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aoilab  明治大学 建築史・建築論研究室(青井研究室)blog

 

2013-08-18

台湾調査前半

毎年恒例の夏休みの台湾調査
前後半に分かれて、前半組は
メンバー:青井先生,亭菲さん,白さん,じょーじさん,城,吉田,平場
で、台湾南部の建材としての竹の産業,流通,使用について調査してきました。
台湾東部の山から西部の平野に流れる川の上流から下流に下りながら川沿いの村をまわり、古くからそこに住んでいるおじいさんやおばあさんにお話を聞いて、情報を集めました。
今回の調査は昔台湾の大部分の民家をつくる材料であった竹がどこからどうやって運ばれてきたのかという疑問から、山で採った竹を川で流して平野部に運んだのではないかという仮説をたてて調査が始まりました。
聞き取り調査の結果、実際に川の上流部で採った竹を、政府の政策によって竹林が減った下流部に流して建材として使っていた地域があることがわかりました。
また、細かいひだ状に広がるダムの周りの山に竹林をつくり、そこで切った竹をダムに浮かべて一ヶ所に集め、そこから陸路で周辺の街に運んでいた地域もあるということもわかりました。
地理的,社会的条件に応じた流通の形態が、台湾南部を流れる川それぞれに対してありました。
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聞き取り調査の合間には古い民家の実測もさせてもらいました。古いくて壊れている部分は元の状態を想像して頭の中で復元しながら実測図面を描いていきます。後から清書することを考えながら図面やパースを描くのに必要な情報の漏れが無いよう実測を行いました。
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めっちゃ暑くてめっちゃ蚊がいて泥とか蜘蛛の巣とかでぐちゃぐちゃになりながらの
実測で、大変でした。。

調査でまわる先々の村の人たちはみな、何のアポもなく突然現れるよそ者7人を快く受け入れて話を聞かせてくれました。
台湾の人たちの暖かさに感動し感謝の気持ちでいっぱいになったと同時に、上手く言葉で伝えられないことにもどかしさも感じていました。
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家の前の日陰に椅子を並べて飲み物とマンゴーをふるまって頂きました。


これから調査資料の整理をしていきますが、今回得た情報をもとにどんな議論が展開していくのかとても楽しみです。
また今、後半組が前半とは違った調査をしているので、後半組が帰ってきたときどんな話が聞けるのかも楽しみです。


今回の台湾調査でお世話になった全ての人に感謝して
B4平場

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