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Apes! Not Monkeys!  本館

2016-12-05

[]とりあえず蒲焼きの絵をツカミに使うのやめろ

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12月1日に放送されたクロ現+の「“白いダイヤ“ウナギ密輸ルートを追え!」なんですが、番組の冒頭が公式サイトからのスクショに映ってる蒲焼きの映像でしたね。

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取材のテーマそのものは至極真面目なのに、まるで「ほら、美味しそうですね」と言わんばかりの蒲焼きの絵は必要ですかね? どうせなら土用の丑の日にスーパーで山と積まれているパックのウナギとか、ファーストフードチェーンのウナギポスターとかの絵にした方が、番組の趣旨にはかなうんじゃないですか?

2016-11-27

[]「冤罪弁護士」

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「無罪」獲得「14件」。その実績に他の弁護士は「異常な数字」「ありえない」と舌を巻く。“えん罪弁護士”の異名を持つ今村核(いまむら・かく)は、有罪率99.9%と言われる日本の刑事裁判で20年以上も闘ってきた。過去に取り組んだ放火事件や痴漢事件では、通常裁判の何倍もの労力をかけて科学的事実を立証し、矛盾や盲点、新事実の発見からえん罪被害者を救った。自身の苦悩を乗り越え、苦難の道を歩み続ける男に迫る。

虚偽自白のある事件がとりあげられるかどうか現時点ではわかりませんが、冤罪一般に関連するエントリのために「自白の研究」タグを用いています。

番組視聴後、追記する予定です。


追記:これは番組のコンセプトそのものによるのでしょうが、刑事裁判における検察と弁護側の圧倒的非対称性(番組中の放火事件の場合でいえば、弁護側はカンパを募って燃焼実験をせざるを得なかったことなど)を今村弁護士個人(と有志支援者)の頑張りで埋め合わせていることが美談として扱われています。そうすると、刑事司法のあり方について問題意識のない視聴者は「いや〜、エライ人もいるものだね」とか、(番組の最後に扱われた痴漢冤罪事件の一審有罪判決について)「ひどい裁判官もいたもんだね」といった感想で終わってしまいかねないのではないか、という危惧もいだきました。

「人物」にスポットを当てつつきちんと「構造」を描くのはなかなか簡単なことではないのでしょうが。

2016-11-15

[]掲示板移転のおしらせ

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長年、まったりとご利用いただいております掲示板、ニフティのホームページサービス終了により一時的に利用不可能になっておりましたが、下記に移転して再開しました(「リンク集」からもアクセスできます)。この機会に CGI も更新しました(これまでしてなかったのかよ!)。今後とも、のんびりとよろしくお願いいたします。

http://apesnotmnnkeys.my.coocan.jp/combbs/combbs.html

[]寺神戸亮、『J・S・バッハ 無伴奏チェロ組曲(全曲)』(旧ブログ記事サルベージ)

(旧ブログに2008年10月19日に投稿したものです)

バロック・ヴァイオリン奏者の寺神戸亮が無伴奏チェロ組曲? 『レコード芸術』の6月号などをご覧になった方はすでにご存知だろうが、この録音はシギスヴァルト・クイケンの依頼で日本在住の弦楽器作家、ドミトリー・バディアロフ氏が制作した「ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ」を用いて演奏されている。現代のヴィオラよりさらに大きめの、しかしヴァイオリンやヴィオラのように肩に掛けて弾く楽器である。バッハの無伴奏チェロ組曲が実はこの楽器を想定して作曲されたのではないか? という問題については附属のリーフレットで寺神戸氏自身が解説している。通常のチェロ(やヴィオラ・ダ・ガンバ)に比べると小ぶりであるにもかかわらず音域は同じで、ということは使用する弦が問題になるわけで、『レコード芸術』でのバディアロフ氏のインタビューでもやはり、弦の復元に苦労した旨が語られていた。

