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2009年12月16日

121609

運動は大腸がんの予後に良い

運動するとがんになるリスクが低下することは知られています。ではがんの診断を受けた人が運動したら、良い効果が得られるのでしょうか。

ハーバード大の研究者らが、大腸がんの患者についてそれを調べました

1986年から大腸がん(ステージI〜III)の診断を受け、転移のない668例の男性が対象となりました。

20年観察するうちに、258人が亡くなりました。そのうち88人は大腸がんが原因でした。

患者さんの50.4% が週あたり18 MET1以上の運動をしていました。運動が増えるほど、大腸がん関連での死亡率は減り(P=0.002)、理由を問わない死亡率も減りました(P<0.001)。

週あたり27 MET以上の運動をしている人は、3 MET以下の運動しかしない人に比べると、大腸がん関連の死亡リスクは半分以下の47%でした。

年齢、がんのステージ、がんの場所、肥満度、診断<前>の運動程度には関わりなく、とにかく診断<後>に運動した人は予後が良いという結果でした。

1 MET: Metabolic Equivalent Task。1時間続けたときの運動量をあらわす単位(休んでいるときを1とする)。
(目安の例) 1MET=テレビを見る。2MET=とても遅い歩行。3MET=とても遅いサイクリング。4MET=レジャーのサイクリング。5MET=ダブルスのテニス。6MET=よく走るダブルスのテニス。7MET=ジョギング。8MET=早いジョギング。(詳しくはこちら

(last updated 12/17/2009 H)