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March-03-2009 [ hear-phone vol.1 ] - asuna

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1:Isengrind, Twinsistermoon, Natural Snow Buildings "The Snowbringer Cult" (students of decay)

2:Area C "Charmed Birds Against Sorcery" (students of decay)

3:Jon Mueller and Jason Kahn "Topography" (crouton)

4:Jim Schoenecker "Rime" (topscore USA)

5:タナカ "tanaka3" (tori label)

米シンシナティを拠点とし、自身もルート・ストラータからアルバムをリリースしているアレックス・カッブによる新興レーベル、スチューデンツ・オブ・ディケイからの2枚組"The Snowbringer Cult"。1枚目はイーゼングラインドとツインシスタームーンが前後半を分け合い、2枚目はその両者によるユニット、ナチュラル・スノー・ビルディングスのアルバムとなっている。いずれも暗黒アンビエント・ドローン&アシッド・フォークな楽曲群だが、全編に渡って聴かれるSolange Gularte嬢による幽玄的で暗鬱な歌声が寂れた叙情性を醸し出している。一方、レーベル最新作であるアレアCの"Charmed Birds Against Sorcery"は、ギターを素材としたスキップ音や持続音が心地良く配置された作品。今後スチューデンツ・オブ・ディケイはジュエルド・アントラーやラスト・ヴィジブル・ドッグの流れを汲むレーベルのひとつとして要注目。次は、先頃コレクションズ・オブ・コロニーズ・オブ・ビーズのメンバーとしても来日していたジョン・ミューラーとジェイソン・カーンによる"Topography"。このデュオによる前作は紙だけ(!)を使った作品だったが、今回は両者とも本来の打楽器を使った演奏となっている。とはいえ、エレクトロニクスの音によってドラムを共鳴させ、それによって得られる振動音の推移をドローンで聴かせたりとやはり一筋縄ではいかない作品。同じくコレクションズ・オブ・コロニーズ・オブ・ビーズのメンバーでもあり、トップスコアやレンジといった電子音響中心のレーベルを運営しているジム・シューネッカーのソロ作"Rime"は、様々なパルス波が淡々と切り替わってゆくまさにタイトル通りの作品。最後は、2004年以来リリースが途絶えていた鳥取のトリ・レーベルから突如発表されたタナカによる新作"tanaka3"。儚くもドリーミーな歌曲のタナカ節は健在。CDは今のところホームページ(http://www2.ocn.ne.jp/~toriweb/)と、トリ・レーベルの盟友ボルゾイの前垣氏が先月から鳥取市にてスタートさせたばかりのレコード店、その名も『borzoi record』にて入手可能。






□ ASUNA

『ヒアホン』第一号への寄稿文より転載。(2009.03.03)