2005-08-08
郵政民営化の問題で国会が揺れている。
■[社会・時事]郵政民営化

連日テレビでそういう模様が流れてくるが、郵政民営化についての特別委員会の会長に父の友人がなっているので父がニュースをよく見る。よく見るのはいいんだがテレビのコメンテーターが薄っぺらなことを言うたびにテレビに向かって怒鳴り散らすので、気が気でない。関西人なのでテレビに突っ込みを入れるのは常なんだが、昨今は道路公団の問題等、父を怒らせるネタが多すぎて大変である。いつ脳みその血管が切れるか不安だ。ただでさえアルツハイマーの傾向があると医者に言われて脳神経外科に通っているの状態なので、不安だ。
しかし郵政民営化に関してはよく分からん。ただ、何かよくないものな気がする。与論のような過疎地の人々は当然反対している。どうも私のような貧乏人に冷たい政策が立て続けにおきているので不信感がある。だけどケーザイには疎く、よく分からないのでなんともいえない。
ただ、解散総選挙を盾に脅すのはよくないと思うよ。ほんとに。
ところで木走さんのところで知ったんだけどこれは笑えた。
http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20050807
解散翻意迫る森氏、首相は耳貸さず 「おれの信念だ」 http://www.asahi.com/politics/update/0806/004.html
何が笑えるかと申しますとここ↓
6日夜、首相公邸。森氏にすれば、最後の談判だった。すしでも取ってくれるだ
ろうし、2人でゆっくり話しあおう。そう思って足を運んだ森氏だが、首相が差
し出したのは缶ビール10本。さかなは「これしかないんだよ」というひからび
たチーズとサーモンだった。
10本のビールも尽きていく。「変人以上だよ」とあきれる森氏に、首相は「そ
うだ。それでいい」。おれは非情なんだ、とも首相は言った。別れ際、「可決し
たらごちそうします」という首相に、今度は森氏が「食べたくもない。メシくら
い自分で食う」。
「おれに対して、こんな対応ですよ。さじ投げたな。私に何をしろって言うの。
解散阻止なんかできないでしょ」。会談後、森氏は記者団にチーズのかけらやビ
ールの缶を見せながら、「かむんだけど、硬くてかめないんだよ」。手にした缶
はつぶれていた。
寿司を出されていたら何かが変わっていたのでしょうか?
神父も独身でかなり気が効かないけど、それでも人をもてなすときは気を使う。干からびて齧れないつまみは出さないが、小泉さんは神父以上な方のようです。森さん相手に大学生並のおもてなしという小泉さんってもしかしてかなり聖なる人(つまりぴよぴよ)なんじゃないか?ここでの相手が森さんというキャラ配置もすごく面白い。記者相手につまみの文句を垂れる森さんってなぁ。郵政民営化云々とか解散総選挙が云々とかそういうのは通り越して、なんか笑える記事でした。
◆・・・で、否決され、結局衆議院解散総選挙?
なんかそういう流れになったみたい。郵政の問題はほんとによく分からないんですが、島のような過疎地にいると郵便局は重要な窓口です。島には都市銀行や全国ネットの銀行がないから銀行関連は本当に不便である。島に唯一ある奄美信用金庫なんて奄美諸島にしか通用しないよ。都会に出たら手数料取られるし馬鹿みたいだから、郵便局の口座を開設した。郵便局のお陰で全国どこにいてもお金を出し入れできる。だからもし民営化されて「過疎地は採算合わないから」などと切られた日には目も当てられない。NTTも離島にはちと不親切だが、「島嶼部は除く」などと受けられないサービスが発生したりしたら嫌だ。輸送面に関してはクロネコヤマトが来るけど、郵便の力はやはり偉大。無視できない。システムが違うので使い分けているから色々助かる面も多い。やはり宅急便では不便なものもある。さらに色々な意味での窓口なので、税金もここに払う。東京にいてもそれが可能なので楽チンである。
・というわけで島の人は民営化には本当に不安を感じている。都会にいるとわからないほどの比重が郵便局にはあるんですね。
経済の活性化とか色々な面での諸問題があるようで実のところは民営化された方がいいのかもしれないが判らない。
実はうちの兄貴は悪名高い道路公団勤務だが、早くから民営化に賛成であった。今の談合問題などにも冷ややかだ。膿は出さないといけない。今までがおかしすぎたと客観的に見ている。(ただし猪瀬のような重箱の隅をつつくやり方には批判的、もっと突っ込みを入れるべきところはあるだろうと、猪瀬のおばさん臭いちまちました手法が男らしくなくて嫌いなんだそうだ。)郵政にもそういう問題があるのかもしれない。だけどよく分かりません。
選挙はいつになるんでしょうか?与論に帰っていないと参加できないなぁ・・・。
こういう言葉をこの関連で初めて知りましたよ。なんでも世襲制だそうで。かつては有徳の士が自らの私財をなげうって郵便事業に協力した名残だそうですが、今や世襲化された不透明な運営となっているとのこと。こりゃぁまるでグレゴリオ改革前のカトリック教会のようだな。世襲で教会が運営されていったりする。そうすると膿も出てくる。大グレゴリオはそういう教会の私物化に怒って改革したわけだが、小泉さんは大グレゴリオとなるのか?
