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2012-04-16

[]袴田事件、再審開始なるか?

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 1966年に静岡県清水市(現静岡市清水区)で起きた強盗殺人「袴田事件」の第2次再審請求で、検察側推薦の鑑定人が行ったDNA型鑑定結果が16日、公表された。証拠の衣類に付着し袴田巌(はかまだ・いわお)死刑囚(76)のものとされた血痕と、袴田死刑囚本人とのDNA型について「完全に一致するDNAは認められなかった」とした。弁護団が明らかにした。弁護側推薦鑑定人は既に「不一致」と鑑定している。

(後略)

弁護側推薦の鑑定人とはニュアンスの異なる鑑定結果ではありますが、それでも確定判決の事実認定を揺るがす鑑定結果であるようです。裁判所が一刻も早く判断を下すことを期待したいです。

Bill_McCrearyBill_McCreary 2012/04/17 21:01 ある意味当たり前な鑑定結果なのでしょうが、拘置所の中で完全に精神を病んでいるとされる袴田氏のことを考えると、気の毒でなりません。裁判所は早急に再審決定をしてほしいし、また一刻も早く保釈して治療がなされなければならないでしょう。なにしろ、事件のあった年に生まれた人がことし46歳ですから…。

apesnotmonkeysapesnotmonkeys 2012/04/18 09:47 Bill_McCreary さん

>拘置所の中で完全に精神を病んでいるとされる袴田氏

日本の死刑制度が抱えている大きな問題ですね、これは。死刑囚の処遇については、必要最低限の制約しかおこなわず、交通接見なども最大限に保証するのが筋なのに、執行までの処遇がすでに「罰」になってしまっていると思います。
死刑廃止に踏み込めないまでも、せめて死刑囚の処遇の抜本的な変革くらいはしてもらいたいものですが、いまの法務大臣では無理でしょうねぇ。

rawan60rawan60 2012/04/18 14:28 >日本の死刑制度が抱えている大きな問題ですね、これは。

先日日曜の「ETV特集」は辺見庸さんと、三菱重工ビル爆破事件(1974年)の大道寺死刑囚の交流から現在を論じたもので、タイトルは「失われた言葉をさがして 辺見庸 ある死刑囚との対話」でしたが、この番組のタイトルは当初「ホルマリン漬けの時間〜作家辺見庸と元過激派死刑囚の対話」の予定だったようです(テレビ雑誌の記載はそうなっています)。

Dr-SetonDr-Seton 2012/04/19 21:08 ども。地元民として関心を持っていた事件だったので、ようやく再審への扉が開かれるかと期待しております。
それにしても、ここまで来ても検察側の態度がひどいですね。「鑑定法の検証が必要」とか言ってますけど、それはもちろん当然ではあるのですが、もともと、この「血痕のある衣類」が有罪の決め手となったわけですから、揺るぎ無い証拠である必要があったはずです。検察側が弁護側に立証の責を擦る構図はこれまでも見てきたわけですが、死刑判決を受けて長期間拘留されている袴田さんの事を考えると、日本の司法のあり方に改めて怒りを覚えますね。
話は変わりますが、袴田さんでも被害者一家のものでも無い血痕だとしたら、静岡県警が証拠捏造を本当にやった、という事になるわけですね。間違いでは済まない問題になりそうです。

apesnotmonkeysapesnotmonkeys 2012/04/19 21:19 rawan60さん

その番組、録画したのですがまだ見てません。いずれ、改めて。

Dr-Seton さん

>検察側が弁護側に立証の責を擦る構図はこれまでも見てきたわけですが

再審の場合、弁護側に新たな証拠を提示する責があるのは原則ですが、この事件の場合検察側の立証にあまりにも疑問点が多いことが指摘されてきたわけですからね。人の命のかかったことでこれだけ悪あがきをするのは、衝動的な殺人なんかよりもはるかに「人殺し」の名に値するんじゃないかと思います。

