オヒナサマとオホスサマとトキメキと。
明かりをつけましょ、ぼんぼりにぃ〜。
ほんのり酔いながら歌ったオヒナサマの唄。
年に一度のオヒナサマ。
年々、出会うのがとっても嬉しい。
この時期、必ず思い出す言葉。
桃の花は、7歳の女の子。
まっすぐに伸びて、可愛らしさ愛くるしいさまを惜しげもなくみせてくれる。
桜の花は、20代の女性。
あっと目を奪われるほど、華やかであっという間に過ぎていくそんなさま。
ぼけの花は、30代の女性。
可愛らしい花をつけながらも枝に棘を持ち、その枝はまだどちらへも伸びていく。
梅の花は、70代の女性。
ゆきがチラチラ舞う頃に、真っ白い髪をした女性が凛と着物をきて静かに佇む様。
これから出会うさまざまな出来事。
また来年、オヒナサマに出会う頃、思い出すのだろな。
我が家の庭に白と黄金色のオホスサマ。
キラキラ輝く。
瞬きに魅せられて横切る度に、ついつい手もでる、口も開く。
そんなわけで、こっぱれの大好きな黄金色のオホスサマは、ホシアガル前に、消えてなくなる、ナガレボス。
来年は、もう少し沢山作ってみようかなぁ。
週末の土日にこっぱれが一年間目指してきた、大切なバレーボールの試合がありました。
わたしとしては、初めてのわりと大きなスポーツの試合観戦。
あぁ、そして。
わたしは、わたしは大いに感動して帰って参りました。
なんだろうな。
たくさんの子どもたちが集まった、あの空気。
みんなまっすぐに、仲間を信じて応援してて、
緊張にも向き合って、
泣いたり笑ったりしてる。
「おちついて」「いいよいいよ」
「がんばれ」「わらって」
「どんまーい」「ナイース」
その姿に見てるおとなもどんどん変わっていく。
まっすぐまっすぐ伝染していく。
そしてわたしも子どもたちを精一杯応援しながら、
「おい!お前もだぞ!いいんだぞ、いいんだぞ。持ち場を守れ〜」
って、自分も応援する。
オヒナサマに出会えて、オホスサマがお腹の底で瞬いて、子どもたちの笑顔と声に、トキメキを感じた週末でした。