まだまだ「郵政民営化」については勉強が必要なようです。選挙までに知っておかないといけないなぁ・・・。
■[社会・時事]公共事業の民営化

NTTや国鉄、道路公団、そして郵政。民営化はよいよいなどというイメージで語られているけど、本当のところどうなんでしょうか?
先に述べたように我が家には悪名高い道路公団職員がいる。さらにうちの親父はもっと悪名高い「公団OB」というヤツだ。もっとも働き盛りのときに自分から公団を辞めて民間の会社に転職したので、天下りとかそういうOBではないんだが、公団の悪事で名前の上がる人はほとんど知っていたりする。うちに遊びに来たおじさんもいる。
我が父は公団の黎明期にいた。当時の社会は東京オリンピックを控えとにかく未来志向というか、日本の国土を豊かにし、流通をよくしようというコトで、高速道路というのは夢のある存在だった。父は東名や名神高速のインターチェンジの設計をしたり、どういうルートを通すか自分の足で歩いて考えたり、プロジェクトXに出てくるおっさんみたいに、日本の未来の為に昼も夜もなく、休みもとらず働き続けていた。家で見る父の姿はいつも青写真を前にしていた。彼らに私的な時間はほとんどなかったと思う。日曜日は疲れ果て寝ていた。ついに身体を壊し、腎臓を患い、死にかけた。だから今も腎臓の薬を飲み続けている。父の尋常ではない労働意欲は日本が豊かになる為だからという、一種の殉教精神によって支えられた来た。父が公団にいたときの生活は質素だった。同じときにゼネコンにいた父の友人達の生活は派手だったが、我が家にはそんな金がなかった。財布の中に金もなくジャガイモ一個だけしかない日もあったのよ。と母は回顧する。父の病気を機会に母も働き始め、父が公団を辞めて民間に移ったお陰で、父の働きに応じた生活が可能になったがそれまでは大変だったようだ。公団の職員は確かに年金が保証されているとか、安い宿舎があるとかいろいろ言われるが、転勤も多く、引越し貧乏だったし、やっていられなかったようだ。その後、改善されたかどうかは知らないし、今のことはよく知らないが黎明期はとにかく苦労していたようだ。
今、父はなんとなくのうつ病にある。仕事を引いたからだと思っていたが、どうもここ数年の連日の公団のニュース。猪瀬の追及のやり方が公団のやってきたことは全て悪であったというようなあの論調に、自らのアイディンティティが崩されつつあるそれも原因だと思う。それは全ての高度経済成長を駆け抜けてきたおじさんたちの姿でもあり、たしかにイケイケどんどんの風潮を反省しなければいけない時代が今なんだろうとは思う。日本道路公団だけでなく、多くの企業もまた後ろを振り返らざるを得ない状況だと思う。公団の場合は親方日の丸なだけに、民間のような切実さを体験しないのでぶったるんだ幹部もいただろう。だから現役である兄は、父とは違い今の状況に冷ややかだ。批判されて当然であると受け止めている。父と兄の間には歴然とした世代差がある。
私は今の情況からすると兄の考えが現実的だとは思うものの、全てを否定されつくしている父を気の毒だと思う。何故なら彼は日本という社会の為に自らの人生を奉仕しただけでありしかしその価値が間違っていたと突きつけられてしまう今というのはあまりにも残酷だと思うからだ。だからといって改革するなというわけではない。それも時代の流れなのだろうから仕方ないとは思うものの、ただ簡単に悪と決め付けるのは、あまりにも悲しい。
ところで以前から、我が家となんとはなしにお付き合いのある政治評論家の森田実氏が道路公団の民営化について書いているのを見つけた。
