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2011年08月11日
赤身の肉・加工肉は糖尿病のリスクを高める
赤身の肉や加工肉と2型糖尿病の関係について、ハーバードの研究者らが調べました(ソースはこちら)。
==要約==
対象になったのは医療専門家の追跡研究(1986−2006年)の男性37,083人、看護師の健康研究I(1980−2006年)の女性79,570人、看護師の健康研究II(1991―2005年)の女性87,504人でした。食事は調査アンケートで調べ、4年ごとにアップデートしました。
4,033,322人・年の追跡期間のあいだに13,759人が2型糖尿病を発症しました。
年齢、肥満度(BMI)、その他の生活習慣や食習慣のリスクが公平になるように調節した上で、赤身の肉や加工肉と糖尿病の発症とのあいだの関連を検討しました。
すると3つの対象グループのどれにおいても、赤身の肉と加工肉の摂取は2型糖尿病の発症と正の相関がありました(どれもP-trend<0.001)。
3つの対象グループを合わせて解析すると、未加工の、加工した、または合計の赤身の肉の摂取は、1日に1回分(serving)増えるごとに、2型糖尿病のリスク(ハザード比)はそれぞれ1.12倍、1.32倍、1.14倍ずつ高めることがわかりました。
この結果は別に行った論文のメタ解析(442,101人の対象者、28,228人が糖尿病)でも確認されました。すなわち相対リスクは、未加工の赤身の肉100g食べるごとに1.19倍、加工した赤身肉50g食べるごとに1.51倍に増加するということがわかりました。
もし赤身の肉1回分/日をナッツや低脂肪乳製品や全粒穀物に置き換えることができれば、2型糖尿病のリスクは16-35%低下するものと推測しました。
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赤身の肉や加工肉は、がん(こちら、こちら、こちら)や心臓病、糖尿病などのリスクを高める、という研究を前にもご紹介しました。
赤身の肉とは、牛、豚、羊、鹿、鴨の肉など、見た目の赤っぽい肉全般を指します。霜降りの牛肉も赤身の肉です。加工肉とは、ハム、ソーセージ、ベーコン、コンビーフなどです。
(last updated 8/11/2011)