2011-02-27
英語漬け生活の幼稚園 (夢の扉11/2/20放送)
久しぶりに教育でわくわく。
学校法人 マリア国際幼稚園 事務長 庄司日出夫さん 62歳
全員、英語しか話さない幼稚園の環境もすごいが、それよりいいなと思ったのは「英語を教えない」ことと「生活の中から自由な発想で学ばせる」教育方法(フィンランド式)だ。
英語を教えない
この園では、英語は学ぶ物ではない。日本語と同じコミュニケーションをとるための道具だ。日々の上達が、自分の世界を広げ、より生活を楽しくしてくれる。園児たちは英語を学ばず、生活の中で日々身に付ける。
私は、アメリカから幼児用ゲームソフトを取り寄せたり、「よし、今日はこれから英語だけでいってみよう」と宣言し、家庭の中で英語漬けの環境を作ろうと試みたことがある。しかし結果はすぐに挫折。人も、テレビも、本も、壁に貼ってあるものも、日本語にどっぷり浸かっている中で、英語環境を作る難しさを思い知らされた。
生活の中から自由な発想で学ばせる
決まった時間割、カリキュラムは無い。ランチタイムまぎわ、先生がホワイトボードに、マインドマップのような図形を書き出した。中心はランチ。園児たちが発想した物を中心からつないでゆく。さらにそこから別の展開が派生する。園児たちは、それらから色、図形、地理など様々な物を学んでゆく。みんなでやるマインドマップは、展開がスリリングでとても楽しそうだ。「ご褒美なしに、学ぶことそのものが楽しい」。この経験が、自ら学びたいという自主性につながってゆく。
こんなすごい幼稚園をつくった庄司さんだが、さらにすごいプランが進行している。次は理想の村を創ろうとしているのだ。その名も、国際教育村。フィンランド外務省の協力も得ているようで、今後が楽しみだ。
国際教育村 | 対談、マルコ・サーレライネン氏、庄司日出夫氏
庄司さんの肩書きは事務長。現在も、朝の送迎から、昼食の準備、設備のメンテナンスなど、男手の少ない園の裏方として重要な役割を担っている。
「2018年までに世界で活躍する日本人を育てる為の教育環境を作る」がマイゴール。既に卒園生の中には、世界で活躍している人もいる。
私が記憶に残った言葉は、
“辛抱強さと、貧乏強さ”
庄司さんのような試みは、既存の様々なしがらみや慣習が壁となり、実現するまであきらめない辛抱強さが必要だ。実現して軌道に乗るまでは、キャッシュ的に厳しい状況が続く。貧乏強さとは「貧乏を楽しむ」ことだと庄司さんは言う。ただ闇雲にがんばるのではなく、楽しむ余裕がクリエイティブな解決法を生む。その辺に庄司さんの強さがあるように感じた。
これを書いてみようと思ったきっかけは以下。「銀の匙」の授業、受けてみたかった。
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参考リンク