[]「シギスヴァルト・クイケン“オリジナル楽器で聴くバッハ”」

なんで10年近く前の記事をサルベージしてきたか、というと……。

先日 NHK BSプレミアムの「クラシック倶楽部」で「シギスヴァルト・クイケン“オリジナル楽器で聴くバッハ”」をやっていたので録画しておいたんですが、これが上の記事で言及しているヴィオロンチェロ・ダ・スパッラでの演奏だったんですね。でもいかにも演奏が難しそうな楽器なので仕方ないんでしょうが、録画を見てみるとところどころ演奏ミスがあって。CD出てるなら買ってみようかな、と思った時点では上の記事書いたこと完全に忘れてたんですが、クイケンのCD探している過程で「あれ、なんかすでに持っていたような?」と思いだした次第です。

ちなみにクイケンの演奏も2009年に録音したものがCDになってました。

2016-10-30

[]起てよ! 全国の生活保護不正受給バッシャー!

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追徴税額は120億円だそうですぞ! どう考えても生活保護の不正受給摘発に金使うよりコストパフォーマンスがいいです。金持ってる「1%」に調査リソースを集中すればいいんだから!

関連エントリ

http://d.hatena.ne.jp/apesnotmonkeys/20130420/p1

http://d.hatena.ne.jp/apesnotmonkeys/20121117/p2

http://d.hatena.ne.jp/apesnotmonkeys/20120106/p1

通りすがり通りすがり 2016/10/30 08:28 すでに一般的な人よりはるかに多額の税金を払った上で、ズルして納税額を減らそうとしている金持ちと、一銭も払ってない上にズルして金をもらっている乞食じゃ、前者の方がそれなりに社会に貢献しているんだからマシだろ。一緒にするな!

apesnotmonkeysapesnotmonkeys 2016/10/30 14:35 期待通りの臣民コメント、ありがとうございました!
生活保護受給者が消費税を免除されているというのは初耳でした! 勉強になります!

2016-10-23

[]検察の悪あがき

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 2014年3月に静岡地裁の再審開始決定で釈放された袴田巌さん(80)の即時抗告審で、東京高検は21日までに、長期間みそ漬けしたシャツの血痕のDNA型鑑定について、新たな実験を基に「不可能」とする大学教授の意見書を東京高裁に提出した。

(後略)

このシャツとともに発見された“履けないズボン”をめぐっては、袴田さんに有利な証拠を捜査当局が長らく隠蔽していたということが明らかとなっており、原審における検察の主張の破綻は明確になっています。こうした事情も踏まえて2014年3月の静岡地裁の決定は「最重要証拠であった5点の衣類が,袴田のものでも,犯行着衣でもなく, 後日ねつ造されたものであったとの疑いを生じさせるもの」と判断したわけです。いまさらDNA鑑定についてのみ、しかも「袴田さんが犯人ではないことを示す鑑定は不可能」という消極的なかたちでのみ反論したところで、再審開始決定の命令を覆す理由にはなりません。こんなものに2年半の年月と税金を費やしてきたこと自体、国家犯罪のうえに犯罪を積み上げる所業だと言わねばなりません。


また第三次の再審請求申し立てが行われている大崎事件についても、証拠隠しが強く疑われる展開になってきました。

これまでの協議で、検察側は、警察が捜査の初期段階で事件現場の状況などを撮影したネガフィルム46本を開示していましたが、弁護側は、このほかに欠番で存在しないとされていた1本のネガフィルムについても改めて探して開示すよう求めていました。

これを受けて、警察が当時、捜査を担当していた志布志警察署を捜したところ、欠番とされていたネガフィルムが写真室で見つかったほか、同じ場所でこれとは別のネガフィルム17本が発見されたということです。

( http://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/5053549551.html )

「写真室」で見つかったそうですよ! しかも18本も! こんなものを長年探し損なっていた警察がアゲた容疑者が犯人だ、なんて信じられますか?