2010-01-31の日記

9時過ぎに起床。Rさんと11時に烏丸御池で落ち合う。今日は、大阪の天保山ミュージアムに「井上雄彦 最後のマンガ展 重版〈大阪版〉」を見にいくのである。京都駅の「田ごと」で昼食。おそばをいただく。それにしても天保山ミュージアムは遠い、などといいながら、電車をのりつぐ。

着くとわりと強く雨が降っており、ややげんなりしつつも、会場に入るといきなり超でかい絵が展示されていて、テンションがあがる。

この展覧会のために構成されたひと続きの話は、様々に趣向を凝らした作りで、筆致にしても、ペンや筆を使い分けて、限りなく精緻なものもあれば、豪放なものもあり、また、展覧会場という場所を活かした物理的な演出など、見ていて本当に楽しかった。いやー、ほんと井上雄彦さんはすごいよなあ……と感嘆することしきり。いってよかった。

帰り道の電車で、目の前のおっさんがかなり酔っている状態で手すりにつかまっているのが、ぐらんぐらん揺れまくっているうちにどんどんエスカレートして、ぐるんぐるん回りだしたりして、しかしそれでも手すりから離れることもなく、わざとやってるとしか思えない曲芸的な状態になってきて、Rさんととても困惑、というか、吐かれでもしたらたまらないってんで、席を譲った、というか、その場から離れたり。そのおっさんは、京都駅に着くとふらふらと電車を降りたので、大丈夫かなあのひと?と、ちょっと跡をつけてみたが、帰り道はわかっていそうだったので、無事を祈って別れたのだった。

伊勢丹で食材などを購入。帰宅してさっそく食事の準備。今日は、ピエンロー、かますごの南蛮漬、ベーコンとアスパラの炒め物、きのこ汁。ピエンローがちょっと油っぽくなったのがアレだったなー。