>袴田さんでも被害者一家のものでも無い血痕だとしたら、静岡県警が証拠捏造を本当にやった、という事になるわけで

発見の経緯がそもそも怪しいですからね。国会で特別委員会をつくるに値する問題だと思います。

chada_5chada_5 2012/05/14 00:54 Apemanさん

ここでApemanさんに質問するのは筋違いかもしれませんが
もしよろしければ浜田 寿美男の『自白の研究』について教えていただきたいことがあるのです。
この本は2005年に新版となった際に座談会の部分が追加されたようですが(アマゾンの記述からです)
その他に大きく変わったところ、または追加された章などは有るのでしょうか?
自白の研究 新板 もくじ
http://www.kitaohji.com/books/mokuji/m2450.html
(上記のサイトを見る限りでは新版の序と座談会が追加されたのみには見えます。)

新版を新品で買ったほうが著者にとって良いことは分かっているのですが
なにぶん価格が高いもので…。

apesnotmonkeysapesnotmonkeys 2012/05/14 08:04 chada_5 さん

いま手元に旧版がありませんのできちんと比較したわけではありませんが、「新版の序」の後に加えられた1ページの「新版のための補註」を見る限り、大きく書き換えたり追加した章はないと思います。ですから、旧版当時とは事情が変わっている事件があることなどを念頭においてお読みになるのであれば、旧版でも特に変わりはないと思います。

>なにぶん価格が高いもので…。

たしかに……(^^;

chada_5chada_5 2012/05/14 20:17 Apemanさん

ありがとうございます。
「新版のための補註」も有るのですね。
うーむ、新版と旧版どちらが良いか少し考えてみます。
>旧版当時とは事情が変わっている事件があることなどを念頭において
まずこれが自分には分からない可能性も有りますので。

apesnotmonkeysapesnotmonkeys 2012/05/14 20:54 chada_5さん

>「新版のための補註」も有るのですね。

でもこれ、1ページだけです。例えば旧版刊行当時、甲山事件は“一審無罪→二審で差戻し→弁護側が上告”という状況だったのに対し、新版刊行当時はかくかくしかじかの経緯を辿ったうえで無罪が確定、といったことが書いてあります。その他もネットなどで調べられることだと思います。
旧版なら近所の図書館にあるとか既にお手元にあるということでしたら、無理に新版を購入されることはないと思います。旧版の古書と新版とを比較検討されているのでしたら、価格差を chada_5さんがどうお考えになるか次第だと思います。
なお、座談会部分は2段組みで40ページ以上とかなり分量がありますが、『法学セミナー』誌の1993年1月〜3月号に掲載されたものの転載ですので、ご近所の図書館で閲覧や複写が可能ならそれですませるという手もあります。

chada_5chada_5 2012/05/14 23:36 Apemanさん

重ね重ねありがとうございます。
言われてみれば確かに未決の事件ならばネット検索すれば経過は分かりますね。
旧版の古書と新版とを比較検討してどちらを購入しようかと考えていたところでした。
(近場の市立図書館には蔵書が無く、価格差も結構有ったので)

>『法学セミナー』誌の1993年1月〜3月号に掲載されたものの転載
雑誌名と号数を教えていただけて大変助かります。
最寄りの大学図書館に収蔵されていることを確認したので複写しに行こうと思います。
山の上に在るので億劫ですがこういう機会に利用しないと損ですね。
秦郁彦の田母神史観批判論文とか雑誌系は大学にしか配布されないことがしばしばですし。

というわけで先程、旧版の古書を注文致しました。
ご相談にのっていただいて大変助かりました。
ありがとうございます。

apesnotmonkeysapesnotmonkeys 2012/05/15 11:58 chada_5さん

>秦郁彦の田母神史観批判論文とか雑誌系は大学にしか配布されないことがしばしばですし。

ご存知かもしれませんが、秦さんは今年の4月に新潮新書から『陰謀史観』という本を出してます。私はまだざっと立ち読みしただけですが、田母神批判をカバーしていました。過去に紀要に書いた論文が利用されてる可能性は高いと思います。

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