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Apes! Not Monkeys!  本館

2017-11-14

[]控訴審で証拠としてもよいくらいの仰天記者会見

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すでにはてブで簡単にコメントした件ですが。

  • 京都新聞 2017年11月07日 「「理解追いつかず」 青酸事件で裁判員会見、専門家求める声」

 長期審理だったが、女性裁判員は「評議や意見交換の機会があり、心理的・精神的負担は少なかった」と振り返った。青酸を用いた犯行手口から、証人尋問などで化学の専門用語が飛び交った。「理解が追いつかず質問も浮かばなかった。素人にも分かりやすい言葉で説明してほしかった」と言及した。

 被告の認知症については「病状の判断に関して複数の証人が必要だったかもしれない」「認知症の専門家が公判を傍聴し、意見を聞く機会があれば判断は変わっていた可能性もある」などの声が上がった。

 裁判では裁判員の負担軽減のため法廷に提出される証拠が絞られた。しかし、「被告の通帳も出てこず、借金がいくらあったのか最後まで分からず疑問が残った」「審理時間が掛かっても出せる証拠は全て出してもらい、判断したかった」と述べた。

(http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20171107000190)

死刑判決に自信がないと言っているも同然の会見内容です。特に気になるのは、審理の場ではこのような意見を表明できない雰囲気が醸成されてしまっていたのではないか、という点です。裁判員裁判という制度そのものの根幹が揺らいでいるのではないでしょうか。

Bill_McCrearyBill_McCreary 2017/11/23 10:42 仰せの通り、これでは怖くて死刑判決に賛成できませんね。

>理解が追いつかず質問も浮かばなかった。素人にも分かりやすい言葉で説明してほしかった

陪審制もそうでしょうが、これでは裁判員裁判なんて危険でしょうがないとしか言えないでしょうに。

>裁判では裁判員の負担軽減のため法廷に提出される証拠が絞られた。

けっきょくこれって、裁判の低コスト化以上の話じゃないですよね。有罪・無罪を争っている裁判でこれでは目も当てられません。

だいたいそうなるんじゃないかなと予想していたことですが、これが裁判員裁判の現実ということでしょう。

ところでこれとは別ですが、こういうことは困りますよね。刑事裁判の黙秘権をマスコミが批判するのではお話になりません。

http://www.asahi.com/articles/ASKCQ63QHKCQTIPE03H.html

前に、拙ブログで、例の名古屋の闇サイト事件の被告人について、とあるコメンテイターが

>>このままで行くと本当に死刑になると言われて慌てて謝罪の言葉を 口にしたと考えるのは自然です。

と書いたので、

>まあ、これは仕方ないでしょう。人間ですから、仮にそうであっても非難してもしょうがないでしょう。

とたしなめたことがあります。家族とか検察がそういう非難をするのならまだしもマスコミや善意の第三者がそんなこと言うべきでありません。もっとも、秋葉原の通り魔事件で検察が被告人に謝罪を求めたことがあり、なら謝罪したら死刑でなくなる可能性があるんかよと思ったこともあります。どっちみち死刑というのは半生とかを一切超越した刑罰ですから、要求するのも馬鹿らしい話です。

http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/de6774e927df9c5848ef08a0938fc9c6

http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/8ea9827ed7a9018d739da712e7f0991d

apesnotmonkeysapesnotmonkeys 2017/12/06 12:51 Bill_McCreary さん

刑事裁判に市民の視点をというのであれば、法曹一元化して弁護士経験者を裁判官にするようにした方がよほど良いと思いますね。

>どっちみち死刑というのは半生とかを一切超越した刑罰ですから、要求するのも馬鹿らしい話です。

実際、「死刑だから反省しない」と言った死刑囚がいますね。

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