樹脂粘土でつくるミニチュアCaféごはん

樹脂粘土でつくるミニチュアCaféごはん
fraise (著) 出版社: 日本ヴォーグ社カラー80ページ


樹脂粘土でミニチュアフード制作などを始められる方の入門として
材料や工具など最低限これ位は在った方が良い、と目安を付ける
本としては良い本だと思います。
使う材料や道具、概ねこんな日用雑貨でも済みますよと教えてくれます。

最近のアクセサリー製作やDIY用途に対応して数多くの種類が
各メーカーさんから発売されております。
その特性も多岐にわたり乾くと『透明になる粘土』や『とても軽い粘土』
『軽い樹脂封粘土』と作る側からするとどれを選んだらよいのか迷うほど
です。
お近くに専門店があれば一番良いのですが、無くても最近では
手芸店や100円均一店でさえ取り扱いを増やしておられますから
入手は容易に出来るはずです。通販でまとめ買いも便利です。

樹脂粘土の
 『モデナ』パジコや
『グレイス』、『コスモス』Nisshin associates
乾くと透明になる『すけるくん』 アイボン産業
軽量粘土『 ハーティソフトクレイ 』パジコ 
『レギュラー』日清アソシエイツ
等々
透明な果物感やジェリーなどからホイップなクリーム感、
軽量粘土でパン生地風などと用途も様々
始めはこの本に書かれている種類でも良いですし、
気になった銘柄を2〜3種買われて触ってみればすぐに特性を
把握できると思います。
最近では流通量も増えたせいか単価も手ごろで買いやすく
なった事もブームの一旦かと思いますね。

そして、まずはこの本の参考例を、見よう見まねで作ってみる。
同じように作る事が出来たならば、更にクオリティを伸ばすのか
用途を変えて他の品物をデコレートするのかは個人の
楽しみです。
慣れて来られたのなら保護材や色剤、装飾小物を応用し
たりと無限に幅が広がるはずです。
それには比べる元が必要ですので、それらを踏まえ
入門として一冊の購入をお薦め致します。

実際制作した物を、写真などで見ると違う方面から粗が見えたりと
気がつく事も多々ありますが個人の妥協点は千差万別であり
満足度は人それぞれです。作例を読みながら『自分ならこうする』が
発見できれば更によいですね。

まだ、カフェの外観は意外と完成度が高いのでは?
私の場合、小物はジオラマ制作の本などを参考にしているので
自然とそちらにも目が向きますね。

ただ基本は、作る時の尺度をある程度統一しておかないと
並べて飾れない事となります。目安は1/12位と考えればよいかと
思います。それよりも細かな作業が得意なら1/20や1/35なんて
挑戦しても良いかもしれませんね。

最後に私は娘の入門用に購入しました、まずは『どんなもの?』と始める
切っ掛けになれば幸いです。

お薦めな方
ビギナーさんにおすすめ。
これから樹脂粘土でミニチュアフード制作を始めたい方。

比較的作例としては、始め易いラインナップだと思います。


内容紹介
樹脂粘土でミニチュアフードが作れる本。カフェで提供される
パン・モーニング・ランチ・ティータイム・ディナーと、
オシャレなCaféごはんが実物の12分の1サイズで作れます。
初心者でも分かりやすいよう、すべて写真つきプロセスで
丁寧に解説。
また樹脂粘土の他、ヒートプレスやレジンの使い方もご紹介。
これ1冊で、ミニチュアフード作りがたっぷり楽しめます。
特集「本物そっくり京都のCaféごはん」も掲載!

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
fraise
林直子。大阪府生まれ。嵯峨美術短期大学日本画科卒業。
デザイン会社に勤務し、退社後、趣味でミニチュア作りを
はじめる。現在、ミニチュア作家として、イベントなどで
作品の販売を行う
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

樹脂粘土でつくるミニチュアCaféごはん

樹脂粘土でつくるミニチュアCaféごはん




日テレドラマ
ビデオパス