オチンチン「割礼」賛否めぐり米国で議論沸騰


http://sankei.jp.msn.com/life/education/071022/edc0710222209003-n1.htm


それにしても、タイトル刺激的( ̄~ ̄;)


ところで「割礼」といってもどれだけの人が知っているのか。


 →割礼 - Wikipedia

英語ではcircumcisionという。これは男性の陰茎包皮を切除することで、宗教的ニュアンスはあるものの、本来は宗教上の行為かどうかは問わず、医療行為(包茎手術)も含まれる。


ああ、包茎手術のことだったのね。まぁ欧米社会ではキリスト教信仰の関連もあってか、生まれてすぐ手術をするのは知られている。

米国では宗教との関連ではなく、衛生上の理由および子供の自慰行為を防ぐ目的などの名目で19世紀末から包皮切除が行われるようになり、特に第二次世界大戦後、病気(性病、陰茎ガンなど)の予防に効果があるとされ、普及するようになった。また、医療従事者に割礼を行う宗教の信徒が多く、包皮切除に対する違和感が低かったため、という指摘もある。

1990年代までは生まれた男児のほぼ全数が出生直後に包皮切除手術を受けていた。アメリカの病院で出産した日本人の男児が包皮切除をすすめられることも多かった。しかし衛生上の必要性は薄いことが示されるようになり、手術自体も新生児にとってハイリスクかつ非人道的との意見が強まって、1998年に小児科学会から包皮切除を推奨しないガイドラインが提出された。これを受け、21世紀に入ってからは包皮切除を受ける男児は全米で約6割に減少している。

また、「身体の統一性」および「自己の決定権」という意識から、生まれたときに勝手に行われた包皮切除を嫌い、包皮の復元手術を行い「ナチュラル・ペニス」にしようとする人も少なくない。

また、アメリカ大陸先住民の中には、ヨーロッパ人到達以前から成人儀礼として包皮切除を行っていた部族もあった。


ナチュラル・ペニス」って、包茎に戻す人もいるのか・・・

今年2月、米国立衛生研究所が医学雑誌『ランセット』に「アフリカに住む7500人の男性を調べた結果、割礼が異性間の性交渉によるエイズウイルス(HIV)の感染率を約60%低くすることが分かった」と発表。また、割礼をした男性は性感染症のリスクが半分になるという研究も『小児科学』に掲載されている。

 一方、割礼反対派は「痛みが強く、心理的、性的トラウマになる」と主張。マーク・D・レイス医師は「両親といえども、子供のためにならない手術を受けさせる権利はない」と話す。


包茎手術って麻酔するんだろう?そんなに痛いものなのか、トラウマになるほどの。

ペンシルベニア州ジェンナーズビルに住むアルテムス夫妻は(27)数カ月間、さまざまな意見を検討した結果、息子に割礼手術を受けさせた。妻のサラさん(27)は「息子には父親と同じ姿であってほしかった」と動機を語っている。


なるほど。でもお父さんと同じ「モノ」になるには時間がかかりますね。(^-^;