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米国統合医療ノート RSSフィード

2010年03月10日

031010

抗酸化ビタミンとアトピー

今日は韓国からの研究です。180人のアトピー性皮膚炎の子供(平均年齢5.3歳)と242人のアトピーで無い子供(平均年齢5.2歳)が対象になりました。

食生活についてアンケート調査を行い、食事からの抗酸化ビタミン類(レチノール、アルファトコフェロール、ベータカロテン、ビタミンC、ビタミンE)の摂取量を推測しました。また空腹時に採血を行い、血清中の抗酸化ビタミン類を測定しました。そして食事からや血清中の抗酸化ビタミンの量と、アトピー性皮膚炎の関係を分析しました。

食事からの抗酸化ビタミン類の摂取が多いほど、アトピー性皮膚炎のリスクが低いことがわかりました。

摂取量により5段階に分け、最大群と最小群を比較すると、ベータカロテンの摂取が多いとリスクは0.44倍になりました。ビタミンEの摂取量でも同様にリスクは0.33倍と低くなりました。葉酸では0.37倍、鉄では0.39倍と低値を示しました。

血清中の濃度との関係で言えば、アルファトコフェロールとレチノールで、血清中の濃度が高いほどアトピーのリスクは低くなりました。

ビタミンCは摂取量でも血清中の濃度でも、アトピー性皮膚炎の間には明確な関係は見られませんでした。サプリの摂取も関係はありませんでした。

ビタミンEとベータカロテンでは、血清中の濃度よりも食事からの摂取量のほうがアトピーのリスクとの関係は深いことがわかりました。

サプリの前にまず基本は食事ということですね。抗酸化ビタミンの多い食事とは、つまり野菜と果物をたくさん食べることです。血清中の濃度と相関が低い理由はよくわかりません。

(last updated 3/11/2010 H)

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