エンジニアの未来サミット0905 レポート


エンジニアの未来サミット0905】に参加してきました。
こういうイベントは初めてだし、エンジニアなりたてだし、正直「ふ〜ん」「へ〜ぇ」って聞いてるだけでいっぱいいっぱいだったのですが。笑
レポートというよりは、本当にただの感想になってしまいそうだけれど、せっかくなので簡単に書こうと思います。

第一部: おしえて! アルファギーク ─エンジニアが幸せになる方法

核は、「かつて企業の内側にあった技術がどんどんオープンになっている」という時代の変化のお話。
昔は企業に入らないといじれなかった技術なんかも、現代はやる気さえあれば個人でできちゃうわけですね。
ここには「集団」と「個」っていう概念があって、なんだか、神学から科学へと遷移したかつての西洋に想いを馳せてしまいました。何じゃそりゃ。


でも、それだけじゃないよなぁ。
確かに技術は「個」の手の中に落ちてきているのだけれど、その個と個をつなぐ輪、あるいは平地の土台みたいなものを感じました。
私なんかは、職種を軸にいまの会社を選んだわけではなくて(プログラマに興味はあったけれど)、『エンジニアで在ること』はあくまで手段にすぎません。
で、これってすごく稀なことだと、私の中では思っていたのです。
要するに、「世のエンジニアの多くは、エンジニアで在るためにエンジニアをやっているのだろう」という勘違いを抱いていたのです。


今回、その勘違いに気づけました。
企業に属しているとかいないとか関係なく、「人の役に立つからやる」とか、「みんなで学んでいこうよ」みたいな、すごくソシアルな空気を感じられたなぁと思います。
エンジニアとしてはヒヨッコな私ですが、これは、もう、ブログくらいは書かなきゃだめねと(笑)。

第二部: 弾 vs. 個性派エンジニア ─サバイバル討論

こちらはもう少しカジュアルな感じで、純粋に、いろんな考えや意見を聞けて面白かったなと思います。
中でも、これはエンジニアのマインドとして学んだことなのですが、

  • アウトプットを前提としてやる / 先に「やります!」って言っちゃう
  • 自分の仕事の金銭的価値を理解する

という2点が個人的に印象に残りました。


いま私が担当している案件は、直接数字やコスト削減につながるものではありません。
いわば、お勉強させてもらっている状態です。
「とは言え研修じゃないからケーススタディになりがちだし、残業して成果物を早く仕上げるほうがいいのやら、数字にならないんだから早めに帰ったほうがいいのやら」状態です。


現状としては、「今は時間をかけてでもいいコードを書く練習がしたい」というのが本音で、実際に会社もそれを許してくれています。
ただ、それは無期限じゃない。
それこそ、自分の仕事(=勉強=会社からしてもらっている投資)の金銭的価値を意識しなくちゃいけませんね。
なので、積極的に難しいものに挑戦させてもらうとか、同じところで二度ハマらないように記録を徹底するとか、些細なことだけれど、そういうところで成長スピードを高めていくのがいいのかなぁと。

まとめ

今回はかなり受動的な参加となってしまいましたが、それでもこうやって事後にあれこれ考えるきっかけになってよかったです。
せっかく当選したんだから、何かしら自分にリターンあげなきゃ意味がない。
次に何か参加するときは、読者の皆さんにも有益な記事が書けたほうがいいよね・・・というのが反省点です。


m(_ _)m