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C01029.HTML 2005年森田実政治日誌[132] 「道路公団民営化の真実」――道路公団関係者の声 「希望は強い勇気であり新たな意志である」(ルター) [日本道路公団の職員の皆さんに大いなる希望に燃えて仕事をしてほ しいと願う――森田] http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C01033.HTML 2005年森田実政治日誌[134] 道路公団職員の絶望的なため息が聞こえてくる―― 小泉首相の総裁人事の過誤について 「人は幸運のときに、偉大に見えるかもしれないが、 真に向上するのは不幸のときである」(シラー) [道路公団の皆さん、逆境にめげずに頑張ってください。 必ず良識が勝つと信じて――]
森田さんは妹の仕事関係で知り合った方で、いつも着物を着ている背筋の伸びたおじさんという感じで、かなり質素な生活をなさっておられる。清貧、高潔を絵に書いたような方である。こういうおじさんがこのような論調でマスゴミをぶった切っているとは。寡聞にして知らなかった。とにかく公団職員いじめのようなマスコミの論調や、猪瀬さんの兄いわく「本当に悪いやつには言及もしない、間違った」方法論に真っ向から批判を加える森田さんの論調は、まぁ身びいきになるやもしれないので「そうそう、そうだよね〜」と、頭から肯定派は出来ないものの、落ち込んで老人性鬱になり生きる気力を失っている父には、あり難い言葉かもしれない。
物事は簡単には善悪を決められない。個々において良くないことと必要だったこととが複合的に絡み合っている。郵政事業にもそういう側面があるだろうと思う。最終的に「日本国民の為に。」それが見失われているのかどうかが判断材料になる。己の利権の為にゆがめられている「談合」は当然悪だが、もし国民の為の「談合」だったらどうなんだろう?
政治とか経営するとか、ほんとに難しいですね・・・。
色々な人の意見を読み続けるしかないです。猪瀬さんの公団批判も森田さんのそれへの批判も両方読まないと判断できないように、そして双方の言い分にもそれぞれに分があるように、郵政にもそういうのが必要だと思います。






今、必死で郵政民営化に反対している方々は、結局自分が選挙になって落選するのが怖いだけなんです。郵便局長を敵に回すことは、政治家にとって大きな痛手ですから。国民の利益ではなく、郵便局長達が気ままにお金を操作できる現状をとったわけです。そんな小心者に財政改革や福祉改革、外交問題が対処出来るとは、私は思いません。
もちろん公認しないと言う小泉さんの判断は正しいし、これ以上郵政を好き勝手操作されないため、無駄なお金を流用させないため、私は、自民党に公認された、清い政治家に投票する予定です。
ぐりちゃん>あ〜そっちのグレゴリオさんです。
反対派に追放かぁ・・・。今小泉さんが演説しているんだけど、はなっから郵政民営化をよいものとして話すので、どうも言葉足らずであり、もう少し説明をするときに工夫した方がいいと思う。客観的に是非を論じて話すべき場面でも、とにかくいいんだから反対するほうがおかしい的な態度で出るので、損していると思うなぁ。
急進的な改革者というのはいずれ滅びる。ロベスピエールしかり。
自分たちが不信任という結果なら潔く退くべきである。
(一方でお盆返上で儲ける商売(=選挙関連業界)もあるのだからねぇ。。。)
キンタマが小さいブッシュのポチである小泉がやるだけのこと。選挙の結果はオー来ということで。。。(ry
恫喝が勝つか信念が勝つか楽しみですなぁ。。
初期段階で家族の支えがあれば進行は抑えられるはずです。
邪険に扱うと症状が悪化してしまい日常生活に支障が出かねないです。
