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Apes! Not Monkeys!  本館

2010-01-05

[]臭いによる排除に抗して

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年末年始は(宅配の)新聞をろくに読んでなかったので今日になって気づいたのだが、朝日新聞(大阪本社)朝刊で元旦から「探嗅」と題するシリーズが始まっており、その第4回である1月5日分は「路上で消臭 生きるため」という副題でホームレスの「臭い」をめぐるいくつかの情景を描いている。もちろん、以前にネットでも話題を集めた「図書館」も登場する。

 大阪・梅田近くの公園に住んでいた男性(24)は、図書館での苦しい思いを忘れない。

 (中略)

 昨夏――。あてもなく歩き回り、あちこちトイレで時間をつぶした。限界だった。体を休めたい。たどり着いたのが、図書館。新聞の求人欄を見たかったし、阪神タイガースの結果だって気になる。

 学生や主婦らの視線が突き刺さった。絶えられず、その場を離れた。心当たりは、においしかない――。

 「僕のハートは、そんなに強くない。迷惑をかけてるとわかったから」。人が集まる場所を避けるようになった。「人としゃべられへんつらさ。孤独が一番、しんどい」

図書館近くで自立歩行もできない状態で保護されたとき、食費を切り詰めてまで服の洗濯を心がけていたのか、介抱した図書館職員がホームレスだとは(後で事情を聞くまで)わからなかったというケースも紹介されている。まさに「生きるため」の「消臭」。

他方で、「においが差別を助長する」という問題意識からホームレス支援に取組んでいる団体のことも紹介されている。

Bill_McCrearyBill_McCreary 2010/01/06 21:58 今年もよろしくお願いします。

私もこの記事を読んで強く印象に残りました。図書館で少年とホームレスがトラブルを起こして殺人沙汰になるなんて話もありましたし、においだけでなくさまざまなトラブルが図書館とホームレスとの間にあると思います。図書館が、ホームレスの一つの待避所になっているという実態をあらためて考えました。

apesnotmonkeysapesnotmonkeys 2010/01/06 22:27 Bill_McCreary さん

こちらこそ、よろしくお願いいたします。

このニュースに関連することとして文科省のこういうプレスリリースがありますね。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/kaientai/1288360.htm

>においだけでなくさまざまなトラブルが図書館とホームレスとの間にあると思います。

これは

>図書館が、ホームレスの一つの待避所になっているという実態をあらためて考えました。

とおっしゃっているように、諸々の公共施設(社会福祉関連の施設も含めて)のうちホームレスの人々にとって図書館がもっとも利用しやすいものとなっているという現実があって、それゆえ図書館がそうした問題の顕在化しやすい場所になっている、ということなのでしょうね。

mimonmimon 2010/01/10 00:40 何年か前、滋賀県の野洲から神戸の自宅に帰る時に、混み合った新快速の中で、不思議と一つだけ空いている席がありまして、座りたくて行ってみますと、隣がホームレスの人でした。
少し、躊躇しましたけれども、隣に座りました。かなり臭いましたが、2時間も電車で立ったままの事と比べれば、我慢できる範囲でした。
最近の人は、どうして臭う人を容認できないのか、不思議です。確かに、タマネギの腐ったような臭いとかですと、警戒臭ですから、生理的に受け付けないのは、わかりますけれども、普通に不潔なだけの臭いなら、私は、我慢できます。
横道ですが、その人は、基本的に無言(一人だから当たり前か)だったのですが、時々、「あぁー」と声を出して泣いていました。勝手に想像しますと、身近な方を亡くされて、参列するために、なけなしの千円札で電車に乗ったのではないでしょうか。
確か、大阪駅で下車なさりました。

apesnotmonkeysapesnotmonkeys 2010/01/10 13:28 mimonさん

嗅覚は情動との結びつきが強いので「気になる」ことを否定しても仕方がないとは思いますが、図書館や電車は普段“見ないことにしている”ホームレスの存在を否応なく意識させられるので過敏に反応する、ということがあるのかもしれませんね。

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