ほぼ読書日記

2010-04-05

芸人のコンビ名みたいなバンド名集。って書くと怒られるかな

| 23:42

 70年代から80年代初頭ぐらいにシーンが回帰してるのかな。個人的に気になったバンドは、比較的わかりやすい失踪感のあるメロディラインが好きなんで「uplift spice」とピート・タウンゼンドザ・フーのギター)の名前を連呼する曲を歌ってた「昆虫キッズ」。


 それにしても、こんなこと書くとファンの人に怒られそうだけど、ぱっと見の印象、芸人のコンビ名みたいな名前のバンド名つけるのが流行っとるのかな。


 まったく関係ないが、意味不明なコンビ名をつけてる若手が増えてるいることが気にいらんのやわと何かのテレビ番組で大勢の若手芸人を目の前に説教をかましていた横山やすしのことをなぜか思い出した。


●最近の若手インディーバンドが才能あふれまくりんぐな件について みゅーちゃん!

http://music2chnews.blog123.fc2.com/blog-entry-47.html


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赦し―長崎市長本島等伝

| 22:36

 本島氏について長年私は、被爆地、長崎政治家であり天皇戦争責任にふれたことからてっきりかっての革新サイド、おそらくは社会党政治家だと思い込んでいた。本書を読んでそれが先入観からの大きな誤解であったことを知った。まさか、自民党の県連幹事長までつとめた生粋の保守政治家であったとは想像もしなかった。


 正直なところ本書を手に取ったのはたまたま目にしたからであり、とりあえず資料として読んでおくかといった程度の動機しかなかった。しかし、読み進めていくうちに、はじめはまったく興味がなかった本島等という政治家にぐいぐいひきつけられていくのがわかった。


 貧困差別の中から出発し政治家としての道を力強く歩んでいく本島氏。時には、法律の枠を踏み越えてでも弱い立場の人を救おうとする。けっしてスマートでも論理的でもない。時には自らの手を汚すこともいとわない。だが、人間的な情にあふれていて人をひきつける。自民党が長い間政権を維持し続けることができたのは、考え方の違いにはとらわれず本島氏のような強力な人間力の持ち主を多くぬえのように党内に抱え込むことができたからではないかと感じた。


 理屈では人は動かない。ただ、理屈がなければ社会制度を形作っていくことができない。情と理がバランスよく融合した政治家を得る事の難しさ。そんなことを本書を読みながらあらためて考えた。


赦し―長崎市長本島等伝

赦し―長崎市長本島等伝

選挙参謀 (光文社文庫)

| 22:13

 類例が数少ない選挙小説の佳作。短編集。選挙ほど人間の欲望がむき出しになる機会はなく、人を描きたい小説家には面白い題材の一つであると思うのだが、取り上げられることはなぜかあまりない。


 厳密には小説というよりドキュメントだが、自民党大阪府連の選対委員を長く務めた木船実氏を題材にした「選挙の神様」が収録作の中でもっとも強く印象に残った。今では多くの候補者が当たり前に使う桃太郎作戦を発明したアイデアマンであったことや浮動票重視しムードをつくるさまざまな戦術を戦後間もない頃から実践してきたこと、人間心理に対する冷静な目や人の心を掴む行動力を持つ人物であったことなどが紹介されており、数十ページだがもっとこの人物について知りたいと思わせる魅力にあふれる作品となっている。


選挙参謀 (光文社文庫)

選挙参謀 (光文社文庫)

記者クラブ崩壊 新聞・テレビとの200日戦争 (小学館101新書)

| 21:51

 政権交代後過熱化した筆者を中心としたフリージャーナリスト記者クラブ加入メディアとの記者会見開放を巡る戦いのドキュメント。時系列としては、首相会見のオープン化(と言い切っていいのかどうか、まだ課題は多く残されているけど)直前までを取り上げている。書下ろしではなく雑誌連載の記事等を新書にまとめたものだが、それゆえに同時代の臨場感がつまった内容となっていると感じた。記者クラブという既得権益の何が問題なのか理解を深めたい方にはおすすめの一冊。


 筆者が、政権交代実現時にジャーナリストとしてのポリシーを曲げて鳩山総理に直接接触し、記者会見の開放を含め政府の広報体制の改革について提言をおこなっていたということには驚いた。筆者もふれているが、プレイヤーになってはいけないジャーナリストの本分からすれば問題な行動ではあったことは間違いないが、そうした批判をうける事を承知でこの事実を自ら公開した筆者の姿勢には敬意を表したい。


記者クラブ崩壊 新聞・テレビとの200日戦争 (小学館101新書)

記者クラブ崩壊 新聞・テレビとの200日戦争 (小学館101新書)

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