政官財の鉄のトライアングルとよく言われますが、戦後日本の社民主義的資本主義社会(旧経世会的、現亀井派的)は二分の一人前の人間が二人で一人分の仕事をして、成長、維持されて来た社会と言えなくもないでしょう。 当然この分配、案配を仕切る勢力、機関が必要で、それが政治家であり、官僚であり、財界であった。
そしてこれを民も受け入れていた、“政官財民の鉄のスクエア”だったことを認識すべきでしょう。
このアンシャンレジームが今、自重で瓦解し始めているのに、依然これを死守しようとする勢力、輩がいるなら、これは徹底的に排除せねばならない、という事だと思います。
これからは一人一人がしっかりと一人前に仕事をせねば保たない、当たり前の社会。 真面目に学び、努力する人間にとっては決して活きにくい社会ではないはずです。
官製でも、民間でも、最終的に構成員の倫理次第だとは私も思っています。例えば道路公団のような組織が創設期における理念も薄れ安寧とした立場によって腐り果てていく様をはたから見ていた者にとってrice_showerさんのご指摘は尤もだと思います。批判されて仕方がない今はあると思います。兄などの新世代はそれを見越して今の流れを冷ややかに見つめ自分がなすべきことをするのみだと考えているようです。森田さんのサイトには「公団職員が悪者にされたからやる気がなくなってどうこう云々」という手紙が紹介されていますが、今更言っても詮無いことでしょうね。
結局マスコミに踊らされないで情報を見極めていく目が必要なのでしょうね。木走さんやrice_showerさんをはじめとしたブロガーの底力に期待しています。衆院選を控えることになった今、郵政民営化についても「よくわからん」と言ってられなくなったようです。他にも郵政民営化の陰に隠れた案件もありますでしょうし。
父の問題は、結局彼自身で見つけるしかないことでもあるわけなのですが、あの年齢になると色々難しいですね。のんびり余生をおくる様な切り替えが出来る思考なら、そもそも鬱にもならなかったでしょうね。
まぁ物理的な脳神経の問題に関しては、どうにもなりませんが、カナまで心配しているので、頑張って欲しいです。
放置しておくと徘徊とか問題行動を起こしかねないですから。
千葉に名医がいますが。。。
(そこの事務長は元上司)
民間の場合は、常に利益を上げ続けなければ会社がつぶれます。公営の場合は、赤字経営でもとりあえずつぶれることはありません。
だから、民間の方が公営より「より」無駄の少ない経営がなされます。個人の倫理を捨象したうえでいえば、そうなります。ひとりひとりの個人の倫理に期待することは無理であり、無駄でもありますから、政治的人為的に操作可能な「構造」そのものを変えよう、と発想するのは自然です。
公営には公営の役目があるから、ある程度無駄があっても仕方がない、ということなら民営化する必要はないし、官僚や族議員がうまみを握っている、けしからん、というのなら、民営化に賛成、ということになるでしょう。
あくまで単純化してものを言っているので、その点ご配慮のほどを。
確かに倫理の差異はあるとは思う。企業倫理と官の倫理は違う。しかし企業倫理もひいては顧客の益になる。という最終的な理想は存在すると思われ。
郵政のなかの無駄がなにになるのか?という判断となると、確かに「島嶼部は除く」などといつも悲しい思いをするところの住人は汲々とせざるを得ないが、どーも民営化についてはそれだけではない、結局「郵貯」の問題があるわけだが。はぁ。
色々読んでるけどまだよく分かりましぇん。
10年以上前に、氷室冴子さんの随筆の中で、国鉄民営化に関し
彼女の父親が国鉄マンであったこと、勤務中の入浴が、「甘え」の典型として指弾されていたが、あれが果たして特権といえるものかと声を大に出して言いたいほど粗末なものであったと、国策としての必要性は、認めながらもやりきれない思いを文章にされていたことなどをふと思い出しました。