録画していてこの事態

 4月に大津地裁で開かれた殺人未遂事件の裁判員裁判で、滋賀県警の取り調べが「どう喝に準ずる」として、検察側が証拠提出した警察官調書を一部撤回していたことが9日、関係者への取材で分かった。取り調べは録音・録画されており、可視化された証拠書類の不採用は珍しいという。
(中略)
 伊藤寛樹裁判長は「威圧し、どう喝に準ずるほどの言葉で、警察官が欲する答え以外の供述をするのが著しく困難だった」と指摘し、検察側は証拠提出していた警察官調書を一部撤回。地裁は、検察官調書も証拠採用しなかった。
(後略)

録画されていて、場合によっては裁判で録画が証拠になることがわかっていてこれなんですから、可視化されていない取り調べで一体何が行われているか、想像に難くないですね。