、現実的ではないですがトンネルをほったりヘリコプターで運ぶ方法もあるでしょう。

このように問題の本質を探ることにより新たな発想が出てくるようになります。

この本に書かれていることを意識しながら物事をみると新たなビジネスアイデアが出てくるかもしれませんね。


D


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シリコンバレーでは多くのベンチャー企業(英語でStartups)が起業されますが、3年で半分以上が消えます。

著者は、それは顧客の求めていないものを多大な労力と資金を使って作っているのが原因だといいます。

もちろん、何が売れるかわからないからベンチャーなのですが、もっと成功する確率をあげる方法がリーンスタートアップという考え方です。

リーンスタートアップとは簡単に言うと、できるだけ最小の機能で公開し、顧客のフィードバックを学習し、必要であれば業態さえも変えてしまうことをいいます。

そうすれば早い段階で方向転換ができて無駄な投資をしなくてすみます。

直感的にはなかなかできないやり方ですが、資金も人も少ないベンチャー企業は学ぶべきマネージメント方法だと思います。

こちらもGoogleで著者が話しているビデオがありました。


D


Good To Great

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和書名「ビジョナリーカンパニー2」で日本でも有名ですね。

この本は過去数十年にわたって株価の上昇が極めて高い企業を集めて、なぜ高い業績を出せるのかを分析した本です。

Good to Greatという英語のタイトルは普通くらいの企業がある時期から偉大な企業に変わったという意味で、最初からカリスマ的な経営者が起こした会社ではなく、そこら辺にあるような会社がなぜ偉大な企業に変貌できたのかをデータから分析しています。

タイトルからわかるようにビジョナリーカンパニー1という本も出てるのですが、その中で取り上げられている企業が起業当時から偉大な企業だったので多くの人の参考にならないと著者が文句を言われたために2を書いたそうです。

その中でも私が印象に残ったのは「適切な人をバスにのせる」ということでした。

会社はいろんな成長段階があって、そのタイミングで必要な人を企業に入れる必要があります。

また、一般に優秀とされている人でも企業によってはあわない場合もあります。

そのあたりを判断して適切な人を雇うことが偉大になる企業の重要なポイントのようです。

そうはいってもそれを判断するのは難しいと思いますが。


Enchantment

Enchantment: The Art of Changing Hearts, Minds and ActionsEnchantment: The Art of Changing Hearts, Minds and Actions
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著者のガイカワサキはAppleでエバンジェリストというサードパーティーに初期のMacのソフトを作ってもらうようプロモーションする仕事をしていました。

私が最初にMacを買った時に雑誌に彼の写真がよく出ていたんですが、何の仕事をしている人かわからなかったですね。

Enchantmentとは魔法をかけるとか人を魅了するという意味で、MacやiPhoneのように人を魅了する製品やサービスを提供するにはどうしたらいいかを説明しています。

その人を魅了する方法の一つとして物語を語れと言っています。

企業は製品を宣伝するとき、計算速度が速いとか記憶容量が多いといったスペック的なものになりがちです。

そうではなくこの製品によってあなたの生活はこう変わるとか社会をこう変えていくといったストーリーを語ることによって顧客をファンにすることができます。

それは逆に言うと提供する側の人がお金儲けではなく社会を変えたいというモチベーションを持って仕事をするということなのだと思います。

下の動画はロンドンで行われたもののようです。

「わがまま」という日本レストランがお気に入りのようです。


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最近はYouTubeで著者の生の声を聞けるようになりました。

なのでリーディングリスニングもこんな安いコストでできるようになったなんていい時代になったなと思います。

私の経験からも英語は最も投資効果の高いスキルだと思います。

どんどん英語を読んで聞いてグローバルに活躍できるようになれるといいですよね。